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さん
しおりを挟む初等部に入学が近いのでボディーガードとして、私専属の執事がつくとパパンから昨日聞きました。
二人暮らしにしては広い屋敷の客間にパパンから呼び出されて(執事やメイド庭師などは数名いる)朝からセバスチャンの息子だという私専属執事をパパンと待っている。
緊張しながら、待っているとコンコンとノックの音がする。
「失礼します。」
とセバスチャンと白銀髪に赤い瞳の同じくらいの年頃男の子が入ってくる。
アルビノってやつなのかな?スッゴい綺麗。
「どうぞお掛けなさい」パパンが言う。そして私にウィンクするパパン。ちょっとお茶目(笑)
「はじめまして在月 万麗和(ありつき まりあ)と申します。セバスチャンにはいつもお世話になっています。」
ニッコリ笑うとその子は紳士的なスマイルで答えてくれた。
「麗斗(れいと)様お久しぶりです。万麗和お嬢様はじめまして、私は無月 刀万(なつき とうま)と申します。今日から父に代わり、お嬢様の執事としてお世話になります。よろしくお願いします。」
何この子執事として完璧やん。でももう少し砕けた感じで接してほしいわ。
「トーマね!髪も目も神秘的で綺麗ね!私なんか普通だから羨ましいわ!堅苦しいのは嫌だから、普段はマリーでよろしく!」
「お嬢様、、、」
セバスチャンがお小言をいいかけたので
「私にはお友達がおりませんもの、トーマは執事ですけれど、お父様とセバスチャンみたいに私の一番のお友達であってほしいわ。」
お父様とセバスチャンが顔を見合せて苦笑いをしていた。
「改めてよろしくトーマ」
握手とともにはぐをしたら、トーマが近いです!とパパン達とともに突っ込みを入れる。えぇ~まさかのダメ出し。みんな頭カチカチだよ(笑)
そういえば、隠しキャラでもトーマって性格ひんまがったキャラクターいたような、、トーマには優しくしなきゃ。
セバスチャンいわく、トーマは私のために育てられたっと言ってもいいくらいの子で優秀なんだって。可愛くて優秀とか素敵!この子無敵!(笑)
さすがに呼び捨てでマリーは気がひけるので、二人の時は憧れのお嬢呼びってことでトーマに納得してもらったよ!
応援ありがとうございます!
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