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5 本編②
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「お母さま。私は、この人に会ってみたいです。
いいですか…?」
「私はキィラ自ら決めたことに反対はしないわ。
どなたとでも会ってきなさい。
護衛をつけてキィラを危険な目には合わないように
させていただくけどね。」ウィンクを一つ。
「はい。ありがとうございます。
会おうと思っているのはこの方です。
名前もわからないのですが…。」
キィラは、母親にその茶封筒から便箋を取り出し渡した。
受け取った母親は驚いた。
娘が、獣人を選ぶとは思っていなかったからだ。
「獣人…?キィラ。行くのは構わないわ。
でも、もし気に入らなかったりしたらすぐ帰ってきなさい。
またあの手紙たちの中からいい人を探せばいいのだから。
変なことされそうになったら、
ビンタの一発や二発してもいいからね。」
「はい。お母さま。」
「獣人族第一隊の公開訓練の日を調べておくわ。
…乗り気じゃなくなったらすぐに声かけなさい。」
キィラが、公開訓練に行くのはその日から5日後の日曜日。
キィラのもとに、手紙が届いてから一週間が経過していた。
いいですか…?」
「私はキィラ自ら決めたことに反対はしないわ。
どなたとでも会ってきなさい。
護衛をつけてキィラを危険な目には合わないように
させていただくけどね。」ウィンクを一つ。
「はい。ありがとうございます。
会おうと思っているのはこの方です。
名前もわからないのですが…。」
キィラは、母親にその茶封筒から便箋を取り出し渡した。
受け取った母親は驚いた。
娘が、獣人を選ぶとは思っていなかったからだ。
「獣人…?キィラ。行くのは構わないわ。
でも、もし気に入らなかったりしたらすぐ帰ってきなさい。
またあの手紙たちの中からいい人を探せばいいのだから。
変なことされそうになったら、
ビンタの一発や二発してもいいからね。」
「はい。お母さま。」
「獣人族第一隊の公開訓練の日を調べておくわ。
…乗り気じゃなくなったらすぐに声かけなさい。」
キィラが、公開訓練に行くのはその日から5日後の日曜日。
キィラのもとに、手紙が届いてから一週間が経過していた。
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