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三
火乃家と水之家の次期当主
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新たな出会い
美良に、新たな出会いがあった。
ある朝。
美良『ねぇ。』
美良は小声で鏡に話し掛ける。
鏡「なんだい?美良。」
美良『わたしもう高1よ。子どもじゃないんだから、そんなにくっついていなくても大丈夫だわ。』
鏡「だめだめ。女の子一人じゃ危ないよ。それに、16歳は充分子どもだよ。」
鏡は、思いきり顔を美良に近ずけた。
美良『///こっ、こっ、子ども扱いしないでよっ!////それに、顔が近すぎるわ!////』
美良は、顔を真っ赤にした。巫女でありお嬢様の美良は、身内以外の異性に顔を近ずけられることに慣れていないのだ。
「君、 鏡 美良さん?」
美良は少年に声を掛けれた。
美良「そうですが。」
声のした方を見ると、美良より2歳程年上にみえる少年が立っていた。
少年「俺、火乃 鏡也(きょうや)!よろしくな!」
鏡也「いや~君、可愛いな!」
美良「は、はぁ。」(な、何、この男(ひと)。軽くない!?)
・・・・・・・・・・
昼休み。美良が昼ご飯を食べていると、誰かに声を掛けれた。 見ると、13歳くらいの少年だ。
少年「すみません。 貴女が鏡 美良さんですか?」
美良「そうよ。」
少年「僕は、水之 鏡祐(きょうすけ)といいます。」
・・・・・・・・・・
放課後。美良が帰り支度を終え、校門まで行くと 聞き覚えのある声に引き留められた。
鏡也「よ~美良!一緒に帰ろうぜ!」
美良はその場で固まった。
鏡祐「美良さん?大丈夫ですか?」
美良「う、うん。大丈夫よ。」
・・・・・・・・・・
美良「さっきはびっくりしたわ。」
鏡也「いや~ごめんな! 美良と一緒に帰りたくてさ!」
美良「////なっ、なんでそんなことが普通に言えるのよっ////」
鏡也「うーん美良が可愛いからかな。」
美良「////べ、別にかっ、可愛いくないしっ///」
鏡也(かわいいなー。)
鏡祐「美良さん。」
美良「なに?」
鏡祐「僕も、美良さんと一緒に帰りたかったんです。」
美良「だから、なんでそういうことがさらっと言えるのよっ!/////」
美良「というか、なんで わたしのこと呼び捨てに するのよ。」
鏡也「美良だって、俺のこと呼び捨てにしてるだろ。それに鏡祐だって美良のこと下の名前で呼んでるし。」
美良「鏡也のことを呼び捨てなのは、わたしがあんたのこと先輩付けで呼んだら“先輩なんて 堅苦しいからやめて”って言ったからじゃない。」
鏡也「鏡祐が下の名前で呼ぶのはいいの?」
美良「それはいいの。」
鏡也 「なんで?!」
美良「なんでも。」
鏡也「答えになってねー!」
ちなみに、先ほどの挨拶を見てわかるように、美良達は”神官として”会うのははじめてだった。仕える神が違えど、同じ美木の神官なのだから、普通は3人は幼馴染でもおかしくない。が、幼い頃は、他の霊能者の力に引っ張られてしまわないようにと、一定の年齢になるまでは、親の許可なく他の神官に会うことを禁じられているのだ。その為、3人は今年はじめて出会ったのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうこうしているうちに 鏡家に着いた。
美良「送ってくれてありがとう。」
鏡祐「当然のことをしたまでです。」
鏡也「そうだよ。女の子を一人で帰せないよ。」
鏡と**美良の寝る前の会話 **
美良「今日は疲れたわ。」
鏡「お疲れ様。あれ?今日は何か楽しいことあったの?」
美良「楽しいことか。 そういえば、火乃家と水之家の次期当主に会ったのだけれど、火乃家の鏡也が鏡と同じようなことを言ってたわ。」
鏡「へぇ。なんて言ったの?」
美良「堅苦しいのは嫌だって。」
・・・・・・・・・
鏡「おやすみ。美良。」
美良「おやすみなさい。 鏡。」
美良に、新たな出会いがあった。
ある朝。
美良『ねぇ。』
美良は小声で鏡に話し掛ける。
鏡「なんだい?美良。」
美良『わたしもう高1よ。子どもじゃないんだから、そんなにくっついていなくても大丈夫だわ。』
鏡「だめだめ。女の子一人じゃ危ないよ。それに、16歳は充分子どもだよ。」
鏡は、思いきり顔を美良に近ずけた。
美良『///こっ、こっ、子ども扱いしないでよっ!////それに、顔が近すぎるわ!////』
美良は、顔を真っ赤にした。巫女でありお嬢様の美良は、身内以外の異性に顔を近ずけられることに慣れていないのだ。
「君、 鏡 美良さん?」
美良は少年に声を掛けれた。
美良「そうですが。」
声のした方を見ると、美良より2歳程年上にみえる少年が立っていた。
少年「俺、火乃 鏡也(きょうや)!よろしくな!」
鏡也「いや~君、可愛いな!」
美良「は、はぁ。」(な、何、この男(ひと)。軽くない!?)
