キス注意報!?~私と彼のドキドキ同居生活~

ナツメグ

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第1章 彼との出逢い

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「美味しい~。」とパンケーキを口いっぱいに入れ、呟いた。
「『美味しい~。』って、言ってくれるのは、星空ちゃんだけだよ。」と、カウンターから言ってきたのは、大学の先輩の山吹   葵さんだ。
(葵さんと知り合ったのは、大学の歓迎会の時に助けてもらった。その時、葵さんと仲良くなった。)
「本当に、そうですか~?葵さんに言わないだけで、意外に人気なのかも知れませんよ。」と葵さんにツンツンとつつきながら、言った。「そうなのかしらね?そうだといいんだけど。」と呟いた。
(そのあと、葵さんは、急に考え始める。)
「マスター、コーヒーのおかわりをくれ!」と
常連客が注文をしてきた。
(葵さんの耳には、入っていないようだ。)
「葵さん!お客さんが『コーヒーのおかわりをくれ!』って、言ってるよ。」と言いながら、軽く、肩を叩いた。
「えっ?」と言いながら、動作が固まる。
(葵さんはここが、可愛いんだよね。)
「葵さん、だから、『コーヒーのおかわりをくれ』って、言ってるよ。」と、もう一度伝えた。「あら、そうなの?すみません!今、持っていきます!」と言った。
(葵さんは、コーヒーを常連客のところまで、持っていった。)
「もう、家に帰ろう。」と荷物をまとめながら、呟いた。(その時、チリンとドアの開閉音が店内に響く。)
「葵さん、もう帰りますね!」と言いながら、席を立つ。
(あれ?今、店に来店したのは、韓国俳優のジンじゃない?)
「まぁ、気のせいだよね。」と言いながら、店を出ようとする。
(その時、謎の男性が隣を通り過ぎる。)
「・・・・。」と、無言で立ち止まる。
(ローズの香水の匂いがする。どこで匂いが移っちゃったかな?)
「どうせ、お兄ちゃんのところで匂いが移っちゃったかな?」と考えながら、店を出る。
(その時の違和感を感じた。このあと、何か事件が起きそうな感じがした。)
「あんまり、気にしない方がいいよね。」と、深く考えず、呟いた。
(次の目的地の本屋だ。そのあと、家に帰ろうっと。)
「何冊くらい、買おうかな?」と突然、悩みだす。
(悩みながら、歩いていると、あっという間に目的地に着く。)
「適当に買おうっと。」とドアに手を伸ばし、ドアを開けて、入っていく。
(店内で無我夢中で本を選んでいたら、空の色がだんだんと暗くなり始める。)
「あっ!もう、夕方だ。帰らなきゃ。」と呟いた。(ドアに手を伸ばし、店から出ていく。)
「今日は、楽しかったな。また、来よう。」とスキップしながら、呟いた。
(その日は素直に家に帰って、明日に備えて早めに就寝した。次の日は特に何が起こるわけでもなく、いつも通りに起きて、リビングへ行く。)
「兄さん、おはよー。」と言いながら、リビングのドアを開ける。
(しかし、そこにいたのは、韓国俳優のジンだった。)
「・・・・。」と無言でドアを乱暴に閉めた。
(あれ?今、見たのは、韓国俳優のジンくんだったよね?なんで、ここに居るの~!!)
「おい。大丈夫か?」と尋ねてきたのは、実の兄・煌太だった。
「ねぇ、なんで、ジンがここに居るの?」とたどたどしく、尋ねた。
(星空は、驚きを隠せずに床に座り込む。)
「ああ、あいつ?ごめん。昨日、伝えるのを忘れてた。」と頭を掻きながら、答える。
(星空は、無言で立ち上がる。)
「兄さん、なんで・・・。」と怒りが混じった声で呟く。
(兄の煌太の背中に悪寒が走る。そして、迫力に圧倒され、後退してしまう。)
「何が『ごめん。昨日、伝えるのを忘れてた』だ。そんな大事な・・・。」と小言を呟く。
(その時、リビングのドアが開く。ドアから、エプロン姿のジンが出てきた。)
「あの、すみません。食事にしませんか?」と遠慮がちに呟いてきた。
(あれ?ジンくん、日本語も話せるんだ。)
「ジン、わかった。」と煌太は返事を返す。
(リビングのドアの前で兄・煌太の動きが止まる。)
「そういえば、ジンのことを紹介してなかったな。」と煌太が突然、呟く。
「そういえば、そうですね。」とジンが相づちを打つ。
(彼は、星空の方に向き直り、自己紹介を始める。)
「初めまして、僕の名前は、ジンです。俳優をしています。特技は、日本語を話すことです。よろしく。」と黙々と言ってきた。
(あれ?なんか、イメージと違うな。)
「こちらこそ、よろしくお願いします。私のことは、呼び捨てでいいです。」と私も自己紹介をする。
「最後に、お互いに一言を言って。」と煌太が指示してくる。
(偉そうにして。大体、兄さんが悪いのに。)
「私のことは、気にせずに過ごしてください。」と伝える。
(今、一瞬だけ、ジンくんの雰囲気が変わったような?気のせいだよね。)
「わかったよ。気にせずに過ごしてみるよ。あと・・・。」と呟く。
(彼は、私に手招きをして、近づいてくる。)
「お前みたいなブスには、全く興味ないから。安心しろ。」と小さい声で耳もとに呟いてきた。
(彼の言葉は、煌太の耳には、聞こえてないようだ。)
「はい。私も、気を付けます。なので、くれぐれも、トラブルを持ち込まないで下さい。」と言い返す。
(口、むっちゃ、悪い!イメージと、全然、違うし。)
「二人とも、絶対に、恋愛感情を抱かないように。」と呟いてきた。
(誰が、こんな男を好きになるか!)
「はい、わかったよ。兄さん。」と言い返す。
「僕も、気を付けます。」と呟く。
(マジで、最悪。)
「なら、朝食を取ろうか?」と煌太が言ってきた。(この日は、トラブルも起きずに、素直に食事を済ませ、仕事に出掛けた。)
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