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1章
*I
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ヴェーナの所を訪れた翌日。この日は休日だった為、リアはいつもより遅く目を覚ました。顔を洗い、身支度を整えたリアは、階段を降り、キッチンと食事用テーブルのある部屋まで向かった。
リア「 んー!お母さんのごはんはやっぱりおいしい!」
*****
食事を終えたリアは、食器を片付けると、母親が帰ってきた時の為、夕食を作って外へ出かけた。
リア「ウォルメさーん、こんにちわー」
家を出たリアは、真っ直ぐと城下町に出かけた。城下町についたリアは、〝ウォルメの魔術相談所″と書かれた看板のかかる扉をノックし、その扉を開けた。
ウォルメ「おお、リア。久しぶりじゃね。」
扉を開けると、この店の主である白魔術師のウォルメと目が合った。ウォルメは70歳くらいで、昔は宮廷魔術師として城に仕えていたこともある人物だ。
リアの存在を確認したウォルメは、にこやかに笑むと、リアの元に来てくれた。
リア「お久しぶりです!今日は、ウォルメさんにみてもらいたい事があってきました。」
ウォルメ「そうかね。今は客もおらぬし、ええよ。して、儂にみて貰いたいこととはなんじゃ?」
リア「わたしに、魔術のちからが使えるかどうかをみてもらいたいんです。」
ウォルメ「ふむ。分かった。」
そう言うと、ウォルメはリアの体に手をかざし、もう片方の手で杖を握った。
リア「 んー!お母さんのごはんはやっぱりおいしい!」
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食事を終えたリアは、食器を片付けると、母親が帰ってきた時の為、夕食を作って外へ出かけた。
リア「ウォルメさーん、こんにちわー」
家を出たリアは、真っ直ぐと城下町に出かけた。城下町についたリアは、〝ウォルメの魔術相談所″と書かれた看板のかかる扉をノックし、その扉を開けた。
ウォルメ「おお、リア。久しぶりじゃね。」
扉を開けると、この店の主である白魔術師のウォルメと目が合った。ウォルメは70歳くらいで、昔は宮廷魔術師として城に仕えていたこともある人物だ。
リアの存在を確認したウォルメは、にこやかに笑むと、リアの元に来てくれた。
リア「お久しぶりです!今日は、ウォルメさんにみてもらいたい事があってきました。」
ウォルメ「そうかね。今は客もおらぬし、ええよ。して、儂にみて貰いたいこととはなんじゃ?」
リア「わたしに、魔術のちからが使えるかどうかをみてもらいたいんです。」
ウォルメ「ふむ。分かった。」
そう言うと、ウォルメはリアの体に手をかざし、もう片方の手で杖を握った。
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