ゲッコウキ

神無月 花

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 地獄のような場所 (2/2) 
「おい!まだ洗濯終わらねぇのか!ほんと仕事がおそいな!」


月夜「すっすみません。」


監視役の男が月夜を怒鳴りつける。


「お前が仕事終わらねぇとおれが飯食えねぇだろうが!他の女中はとっくに昼前の仕事は終わってんだぞ!」

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夜。いつものように一政様のへやへいく。


「月夜です。」


「入れ。」


「失礼します

一政は、月夜が部屋に入ってくるなり月夜の髪を触り、月夜を布団に押し倒した。


一政「俺はお前を抱くのが一日の唯一の楽しみだ。」




ああ。すきでもないひとに毎晩抱かれるなんて。ここは地獄だ。






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