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薄青の散る 16
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―夜―
―ヘキサ―
空が瞑色に染まる。ホテル一帯はライトアップされているため、夜でも道に迷うことはないが、そこから繋がる山道は見る見る闇に飲み込まれていく。
六花はセレッソの運転する軽自動車に乗り込み、ホテルへやって来た道を反対方向に移動している。
木々の囁きは騒めきに代わり六花の心を急かしているようだ。
「ヘキサって下の名前六花って言うのね。可愛らしいわ」
「どうも」
セレッソの言葉を照れ混じりに流す。
彼女の運転は丁寧で事故を起こすような心配はないが、繊細過ぎる。ブレーキのかけ方やカーブを走行する時、なんというか教科書通りに六花には感じられた。オクタやラーレの運転に慣れているせいだろうか。
時期に高速道路に合流し、そのまま目的地である紗木川サービスエリアを目指す予定だ。
施設への侵入方法としてギプソフィラが考案したのが、施設に物資を輸送するトラックに忍び込むことだった。
ギプソフィラとセレッソは司令部からの依頼で施設に侵入する方法を模索していた時、紗木川のサービスエリアを頻繁に利用していた。
侵入方法を模索し始めて一週間ほど経ったころ。車の中で夕食を取りながら今後の仕事について話をしていた時だ。ほんの些細な偶然から、いつも決まった時間に同じナンバーのトラックがやってくることに気が付いた。
それ自体はさして珍しいことではないのだが、運転手が彼女たちの乗る軽自動車の脇を通り、トラックに戻る途中、仕事の愚痴が聞こえてきた。
「一々ダムなんて面倒な……直接いけりゃあな」
その運転手が漏らした言葉はそれだけだったが、彼女たちが行動を起こすには十分だった。
彼女たちは以降そのトラックを観察し、運転手のルーティンを把握することにした。どんな仕事人でも仕事をこなす上でその人特有の決まった流れがある。それこそが施設侵入への糸口になると考えたのだ。
そこからさらに一週間の観察調査の結果彼女たちはトラックがダムに入る前、必ず紗木川のサービスエリアで休息を取ること、ダムに入ってから出てくるまでに一時間半ほどかかること、そして仕掛けたGPSが施設方面へ向かっていくことが分かった。
そこまで分かるとギプソフィラは腹を決め、実際にトラックに忍び込む計画を練った。
2人いるトラックの運転手たちは交互にトラックを降り、用を足したり、食料の補充を行ったりする。
その時にトラックに忍び込む隙が生じる。
あとはただ乗っているだけで施設へと連れて行ってもらうことができる。すでにこの方法で3度ギプソフィラは施設の中を探索している。
「まぁ大まかに私たちのやって来た仕事を説明するとこんな感じ」
「トラックに忍び込むって簡単に言いますけどどうするんですか」
「私を誰だと思ってるの?施設のものに比べたらあんな物、無いも同然だって」
ギプソフィラはジャケットを捲り、革のポーチを見せた。
「……鍵屋」
「そそ。まぁ施設の方直接開けたかったんだけど時間がね~」
トラックのコンテナの中は施設に運び込む食料品や機械のパーツを梱包したダンボールでいっぱいだ。
一度入り込めば身を隠すのに苦労はしないとギプソフィラはフードについた猫耳をいじりながら言う。
「そろそろ高速乗るよ。2人ともシートベルトは大丈夫?」
「はい。大丈夫です」
「してるよ」
車はゲートを通過し、加速車線から本線に入った。
「20分くらいでサービスエリアだから、持っていく荷物はまとめておいてね」
「分かりました」
六花は律儀に返事をしてから装備を改めて確認した。スカートの内側に二本のナイフ。セーフティを外し、手のひらを掌底のように返して袖口のナイフの動作を再び確かめる。ブーツを強く踏み込むと爪先のナイフも問題なく飛び出した。どちらも動作に問題はなく、遅延も感じられない。
絶好調だ。
「うわっ怖~。それ私には使わないでよ?噂の数字さんに勝てる気しないわ」
「貴女のアイスピックに比べたら普通だと思いますよ」
リエールから渡されたウェストポーチを身につけ、いつでも動けるよう準備を整える。
サービスエリアにセレッソの運転する車が到着して数秒。ほとんどジャストの完璧なタイミングで目的のトラックがやって来た。
