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間話ー②
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間話:緋明花と式神 (2)
今から3年前の、夏。緋明花は床に招喚用の陰陽術の陣がかかれた部屋に居た。部屋の中には、緋明花以外誰もいない。とゆうか、術者以外緊急時以外は入れないよう強力な結界が張ってある為、入ることができないのだ。
緋明花「カラリンチョウカラリンソワカ...カラリンチョウカラリンソワカ...我が血、我が喚び出しに応じ我が眷属よ、疾くその姿あらわしたまえ。」
緋明花がそう言うと、部屋中が熱気に包まれた。そう、まるで火の側のような熱気だ。
だが、緋明花は自身に身固めの術(自分や他者の身を守るための術)をかけているため、何ともない。
「あなたがわたしのご主人さま?」
緋明花「そうよ。」
そうして、熱気の中心から現れたのは...
火色の髪と赤い羽をもつ中学生~高校生くらいの少女だった。
。
「はじめまして!わぁ!女の子の主ははじめてだよ!あ、緋明花様ですよね、姫さまって呼んでもいい?」
緋明花「いいよ。よろしくね。」
「あ、新しい生がはじまるから、ぜひ姫さまに名前をつけてもらいたいな!」
緋明花「じゃあ、火に蘭で火蘭(からん)は?」
「火蘭からん!いい響きですね!」
こうして火蘭は緋明花の式神となった。
今から3年前の、夏。緋明花は床に招喚用の陰陽術の陣がかかれた部屋に居た。部屋の中には、緋明花以外誰もいない。とゆうか、術者以外緊急時以外は入れないよう強力な結界が張ってある為、入ることができないのだ。
緋明花「カラリンチョウカラリンソワカ...カラリンチョウカラリンソワカ...我が血、我が喚び出しに応じ我が眷属よ、疾くその姿あらわしたまえ。」
緋明花がそう言うと、部屋中が熱気に包まれた。そう、まるで火の側のような熱気だ。
だが、緋明花は自身に身固めの術(自分や他者の身を守るための術)をかけているため、何ともない。
「あなたがわたしのご主人さま?」
緋明花「そうよ。」
そうして、熱気の中心から現れたのは...
火色の髪と赤い羽をもつ中学生~高校生くらいの少女だった。
。
「はじめまして!わぁ!女の子の主ははじめてだよ!あ、緋明花様ですよね、姫さまって呼んでもいい?」
緋明花「いいよ。よろしくね。」
「あ、新しい生がはじまるから、ぜひ姫さまに名前をつけてもらいたいな!」
緋明花「じゃあ、火に蘭で火蘭(からん)は?」
「火蘭からん!いい響きですね!」
こうして火蘭は緋明花の式神となった。
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