親の愛という恐怖

田所 愛斗

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親の愛という恐怖

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 題名    小説
   
     親の愛という恐怖

     田所    愛斗
 
 私は一昨年交通事故にあった。下半身の骨が全部折れて1年間動けなかった。そんなある日、発達障害と視覚障害の友達がお見舞いににきてくれた。
その子は学校のクラス内でいじめられていた少年だ。そして私は動揺した感じで「おっ。よぉ!」と言った。
少年は「お前誰?とりあえず俺のきったない靴下置いとくね。お前朝鮮人みたいだね。」と訳のわからない事を語って僕のところを去っていった。そして私はそのきったない靴下の中を覗いた。  ピンクの手紙が置いてあった。
その手紙の内容はとても悲しい内容だった。

キモオタ口臭野郎へ

 最近元気ですか?   私は死にたいです。
お願いがあります。私を助けて下さい
毎日学校でいじめられています。
バックに鳥の内臓とか犬の首が入ってたりします。しかもその犬は私の飼っていた犬でした。
   どうか助けて下さい。お願いします

                                     少年より

私は下半身の痛みを忘れて病院から飛び出してすぐ少年の学校に駆けつけた
駆けつけた先には制服姿で倒れている男の子がいた。どうやらこの子もいじめの対象にあっていたらしく、いじめっこに「ホモがきはしになぁ」と言いい、押したということがその事故現場を見た5秒後にこの情報がはいって知った。
私は少年も殺されているのではないかと思ってそのままがむしゃらに走った。
 少年の母親がいた。少年の母親は爆笑していた。
「ぎゃはぎゃは、私の息子を殴って殺してしまいましでざますわ」
少年の母親は目が真っ白になっていた
私はとても怖かった。しかも少年の母親は自分の爪を引っ張って抜いていた
少年の母親は痛い!痛い!と叫びながら笑って自分の家に戻って行った。
私は心配してすぐ追いかけた。
家に入った途端、異臭がした。腐った臭いだ。私「なんだこの臭い!クセェ!」
鼻を掴みながら異臭のする二階の部屋に行った。
そこで見た光景は  最悪    いやカオスと言っていいだろう。その部屋には少年の死体が横たわっていて、少年の母親がボロボロでウジ虫が集っている肌を素手で洗いながら
少年の母親「ごめんねごめんねうんでごめん。でも私はあなたを恨むわ」
と小声でブツブツ言っていた。
私はその場から逃げて、すぐに警察を呼んだ。
その2日後に少年の葬式が行われた。
みんな笑っていた。私は恐怖を殺して少年の入ってる箱に近づいて手を合わして「しっかり眠れよ」小声で言った。
友達から聞いた話だがどうやら少年の母親は夫を息子(少年)に殺されたらしく、しかもその夫は多額な借金をしていて母親が払えなく、気が狂って少年の事を殴って殺したらしい。少年の母親は行方不明になっているとのこと。
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