「アレだ。1人降りたらそのまま建物に入っていくから、そしたら行動開始」
「分かりました」
六花はギプソフィラの言葉で意識を仕事に切り替えた。
「セレッソさん。ありがとうございます。気をつけて帰ってください」
「ありがとうヘキサ。カスミちゃんをよろしくね」
「ここにこうして、はい。開いたー」
ギプソフィラは難なくトラックコンテナの錠を開けてみせた。ただ六花はそれに対して若干の不満があった。
ギプソフィラは満足げにカードをしまいこむ。
そう、カードだ。
六花は映画なんかで見た細長い棒を使ったピッキングが見られるかと思っていたが、コンテナは電子ロックだった。既に用意されていたカードを端末にかざしただけで電子ロックが解除され、コンテナはその重厚な口をあっさりと開いた。
「カードだなんて聞いてないですよ」
確かに『鍵屋』は値段次第で物理的な鍵以外に電子ロックを解除するカードや、サイトにアクセスするためのパスワードなど様々な鍵を用意すると言われている。
カードも専門分野だ。
「革のポーチ見せたからってピッキングツールだと思うなんて早計だねぇ。私はなーんも言ってないし数字ちゃんも案外素直――」
「――分かりましたよ。早く乗りましょう」
ギプソフィラは面倒な子どもを相手にしているような態度でやれやれとコンテナに乗り込んだ。続いて六花も乗り込む。ギプソフィラがコンテナを閉めると電子ロックは自動で締まった。
「開閉の記録とかって」
「大丈夫。カード一つでその辺りも弄れるから。開けたことがバレちゃうなんて鍵屋失格でしょソイツ」
ギプソフィラはコンテナの奥に座り壁にもたれかかった。
「30分くらいで一度停まるけどそっちはダムだからあまり見えやすいところに居ないように」
「このトラック、ダムでも停まるんですか?」
「このトラックは名目上ダムへの物資搬入が仕事だから。一応ダムにも止まって荷下ろしするんだ。一々律儀だよねー」
ギプソフィラはポケットからイヤホンを取り出し耳にはめた。彼女は何度もこの方法で侵入していると説明されていたが、想像以上に慣れているらしい。
六花もギプソフィラの隣に座り、有線のイヤホンを取り出した。
「六花ちゃん有線なの?」
「無線だと激しく動いたら取れてしまうので」
「へーやっぱり戦闘系だとその辺違うもんなん?音質良いやつ?」
ギプソフィラはイヤホンに相当興味があるようだ。六花は音質など気にしたことがない。仕事柄通信距離や通信速度、その精度を気にしたことはあっても音質にまでは気を配っていなかった。
「ちょっと貸してみ?そんでなんかかけてー」
厚かましいなと思いつつも、六花は適当なバラードをかけた。
ギプソフィラはしばらくウンウンと頷きながら音楽を聴いていた。
六花たちがコンテナに入り込んでから5分程でトラックは動き始めた。あまりの集中力にギプソフィラはトラックが動き始めたことに気づいていなかった。
「動きだしましたね」
「――――」
「……」
六花はギプソフィラからの返事を諦め、静かに隣に座っていた。
六花はコンテナの外に意識を向けた。しかし、アスファルトを高速で擦るような音が響き、周囲を走る車の音が二、三聞こえるだけで、特別面白いものもない。目を瞑り揺れるコンテナに身を任せた。
「……これ結構良いやつだね」
ふいにギプソフィラの声が聞こえた。
「何がです?」
「音質だよ。結構高かったんじゃない?」
ギプソフィラはイヤホンの音質や性能について熱弁していた。六花は音質がいいと言われても何が違うのかよく分かっていない。彼女があまりにも熱く語る物だから六花は音質がわからないというのは損なことなのかもと思いながら、話に耳を傾けていた。
ギプソフィラがあまりにも話してくるものだから六花も気になっていたことを質問した。
「私たちは24席、多くて24人いるってことになってますけど、そっちは何人いるんですか?私があったことある人っています?」
ギプソフィラは唐突な質問に少し驚いた顔を見せた。その後少し考えるような顔をしてから答えた。
「……私を入れて今は4人。説明は難しいけど絶対に一人には会ってるけど、あれ今の人じゃないかも?」
答えながら、ギプソフィラは考え込んでしまった。
「なんかすいません。答えにくいことでしたか」
「そういうわけじゃないんだけど、たぶん今の子じゃないな。けど絶対に一人は会ってる」
ギプソフィラはそう言い切った。
