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第一章 アルンガルト王国編
国境都市ジュラム 冒険者ギルド編
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こうして無事にアリスの奴隷登録と隷属魔法の習得が終わって、そのまま買い物に行くことにした。
「よし、彩、アリスに似合う服と靴、下着や生活用品を揃えよう。勿論、彩の分もね。」
「お兄ちゃん、アリスを許してくれるの?」
奴隷商でチョーカーを付けた後もずっと俺の首に掴っているアリスが上目遣いに聞いてきた。
「ん?別に怒ってないぞ。アリスにもいろいろ事情があるんだろうしな。ただ困ってることがあれば早めに言ってくれた方が嬉しいかな。アリスが考えているよりもっといい方法があるかもしれないしな。」
「ありがと、お兄ちゃん。」
「おう、彩にもちゃんとお礼を言っておくんだぞ。いろいろ心配してたからな。」
「お姉ちゃん、ありがとう。それとごめんなさい。」
その後、アリスに詳しい話を聞いた。やはり黒狼団に脅されて連れてこられたらしい。アリスは兎族では珍しく魔法、しかも聖魔法を使えると言うことで神殿の巫女にされる予定だったらしい。巫女になったら神殿から一生出ることはできないし、結婚もできなくなる。魔力が衰えた頃に妊娠だけさせられ、何人か子供を強制的に産まされるらしい。それも聖魔法と言う特殊な魔法を伝えるためらしい。
「聖魔法を使える奴ってそんなに少ないの?」
「少ないよ、お兄ちゃん。一番多いとされる人族でも滅多にいないよ。聖魔法は伝説の勇者の血を受け継いだ人だけが使えるって言われているんだよ。」
「伝説の勇者ねー。」
「確か、アルンガルト王国が勇者召喚のための儀式をやるって聞いたよ。確か今年じゃなかったかな、召喚の儀式が出来るの。」
「そうなんだ。いつでもできる訳じゃないんだ。」
「そうだよ。星の並びが一致しないといけないから数千年ぶりだって。」
「数千年ねー。ガノの勇者ぶりとか?」
「そうだよ。でもね、帝国と教皇国でも同じように勇者召喚するって話があるんだよー。兎耳情報だけどねー。」
「な、それはマジか。」
「マジだよー。お兄ちゃん、マジってどんな意味?」
俺は彩と顔を見合わせた。3大国全部で勇者召喚してるんだったら、勇者同士の殺し合いってことになるんじゃないのかなー。しかし俺達と同じ思いをしている奴が他にもいる可能性があるのか。そっちも情報を集めないとな。
そのあと、アリスに似合いそうなキュロットスカートや、ローブーツを買って、ついでに武器屋や防具屋、魔道具屋なども見て回った。
「じゃあ、後は冒険者ギルドに行こうか。念のため宿は反対側の門の近くで取っておこう。」
そう言って冒険者ギルドに入った。市役所みたいな感じだ。カウンターが並んでいて、カウンターの前には何人か受付嬢みたいな人が座っている。
「すみません。盗賊を討伐したんですが、報告はこちらでいいでしょうか?」
「はい、こちらで承ります。冒険者カードの提出もお願いします。」
「えっと、冒険者ではないんですが報告は可能でしょうか?」
「勿論です。では、倒した盗賊のステイタスカードをお願いします。」
「はい。それと多分被害者だと思うんですが、そちらのカードはどうしたらいいでしょうか?」
「そちらのカードも提出をお願いできますか?後日遺族の方より謝礼が出ると思います。」
それで、盗賊のカードと被害者のカードを提出した。
「これ全部討伐したんですか?」
「はい。丁度引き上げている途中だったみたいで、少しずつ戦力を削って仕留めました。」
カードを確認してそれが黒狼団のものと解ったのだろう、受付のお姉さんは青い顔になって、
「申し訳ございません。少々お待ちください。」