・・・・・・・・・・
昼休み。美良が昼ご飯を食べていると、誰かに声を掛けれた。 見ると、13歳くらいの少年だ。
少年「すみません。 貴女が鏡 美良さんですか?」
美良「そうよ。」
少年「僕は、水之 鏡祐(きょうすけ)といいます。」
・・・・・・・・・・
放課後。美良が帰り支度を終え、校門まで行くと 聞き覚えのある声に引き留められた。
鏡也「よ~美良!一緒に帰ろうぜ!」
美良はその場で固まった。
鏡祐「美良さん?大丈夫ですか?」
美良「う、うん。大丈夫よ。」
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美良「さっきはびっくりしたわ。」
鏡也「いや~ごめんな! 美良と一緒に帰りたくてさ!」
美良「////なっ、なんでそんなことが普通に言えるのよっ////」
鏡也「うーん美良が可愛いからかな。」
美良「////べ、別にかっ、可愛いくないしっ///」
鏡也(かわいいなー。)
鏡祐「美良さん。」
美良「なに?」
鏡祐「僕も、美良さんと一緒に帰りたかったんです。」
美良「だから、なんでそういうことがさらっと言えるのよっ!/////」
美良「というか、なんで わたしのこと呼び捨てに するのよ。」
鏡也「美良だって、俺のこと呼び捨てにしてるだろ。それに鏡祐だって美良のこと下の名前で呼んでるし。」
美良「鏡也のことを呼び捨てなのは、わたしがあんたのこと先輩付けで呼んだら“先輩なんて 堅苦しいからやめて”って言ったからじゃない。」
鏡也「鏡祐が下の名前で呼ぶのはいいの?」
美良「それはいいの。」
鏡也 「なんで?!」
美良「なんでも。」
鏡也「答えになってねー!」
ちなみに、先ほどの挨拶を見てわかるように、美良達は”神官として”会うのははじめてだった。仕える神が違えど、同じ美木の神官なのだから、普通は3人は幼馴染でもおかしくない。が、幼い頃は、他の霊能者の力に引っ張られてしまわないようにと、一定の年齢になるまでは、親の許可なく他の神官に会うことを禁じられているのだ。その為、3人は今年はじめて出会ったのだ。
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そうこうしているうちに 鏡家に着いた。
美良「送ってくれてありがとう。」
鏡祐「当然のことをしたまでです。」
鏡也「そうだよ。女の子を一人で帰せないよ。」
鏡と**美良の寝る前の会話 **
美良「今日は疲れたわ。」
鏡「お疲れ様。あれ?今日は何か楽しいことあったの?」
美良「楽しいことか。 そういえば、火乃家と水之家の次期当主に会ったのだけれど、火乃家の鏡也が鏡と同じようなことを言ってたわ。」
鏡「へぇ。なんて言ったの?」
美良「堅苦しいのは嫌だって。」
・・・・・・・・・
鏡「おやすみ。美良。」
美良「おやすみなさい。 鏡。」
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