「ハナちゃんに会ってるはずだよ。君も施設にいたんならね」
―ヘキサ―
空が瞑色に染まる。ホテル一帯はライトアップされているため、夜でも道に迷うことはないが、そこから繋がる山道は見る見る闇に飲み込まれていく。
六花はセレッソの運転する軽自動車に乗り込み、ホテルへやって来た道を反対方向に移動している。
木々の囁きは騒めきに代わり六花の心を急かしているようだ。
「ヘキサって下の名前六花って言うのね。可愛らしいわ」
「どうも」
セレッソの言葉を照れ混じりに流す。
彼女の運転は丁寧で事故を起こすような心配はないが、繊細過ぎる。ブレーキのかけ方やカーブを走行する時、なんというか教科書通りに六花には感じられた。オクタやラーレの運転に慣れているせいだろうか。
時期に高速道路に合流し、そのまま目的地である紗木川サービスエリアを目指す予定だ。
施設への侵入方法としてギプソフィラが考案したのが、施設に物資を輸送するトラックに忍び込むことだった。
ギプソフィラとセレッソは司令部からの依頼で施設に侵入する方法を模索していた時、紗木川のサービスエリアを頻繁に利用していた。
侵入方法を模索し始めて一週間ほど経ったころ。車の中で夕食を取りながら今後の仕事について話をしていた時だ。ほんの些細な偶然から、いつも決まった時間に同じナンバーのトラックがやってくることに気が付いた。
それ自体はさして珍しいことではないのだが、運転手が彼女たちの乗る軽自動車の脇を通り、トラックに戻る途中、仕事の愚痴が聞こえてきた。
「一々ダムなんて面倒な……直接いけりゃあな」
その運転手が漏らした言葉はそれだけだったが、彼女たちが行動を起こすには十分だった。
彼女たちは以降そのトラックを観察し、運転手のルーティンを把握することにした。どんな仕事人でも仕事をこなす上でその人特有の決まった流れがある。それこそが施設侵入への糸口になると考えたのだ。
そこからさらに一週間の観察調査の結果彼女たちはトラックがダムに入る前、必ず紗木川のサービスエリアで休息を取ること、ダムに入ってから出てくるまでに一時間半ほどかかること、そして仕掛けたGPSが施設方面へ向かっていくことが分かった。
そこまで分かるとギプソフィラは腹を決め、実際にトラックに忍び込む計画を練った。
2人いるトラックの運転手たちは交互にトラックを降り、用を足したり、食料の補充を行ったりする。
その時にトラックに忍び込む隙が生じる。
あとはただ乗っているだけで施設へと連れて行ってもらうことができる。すでにこの方法で3度ギプソフィラは施設の中を探索している。
「まぁ大まかに私たちのやって来た仕事を説明するとこんな感じ」
「トラックに忍び込むって簡単に言いますけどどうするんですか」
「私を誰だと思ってるの?施設のものに比べたらあんな物、無いも同然だって」
ギプソフィラはジャケットを捲り、革のポーチを見せた。
「……鍵屋」
「そそ。まぁ施設の方直接開けたかったんだけど時間がね~」
トラックのコンテナの中は施設に運び込む食料品や機械のパーツを梱包したダンボールでいっぱいだ。
一度入り込めば身を隠すのに苦労はしないとギプソフィラはフードについた猫耳をいじりながら言う。
「そろそろ高速乗るよ。2人ともシートベルトは大丈夫?」
「はい。大丈夫です」
「してるよ」
車はゲートを通過し、加速車線から本線に入った。
「20分くらいでサービスエリアだから、持っていく荷物はまとめておいてね」
「分かりました」
六花は律儀に返事をしてから装備を改めて確認した。スカートの内側に二本のナイフ。セーフティを外し、手のひらを掌底のように返して袖口のナイフの動作を再び確かめる。ブーツを強く踏み込むと爪先のナイフも問題なく飛び出した。どちらも動作に問題はなく、遅延も感じられない。
絶好調だ。
「うわっ怖~。それ私には使わないでよ?噂の数字さんに勝てる気しないわ」
「貴女のアイスピックに比べたら普通だと思いますよ」
リエールから渡されたウェストポーチを身につけ、いつでも動けるよう準備を整える。
サービスエリアにセレッソの運転する車が到着して数秒。ほとんどジャストの完璧なタイミングで目的のトラックがやって来た。
「アレだ。1人降りたらそのまま建物に入っていくから、そしたら行動開始」
「分かりました」
六花はギプソフィラの言葉で意識を仕事に切り替えた。