そう言って慌てて奥に引っ込んだ後、数分して受付カウンターから出てきて、
「申し訳ございません。こちらでお話をお聞かせ願いますか。当ギルドマスターの部屋にご案内させて頂きます。」
この反応もアリスの話から予想されたことなので、2人を伴って階段を上がってギルドマスターの部屋に案内された。
部屋にいたのは、がっしりした体格のドワーフ族の男性だった。スキル的にLV3が並び、魔法は使えないけどかなりの戦士だ。「斧術」っていうスキルもあるんだなぁ。後、「身体強化」というパッシブスキルある。おっ、これはすぐに取得できた。やはりパッシブスキルは認識すると習得可能みたいだ。
「わざわざご足労頂きありがとうございます。当冒険者ギルドのギルドマスターをしています、ドノバンといいます。」
「ご丁寧に、俺はタクと言います。迷宮探索をしています。こっちは妻のサイです。」
俺は念のため偽装しているステイタスに書いている名前を名乗った。
「迷宮探索者ですか。相当の腕前だと思うが冒険者登録はされておられないので?」
「今の所、冒険者登録するメリットを感じませんので。自由に迷宮探索をして糊口を凌いでおります。」
「御存知ではなかったのかもしれませんが、今回タク殿が討伐されたのは黒狼団というこの界隈では有名な盗賊団でした。彼らに襲われた商人や旅人は数知れません。この度は街を代表してお礼申し上げます。」
「いえ、たまたま運が良かっただけでして。襲われたと思われる商人は誰も救えませんでしたし。」
「そちらの商人のステイタスカードは昨日届けられております。雇っていた傭兵含めて男は皆殺しでした。奥さんと女中さんがいたと言う話でしたが、今日お持ちいただいた被害者カードがそうなのでしょう。大店の一人娘だったようで、その商会の主人から黒狼団の討伐依頼も出されておったのですが、黒狼団相手に討伐依頼は出せないので本人を説得しておりました。後で話を聞きたいとのことでしたのでお時間を取らせてしまいますがよろしくお願いします。」
「今回の討伐は、全くの偶然で運が良かっただけです。ただその時に奪った馬車と馬車に乗っていた商品を俺が受け取ってしまったんですがお返しした方がいいですか?」
「いえいえ、そちらは規定通りにタク殿がお納めいただいて構わないと思います。ただもしかしたら買い戻したいと言う品があるかもしれませんがその時にはよろしくお願いします。」
「わかりました。手持ちの中にあれば応じることにします。」
「さて、今回の報酬ですが、討伐依頼は正式には出ていませんのでそちらの報酬はでません。ただ、今回の黒狼団にはあちこちから賞金が懸けれられいましたからそちらが報酬になります。また冒険者登録頂いたら今回の討伐も履歴に残りますので冒険者ランクが一気に上がると思いますが。」
「いえ、特段、冒険者になる予定はないので今回は報酬だけで。」
「そうですか、解りました。」
ドアがノックされて、トレイに金貨を乗せて受付嬢が入ってきた。
「こちらが今回の討伐報酬金です。詳細は団長のギリスが金貨30枚、副団長・・・・合計金貨68枚となります。ご確認ください。」
「ありがとうございます。それでは俺達はこれで。」
「あ、あの。黒狼団のアジトを襲撃されたんでしょうか?」
「いえ、街道から森に入ったところです。その後森の中で一晩中戦っていましたから、詳しい場所は解りませんが。」
「そうですか。それでこの後の予定は?」
「明日、国を出てミルチの迷宮に向かう予定です。」
「そ、そうですか。では、この度はどうもありがとうございました。」
まあ、黒狼団のアジトを探すんだろうな。入り口は完全に破壊してるし、馬を置いてたところも解らなくしてるしね。仮に探し出してもアジトには何もないけどね。まああの辺りに人がたくさん入れば森の魔物退治になるし、悪いことでもないかな。
