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物語のはじめに
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【第一紀以前】
・数百年に渡る善と悪との冷戦が終結。天と地上で激しい戦が起こる。大戦の終盤、神が人間を天の戦いに招集。長い戦いに耐えるため、人間達に不老不死が与えられた。この時招集された人間はパラントと呼ばれるようになった。
・エルフが消失。帝国は支配階級を一夜にして失い、分裂する。帝国に支配されていた種族ドワーフ、人間、パラントはバラバラとなり、血で血を洗う内戦が始まる。
【第一紀】
1年
・パラントの将軍オルムが帝都を占領。皇帝に即位する。
・皇帝は帝国再建を宣言し、旧帝国領奪還に取りかかる。285年までに旧帝国領の七割が帝国に支配され、かつての同盟国であるスレンバリル王国とダマスレア王国が再び帝国と同盟を結ぶ。
【第二紀】
145年
・東の島ウェダで皇帝オルムが戦死したとの報が帝都に届き、オルムの息子タロディムが皇帝に即位。
・タロディムは第二次ウェダ戦役の開始を決意。遠征軍の再編と艦隊の増強を指示した。
149年
・ウェダの最後の帝国領が陥落。
154年
・遠征軍の再編と艦隊の増強が完了。二五個を超える軍団が帝都や帝国の沿岸地域の港からウェダへと出発する。
・島国イニシエの大名が朝廷に謀反を起こし、神王を都から追放。各地の諸侯が挙兵し、平和だったイニシエは戦国時代へと突入する。
155年
・遠征軍の一部が台風の影響を受け、イニシエに漂着。生き残った第九軍団の兵士達は現地の大名家ニシダと共闘。軍団長ケイレーアは援軍の来る173年まで異国の地で奮戦する。
・遠征軍がウェダに上陸。カプシの戦いで敵を撃ち破り、内地へと進撃する。
157年
・遠征軍がウェダの半分を制圧。
・先帝の亡骸を奪還。遺体は近衛軍団によって帝都に運ばれ、丁重に埋葬された。
159年
・帝国西方で大規模な反乱が勃発。鎮圧のために遠征軍の半数が本土に送り返される事が決まる。
161年
・エリスロムが西方の反乱を鎮圧。彼の平和的な鎮圧は多くの人々から評価されたが、帝国はシメンタル(銀色の貴金属)の採掘権の一部を失い、自治領を認める形となった。
・ブガディの地で帝国軍が大敗北。ウェダ戦役に暗い影を落とす。
163年
・進展しないウェダ戦役に元老院が紛糾する。遠征軍を指揮していたアウディス将軍が帝都に呼び出され、元老院に召喚される。
・将軍の罷免が決まり、新たな指揮官としてエリスロムが指名される。
165年
・エリスロムが第二次ブガディの戦い、ロムダの戦いで大勝。敵を北部へ追い返す。
166年
・深部への進軍に慎重なエリスロムと違って、戦役の早期終結を願っていた元老院は一刻も早くウェダ全土を制圧するようにエリスロムに要請した。
167年
・元老院と皇帝からの要請を受け、エリスロムは奥地へと軍を進めた。
・遠征軍は神出鬼没な敵に苦しめられ、弱体化。それを好機と討って出てきたウェダの大軍に敗れる。
・エリスロムが軍団兵ダリオンと共に生き残る。
168年
・遠征軍の壊滅を受けて、皇帝はウェダからの完全撤退と戦役の終結を決断。
171年
・イニシエの大名から特使が遣わされる。ここで帝国は初めてイニシエの状況と第九軍団の生還を知る。
・イニシエの有力大名ニシダ家と帝国が同盟。第九軍団への援助に報いるため、帝国はニシダ家に軍事的な支援を約束する。
172年
・ウェダ戦役の失敗の責任を償うため、要職を退いていたエリスロム。彼は父である皇帝の任命を受けて将軍へと復帰。イニシエへと向かった。
173年
・エリスロムがイニシエへ到着。ケイレーアと知り合う。
175年
・第九軍団の生き残りとエリスロムの軍隊はニシダ家と連携して敵勢力を土地から一掃。ニシダ家が所領を全て奪還すると、イニシエの地を後にした。
183年
・エリスロムの母マルセレアの後押しもあり、エリスロムとケイレーアの婚姻が認められる。
185年
・ダリオンが百人隊長に昇格。幼馴染で同じ軍属のレリアと正式に結婚する。
186年
・スレンバリル王国で内戦が勃発。四年にも及ぶ戦いの結果、反乱軍の長カレミルが王座に就く。彼は優秀なリーダーであり、国王の息子であった。
210年
・マルセレアが倒れる。命は助かったが、寝たきりの状態となる。
223年
・皇帝が再婚。皇后がまだ存命中での再婚は激しい議論を呼んだ。
248年
・エリスロムの腹違いの妹アイセリンが産まれる。
257年
・オルサとエミリの両親が暴漢に殺される。
・エリスロムの腹違いの弟ケルレダンが産まれる。
・オルサとエミリがダリオンとレリアに助けられる。
276年
・オルサとエミリが冒険者として旗揚げ。帝国各地を旅する。
302年
・オルサとエミリが帝国軍に入隊。恩人と再び出会う。