「セレッソさん。ありがとうございます。気をつけて帰ってください」
「ありがとうヘキサ。カスミちゃんをよろしくね」
「ここにこうして、はい。開いたー」
ギプソフィラは難なくトラックコンテナの錠を開けてみせた。ただ六花はそれに対して若干の不満があった。
ギプソフィラは満足げにカードをしまいこむ。
そう、カードだ。
六花は映画なんかで見た細長い棒を使ったピッキングが見られるかと思っていたが、コンテナは電子ロックだった。既に用意されていたカードを端末にかざしただけで電子ロックが解除され、コンテナはその重厚な口をあっさりと開いた。
「カードだなんて聞いてないですよ」
確かに『鍵屋』は値段次第で物理的な鍵以外に電子ロックを解除するカードや、サイトにアクセスするためのパスワードなど様々な鍵を用意すると言われている。
カードも専門分野だ。
「革のポーチ見せたからってピッキングツールだと思うなんて早計だねぇ。私はなーんも言ってないし数字ちゃんも案外素直――」
「――分かりましたよ。早く乗りましょう」
ギプソフィラは面倒な子どもを相手にしているような態度でやれやれとコンテナに乗り込んだ。続いて六花も乗り込む。ギプソフィラがコンテナを閉めると電子ロックは自動で締まった。
「開閉の記録とかって」
「大丈夫。カード一つでその辺りも弄れるから。開けたことがバレちゃうなんて鍵屋失格でしょソイツ」
ギプソフィラはコンテナの奥に座り壁にもたれかかった。
「30分くらいで一度停まるけどそっちはダムだからあまり見えやすいところに居ないように」
「このトラック、ダムでも停まるんですか?」
「このトラックは名目上ダムへの物資搬入が仕事だから。一応ダムにも止まって荷下ろしするんだ。一々律儀だよねー」
ギプソフィラはポケットからイヤホンを取り出し耳にはめた。彼女は何度もこの方法で侵入していると説明されていたが、想像以上に慣れているらしい。
六花もギプソフィラの隣に座り、有線のイヤホンを取り出した。
「六花ちゃん有線なの?」
「無線だと激しく動いたら取れてしまうので」
「へーやっぱり戦闘系だとその辺違うもんなん?音質良いやつ?」
ギプソフィラはイヤホンに相当興味があるようだ。六花は音質など気にしたことがない。仕事柄通信距離や通信速度、その精度を気にしたことはあっても音質にまでは気を配っていなかった。
「ちょっと貸してみ?そんでなんかかけてー」
厚かましいなと思いつつも、六花は適当なバラードをかけた。
ギプソフィラはしばらくウンウンと頷きながら音楽を聴いていた。
六花たちがコンテナに入り込んでから5分程でトラックは動き始めた。あまりの集中力にギプソフィラはトラックが動き始めたことに気づいていなかった。
「動きだしましたね」
「――――」
「……」
六花はギプソフィラからの返事を諦め、静かに隣に座っていた。
六花はコンテナの外に意識を向けた。しかし、アスファルトを高速で擦るような音が響き、周囲を走る車の音が二、三聞こえるだけで、特別面白いものもない。目を瞑り揺れるコンテナに身を任せた。
「……これ結構良いやつだね」
ふいにギプソフィラの声が聞こえた。
「何がです?」
「音質だよ。結構高かったんじゃない?」
ギプソフィラはイヤホンの音質や性能について熱弁していた。六花は音質がいいと言われても何が違うのかよく分かっていない。彼女があまりにも熱く語る物だから六花は音質がわからないというのは損なことなのかもと思いながら、話に耳を傾けていた。
ギプソフィラがあまりにも話してくるものだから六花も気になっていたことを質問した。
「私たちは24席、多くて24人いるってことになってますけど、そっちは何人いるんですか?私があったことある人っています?」
ギプソフィラは唐突な質問に少し驚いた顔を見せた。その後少し考えるような顔をしてから答えた。
「……私を入れて今は4人。説明は難しいけど絶対に一人には会ってるけど、あれ今の人じゃないかも?」
答えながら、ギプソフィラは考え込んでしまった。
「なんかすいません。答えにくいことでしたか」
「そういうわけじゃないんだけど、たぶん今の子じゃないな。けど絶対に一人は会ってる」
ギプソフィラはそう言い切った。
「ハナちゃんに会ってるはずだよ。君も施設にいたんならね」
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