そんなことを思いながら冒険者ギルドの建物を出ると、俺達の馬車の前で待っている人がいた。
「よし、彩、アリスに似合う服と靴、下着や生活用品を揃えよう。勿論、彩の分もね。」
「お兄ちゃん、アリスを許してくれるの?」
奴隷商でチョーカーを付けた後もずっと俺の首に掴っているアリスが上目遣いに聞いてきた。
「ん?別に怒ってないぞ。アリスにもいろいろ事情があるんだろうしな。ただ困ってることがあれば早めに言ってくれた方が嬉しいかな。アリスが考えているよりもっといい方法があるかもしれないしな。」
「ありがと、お兄ちゃん。」
「おう、彩にもちゃんとお礼を言っておくんだぞ。いろいろ心配してたからな。」
「お姉ちゃん、ありがとう。それとごめんなさい。」
その後、アリスに詳しい話を聞いた。やはり黒狼団に脅されて連れてこられたらしい。アリスは兎族では珍しく魔法、しかも聖魔法を使えると言うことで神殿の巫女にされる予定だったらしい。巫女になったら神殿から一生出ることはできないし、結婚もできなくなる。魔力が衰えた頃に妊娠だけさせられ、何人か子供を強制的に産まされるらしい。それも聖魔法と言う特殊な魔法を伝えるためらしい。
「聖魔法を使える奴ってそんなに少ないの?」
「少ないよ、お兄ちゃん。一番多いとされる人族でも滅多にいないよ。聖魔法は伝説の勇者の血を受け継いだ人だけが使えるって言われているんだよ。」
「伝説の勇者ねー。」
「確か、アルンガルト王国が勇者召喚のための儀式をやるって聞いたよ。確か今年じゃなかったかな、召喚の儀式が出来るの。」
「そうなんだ。いつでもできる訳じゃないんだ。」
「そうだよ。星の並びが一致しないといけないから数千年ぶりだって。」
「数千年ねー。ガノの勇者ぶりとか?」
「そうだよ。でもね、帝国と教皇国でも同じように勇者召喚するって話があるんだよー。兎耳情報だけどねー。」
「な、それはマジか。」
「マジだよー。お兄ちゃん、マジってどんな意味?」
俺は彩と顔を見合わせた。3大国全部で勇者召喚してるんだったら、勇者同士の殺し合いってことになるんじゃないのかなー。しかし俺達と同じ思いをしている奴が他にもいる可能性があるのか。そっちも情報を集めないとな。
そのあと、アリスに似合いそうなキュロットスカートや、ローブーツを買って、ついでに武器屋や防具屋、魔道具屋なども見て回った。
「じゃあ、後は冒険者ギルドに行こうか。念のため宿は反対側の門の近くで取っておこう。」
そう言って冒険者ギルドに入った。市役所みたいな感じだ。カウンターが並んでいて、カウンターの前には何人か受付嬢みたいな人が座っている。
「すみません。盗賊を討伐したんですが、報告はこちらでいいでしょうか?」
「はい、こちらで承ります。冒険者カードの提出もお願いします。」
「えっと、冒険者ではないんですが報告は可能でしょうか?」
「勿論です。では、倒した盗賊のステイタスカードをお願いします。」
「はい。それと多分被害者だと思うんですが、そちらのカードはどうしたらいいでしょうか?」
「そちらのカードも提出をお願いできますか?後日遺族の方より謝礼が出ると思います。」
それで、盗賊のカードと被害者のカードを提出した。
「これ全部討伐したんですか?」
「はい。丁度引き上げている途中だったみたいで、少しずつ戦力を削って仕留めました。」
カードを確認してそれが黒狼団のものと解ったのだろう、受付のお姉さんは青い顔になって、
「申し訳ございません。少々お待ちください。」
そう言って慌てて奥に引っ込んだ後、数分して受付カウンターから出てきて、
「申し訳ございません。こちらでお話をお聞かせ願いますか。当ギルドマスターの部屋にご案内させて頂きます。」