・ダマスレア王国のオーク自治領で反乱。仲介者として帝国軍が派遣され、オルサとエミリの初陣となる。
・数百年に渡る善と悪との冷戦が終結。天と地上で激しい戦が起こる。大戦の終盤、神が人間を天の戦いに招集。長い戦いに耐えるため、人間達に不老不死が与えられた。この時招集された人間はパラントと呼ばれるようになった。
・エルフが消失。帝国は支配階級を一夜にして失い、分裂する。帝国に支配されていた種族ドワーフ、人間、パラントはバラバラとなり、血で血を洗う内戦が始まる。
【第一紀】
1年
・パラントの将軍オルムが帝都を占領。皇帝に即位する。
・皇帝は帝国再建を宣言し、旧帝国領奪還に取りかかる。285年までに旧帝国領の七割が帝国に支配され、かつての同盟国であるスレンバリル王国とダマスレア王国が再び帝国と同盟を結ぶ。
【第二紀】
145年
・東の島ウェダで皇帝オルムが戦死したとの報が帝都に届き、オルムの息子タロディムが皇帝に即位。
・タロディムは第二次ウェダ戦役の開始を決意。遠征軍の再編と艦隊の増強を指示した。
149年
・ウェダの最後の帝国領が陥落。
154年
・遠征軍の再編と艦隊の増強が完了。二五個を超える軍団が帝都や帝国の沿岸地域の港からウェダへと出発する。
・島国イニシエの大名が朝廷に謀反を起こし、神王を都から追放。各地の諸侯が挙兵し、平和だったイニシエは戦国時代へと突入する。
155年
・遠征軍の一部が台風の影響を受け、イニシエに漂着。生き残った第九軍団の兵士達は現地の大名家ニシダと共闘。軍団長ケイレーアは援軍の来る173年まで異国の地で奮戦する。
・遠征軍がウェダに上陸。カプシの戦いで敵を撃ち破り、内地へと進撃する。
157年
・遠征軍がウェダの半分を制圧。
・先帝の亡骸を奪還。遺体は近衛軍団によって帝都に運ばれ、丁重に埋葬された。
159年
・帝国西方で大規模な反乱が勃発。鎮圧のために遠征軍の半数が本土に送り返される事が決まる。
161年
・エリスロムが西方の反乱を鎮圧。彼の平和的な鎮圧は多くの人々から評価されたが、帝国はシメンタル(銀色の貴金属)の採掘権の一部を失い、自治領を認める形となった。
・ブガディの地で帝国軍が大敗北。ウェダ戦役に暗い影を落とす。
163年
・進展しないウェダ戦役に元老院が紛糾する。遠征軍を指揮していたアウディス将軍が帝都に呼び出され、元老院に召喚される。
・将軍の罷免が決まり、新たな指揮官としてエリスロムが指名される。
165年
・エリスロムが第二次ブガディの戦い、ロムダの戦いで大勝。敵を北部へ追い返す。
166年
・深部への進軍に慎重なエリスロムと違って、戦役の早期終結を願っていた元老院は一刻も早くウェダ全土を制圧するようにエリスロムに要請した。
167年
・元老院と皇帝からの要請を受け、エリスロムは奥地へと軍を進めた。
・遠征軍は神出鬼没な敵に苦しめられ、弱体化。それを好機と討って出てきたウェダの大軍に敗れる。
・エリスロムが軍団兵ダリオンと共に生き残る。
168年
・遠征軍の壊滅を受けて、皇帝はウェダからの完全撤退と戦役の終結を決断。
171年
・イニシエの大名から特使が遣わされる。ここで帝国は初めてイニシエの状況と第九軍団の生還を知る。
・イニシエの有力大名ニシダ家と帝国が同盟。第九軍団への援助に報いるため、帝国はニシダ家に軍事的な支援を約束する。
172年
・ウェダ戦役の失敗の責任を償うため、要職を退いていたエリスロム。彼は父である皇帝の任命を受けて将軍へと復帰。イニシエへと向かった。
173年
・エリスロムがイニシエへ到着。ケイレーアと知り合う。
175年
・第九軍団の生き残りとエリスロムの軍隊はニシダ家と連携して敵勢力を土地から一掃。ニシダ家が所領を全て奪還すると、イニシエの地を後にした。
183年
・エリスロムの母マルセレアの後押しもあり、エリスロムとケイレーアの婚姻が認められる。
185年
・ダリオンが百人隊長に昇格。幼馴染で同じ軍属のレリアと正式に結婚する。
186年
・スレンバリル王国で内戦が勃発。四年にも及ぶ戦いの結果、反乱軍の長カレミルが王座に就く。彼は優秀なリーダーであり、国王の息子であった。
210年
・マルセレアが倒れる。命は助かったが、寝たきりの状態となる。
223年
・皇帝が再婚。皇后がまだ存命中での再婚は激しい議論を呼んだ。
248年
・エリスロムの腹違いの妹アイセリンが産まれる。
257年
・オルサとエミリの両親が暴漢に殺される。
・エリスロムの腹違いの弟ケルレダンが産まれる。
・オルサとエミリがダリオンとレリアに助けられる。
276年
・オルサとエミリが冒険者として旗揚げ。帝国各地を旅する。
302年
・オルサとエミリが帝国軍に入隊。恩人と再び出会う。
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