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14章
お手伝い①
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シャワーの音がする浴室の扉に手をかける。ドキドキする心臓を押さえながら慎重に少しづつ。
薄く開いた扉から白い湯気が流れ込み、湿度を帯びた空気と石鹸のいい匂いが漂ってくる。
トレーニングを終えた後、海瑠は一人でお風呂をすます。それから一緒にお散歩したり夕飯作ったりしてからオレのお風呂を手伝ってくれるんだ。去年まで一緒にお風呂に入って髪を洗ってもらってたけど、毎回キッチリとタオルで隠されてた股間を見たことがなかったし、会わなかった間にすっかりムキムキマッチョになった体を見たい。
いつも自慰を手伝ってもらうお風呂で一方的に見られてるのも不公平だと思う。
湯気の向こうに見える背中の筋肉がすごくって、なのにキュと引き締まったウェストやお尻がかっこよくて神話の彫像みたいだ。シャワーの水滴が体にまとわりつきながら流れていくのがエロくって唾をのみこんじゃったんだ。
ゴキュン
しまったと思った瞬間、振り返った海瑠と目が合った。
見開く青い瞳と『なんで』と動く唇に体温が上がる。見事に6つに割れた腹筋とその下に目が釘付けになり、逃げなきゃなのに足が張り付いたかのように動かなかった。
キュとシャワーを止めた海瑠が下を隠しもせずドアを大きく開いた。
「あ…あの……」
なんて言えばいいんだ。ごまかさなきゃ
俯いたオレの目に海瑠のおちんちんが……なにこれ通常時でコレなのか?
金茶の下生えを纏ったそれはオレのとは比べ物にならないくらい大きくて大人で、知らず知らず伸ばしてた手がソレに触れる寸前で海瑠につかみ取られてしまう。
「しょーちゃん」
咎める空気を含んだ声がオレの耳朶を揺する。
だって、だってこんな…
掴まれた手が熱くて、顔に血が集まり呼吸が荒くなる。
海瑠はいつもオレの自慰を手伝うだけで自分は服を脱ぎすらしない。興奮した息遣いで『しょーちゃん気持ちいい?声がまんしないで聞かせて』なんて言うんだ。オレが気持ちいいと言うと『イクときはイクって言って?じゃなきゃわかんないから』ってオレ一人だけが恥ずかしいことするんだ。お前は一人でしてんだろ?だったら…
薄く開いた扉から白い湯気が流れ込み、湿度を帯びた空気と石鹸のいい匂いが漂ってくる。
トレーニングを終えた後、海瑠は一人でお風呂をすます。それから一緒にお散歩したり夕飯作ったりしてからオレのお風呂を手伝ってくれるんだ。去年まで一緒にお風呂に入って髪を洗ってもらってたけど、毎回キッチリとタオルで隠されてた股間を見たことがなかったし、会わなかった間にすっかりムキムキマッチョになった体を見たい。
いつも自慰を手伝ってもらうお風呂で一方的に見られてるのも不公平だと思う。
湯気の向こうに見える背中の筋肉がすごくって、なのにキュと引き締まったウェストやお尻がかっこよくて神話の彫像みたいだ。シャワーの水滴が体にまとわりつきながら流れていくのがエロくって唾をのみこんじゃったんだ。
ゴキュン
しまったと思った瞬間、振り返った海瑠と目が合った。
見開く青い瞳と『なんで』と動く唇に体温が上がる。見事に6つに割れた腹筋とその下に目が釘付けになり、逃げなきゃなのに足が張り付いたかのように動かなかった。
キュとシャワーを止めた海瑠が下を隠しもせずドアを大きく開いた。
「あ…あの……」
なんて言えばいいんだ。ごまかさなきゃ
俯いたオレの目に海瑠のおちんちんが……なにこれ通常時でコレなのか?
金茶の下生えを纏ったそれはオレのとは比べ物にならないくらい大きくて大人で、知らず知らず伸ばしてた手がソレに触れる寸前で海瑠につかみ取られてしまう。
「しょーちゃん」
咎める空気を含んだ声がオレの耳朶を揺する。
だって、だってこんな…
掴まれた手が熱くて、顔に血が集まり呼吸が荒くなる。
海瑠はいつもオレの自慰を手伝うだけで自分は服を脱ぎすらしない。興奮した息遣いで『しょーちゃん気持ちいい?声がまんしないで聞かせて』なんて言うんだ。オレが気持ちいいと言うと『イクときはイクって言って?じゃなきゃわかんないから』ってオレ一人だけが恥ずかしいことするんだ。お前は一人でしてんだろ?だったら…
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