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15章
どこに① 海瑠side
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サーバー攻撃を受けたと連絡を受けて数時間。
手に負えないと白旗を挙げてきた渉に舌打ちしつつパソコンを駆使する。
防御壁を展開しつつ散りばめられたバグを潰していく。同時進行で渉のほか複数の社員も防御を張る。張っては突破され、さらなる壁を作る。相手は組織だってやってるのかやってもやっても追いつかない。
一か八かで試作品として作りかけてたワクチンソフトを投入する。
効果はあったようだ。敵の動きが止まった隙に一気に畳みかけた。
ふぅ…
『やったな、さすがやん』
通話ソフトを通しての渉の声にも焦りは消えていた。
「まったく…元ハッカーのくせに防御はてんでダメだなお前は」
『スマンて、久々にファルコンのお手並み見せてもろて勉強なるわー、あとでそのワクチンソフト俺にも教えてーや?』
ヘッドフォンをはずし通話を終える。後は任せても大丈夫だろう。
ゲームサーバーへの攻撃による損害は小さくはなかった。スポンサーやユーザーへの補償も考えなきゃだ。
時計を見ると12時を回っていた。いつもなら昼ご飯だとしょーちゃんが呼びに来てる頃なのに、気を使って時間をずらしてくれたのかな?
キッチンに行ってみると漂う甘い香りがして、スリッパの裏が床に張り付く感じがした。
(ベタベタしてる…?)
よく見ると机や床のあちこちに黒い汚れが見える。何かをこぼしたんだろうか?シンクに布巾がいくつも山になってた。
匂いからして…牛乳とバナナか?ミキサーを見ると洗われたのかバラバラになって籠の中ににうつぶせられていた。
(バナナジュースを作ろうとして失敗したか)
きっと落ち込んで寝室で丸くなってアルパカを抱きしめてるんだろう。可愛いしょーちゃんを想像してニマニマが止まらない。笑っちゃダメだ。拗ねるとやっかいだからと顔を引き締めながら寝室へと向かう。
「しょーちゃん お待たせ」
ドアを開けベッドを見るがしょーちゃんはいなかった。
ウッドデッキかな?とリビングを通りウッドデッキに向かうがそこにもいなかった。
手に負えないと白旗を挙げてきた渉に舌打ちしつつパソコンを駆使する。
防御壁を展開しつつ散りばめられたバグを潰していく。同時進行で渉のほか複数の社員も防御を張る。張っては突破され、さらなる壁を作る。相手は組織だってやってるのかやってもやっても追いつかない。
一か八かで試作品として作りかけてたワクチンソフトを投入する。
効果はあったようだ。敵の動きが止まった隙に一気に畳みかけた。
ふぅ…
『やったな、さすがやん』
通話ソフトを通しての渉の声にも焦りは消えていた。
「まったく…元ハッカーのくせに防御はてんでダメだなお前は」
『スマンて、久々にファルコンのお手並み見せてもろて勉強なるわー、あとでそのワクチンソフト俺にも教えてーや?』
ヘッドフォンをはずし通話を終える。後は任せても大丈夫だろう。
ゲームサーバーへの攻撃による損害は小さくはなかった。スポンサーやユーザーへの補償も考えなきゃだ。
時計を見ると12時を回っていた。いつもなら昼ご飯だとしょーちゃんが呼びに来てる頃なのに、気を使って時間をずらしてくれたのかな?
キッチンに行ってみると漂う甘い香りがして、スリッパの裏が床に張り付く感じがした。
(ベタベタしてる…?)
よく見ると机や床のあちこちに黒い汚れが見える。何かをこぼしたんだろうか?シンクに布巾がいくつも山になってた。
匂いからして…牛乳とバナナか?ミキサーを見ると洗われたのかバラバラになって籠の中ににうつぶせられていた。
(バナナジュースを作ろうとして失敗したか)
きっと落ち込んで寝室で丸くなってアルパカを抱きしめてるんだろう。可愛いしょーちゃんを想像してニマニマが止まらない。笑っちゃダメだ。拗ねるとやっかいだからと顔を引き締めながら寝室へと向かう。
「しょーちゃん お待たせ」
ドアを開けベッドを見るがしょーちゃんはいなかった。
ウッドデッキかな?とリビングを通りウッドデッキに向かうがそこにもいなかった。
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