転生貴族のスローライフ

マツユキ

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あれから一年が経った。

僕は研究に明け暮れ、ひたすら加工品を生み出していった。結果、一年前とは比べられない程の加工品が量産された訳だが。

ま、それでも満足はしていないので、これからも研究は続けていくけどね。

僕が研究している間、皆も皆で色々と動いてくれていたみたいだ。

バハトはまた街を出て行った。ユリウスさんのお父さんと、家族を迎えに行くついでに、必要そうなものも買ってくると言っていたらしい。

出かける前に、子供たちの学校の事とか、大人専用の学校事何かを聞いて回ったみたい。何やらメモをして出て行ったらしいから、帰って来たら今以上に充実する事だろう。

ダノバスは志願してきた領民を兵として鍛えている。今ではマイノとカサドが教官を辞し、めきめきと成長した数人の領民が教官を勤めていた。

その他の志願兵も、警備兵として十分に通じる位までの成長を見せている。ルべリオンも完成間近だ。完成したらルべリオンへの移住が開始される。

志願兵の訓練とは別に、領民の護身の為の訓練も同時進行しており、ビックリする位に領民の習得が早く、順調だそうだ。

で、バルトとハンスさん、フランクさんとユリウスさん達、4人は勉学担当だ。

まずは基本的な事から、歴史、算術、読み書き。ある程度、習得出来たら今度は専門的な事を学んでいく。そう、今バルト達は文官となりえる人物たちの育成中なのだ。

思っていたよりも多かったみたいで、とても嬉しそうだったよ。

領民の皆も、知識欲が旺盛で、自ら進んで学んでいた。その結果、今では領民の殆どが、読み書きと簡単な算術が出来るようになっていた。

ここでの生活に、馴染んでいるみたいで、今では皆穏やかな顔をしている様に思う。僕が作った加工品も、試験的な意味で、何人かの領民に使ってもらっている。勿論使い方を教えた上でね。

なんせ、日本人だった僕からすれば懐かしく違和感の無い物でも、僕以外の人達は初めての物だ。味とかもそうだけど、受け入れられるか心配だったんだ。

だけど、それは杞憂みたいだ。こんなにうまい物があったのかと、感動されてしまったくらいには、受け入れてもらえたようだ。

ただ、醤油や味噌なんかの、日本独自の調味料たちは、レシピを公開して、使い方を詳しく教える必要があるだろうと思う。

幸いにも、レシピは僕が起こせるし、調理はカリナ達がいるから、協力してもらえば問題ないのだ。

この件は、カリナ達に要相談って事で。

あぁ!!から揚げにチキン南蛮!他にも様々な日本食が恋しい!

僕の野望の為にも、カリナ達には頑張ってもらいたのだ。
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