この反応もアリスの話から予想されたことなので、2人を伴って階段を上がってギルドマスターの部屋に案内された。
部屋にいたのは、がっしりした体格のドワーフ族の男性だった。スキル的にLV3が並び、魔法は使えないけどかなりの戦士だ。「斧術」っていうスキルもあるんだなぁ。後、「身体強化」というパッシブスキルある。おっ、これはすぐに取得できた。やはりパッシブスキルは認識すると習得可能みたいだ。
「わざわざご足労頂きありがとうございます。当冒険者ギルドのギルドマスターをしています、ドノバンといいます。」
「ご丁寧に、俺はタクと言います。迷宮探索をしています。こっちは妻のサイです。」
俺は念のため偽装しているステイタスに書いている名前を名乗った。
「迷宮探索者ですか。相当の腕前だと思うが冒険者登録はされておられないので?」
「今の所、冒険者登録するメリットを感じませんので。自由に迷宮探索をして糊口を凌いでおります。」
「御存知ではなかったのかもしれませんが、今回タク殿が討伐されたのは黒狼団というこの界隈では有名な盗賊団でした。彼らに襲われた商人や旅人は数知れません。この度は街を代表してお礼申し上げます。」
「いえ、たまたま運が良かっただけでして。襲われたと思われる商人は誰も救えませんでしたし。」
「そちらの商人のステイタスカードは昨日届けられております。雇っていた傭兵含めて男は皆殺しでした。奥さんと女中さんがいたと言う話でしたが、今日お持ちいただいた被害者カードがそうなのでしょう。大店の一人娘だったようで、その商会の主人から黒狼団の討伐依頼も出されておったのですが、黒狼団相手に討伐依頼は出せないので本人を説得しておりました。後で話を聞きたいとのことでしたのでお時間を取らせてしまいますがよろしくお願いします。」
「今回の討伐は、全くの偶然で運が良かっただけです。ただその時に奪った馬車と馬車に乗っていた商品を俺が受け取ってしまったんですがお返しした方がいいですか?」
「いえいえ、そちらは規定通りにタク殿がお納めいただいて構わないと思います。ただもしかしたら買い戻したいと言う品があるかもしれませんがその時にはよろしくお願いします。」
「わかりました。手持ちの中にあれば応じることにします。」
「さて、今回の報酬ですが、討伐依頼は正式には出ていませんのでそちらの報酬はでません。ただ、今回の黒狼団にはあちこちから賞金が懸けれられいましたからそちらが報酬になります。また冒険者登録頂いたら今回の討伐も履歴に残りますので冒険者ランクが一気に上がると思いますが。」
「いえ、特段、冒険者になる予定はないので今回は報酬だけで。」
「そうですか、解りました。」
ドアがノックされて、トレイに金貨を乗せて受付嬢が入ってきた。
「こちらが今回の討伐報酬金です。詳細は団長のギリスが金貨30枚、副団長・・・・合計金貨68枚となります。ご確認ください。」
「ありがとうございます。それでは俺達はこれで。」
「あ、あの。黒狼団のアジトを襲撃されたんでしょうか?」
「いえ、街道から森に入ったところです。その後森の中で一晩中戦っていましたから、詳しい場所は解りませんが。」
「そうですか。それでこの後の予定は?」
「明日、国を出てミルチの迷宮に向かう予定です。」
「そ、そうですか。では、この度はどうもありがとうございました。」
まあ、黒狼団のアジトを探すんだろうな。入り口は完全に破壊してるし、馬を置いてたところも解らなくしてるしね。仮に探し出してもアジトには何もないけどね。まああの辺りに人がたくさん入れば森の魔物退治になるし、悪いことでもないかな。
そんなことを思いながら冒険者ギルドの建物を出ると、俺達の馬車の前で待っている人がいた。
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