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出会い
しおりを挟む「永井湊....聞いたことある....」
「そりゃそーや。相手も異能力使いなんやから」
「....水の王がなんの用なの?」
「さーな、詳しいことはわからん、けど愛衣に用があるみたいやで」
「そう。...サクラ
ジェイムズとリン呼んだ方がいい?」
「うーん、せやな一応呼んどこうか...まぁ~、なんも起こらんと思うけど、ただの話し合いやし」
「何も起こらない方がいい」
「せやな、後で連絡しとくな」
「うん!!」
ご飯を食べ終え「ご馳走さまさまでした」
「お粗末様でした」
「着替えてくるね!!」
「おう!!」
階段を上り自分の部屋がある2階へ行き、服に着替え、また下に降りて
私がお気に入りの奥のソファに座った。
「....」
コツコツとサクラがこちらに近づいてきて
「連絡ついたで、ただ、リンの方は来れないらしい。ジェイムズは来れるらしい。1時間後には着くって!」
「わかった。....サクラ」
「なんや?」
「梨穂さんともっと仲良くなりたい」
「、、、ええやん。じゃあ、梨穂くん連れて来るか」
「うん!!」
「ジェイムズ来たら、梨穂くんがいるところに行ってみよ...どこにいるかわかるん?」
「うん!多分わかる」
「愛衣が仲良くなりたい言うたの、元々居たヤツら除いたら、2人ぐらいやな」
「そうだね!!」
一時間後
喫茶店のドアがガチャリと開いた。
黒人で黒のスーツにサングラスをかけて、堅いがよく身長187㎝の男だ
「ジェイムズ久しぶり!!」
私はジェイムズの方に駆け寄り「会いたかった」と笑顔で言い抱きつくと、抱きしめ返しながら
「long time no see」(久しぶり)
「ふふふ!!ジェイムズ」
ジェイムズから離れると
「メイは相変わらずだな、半年ぶりか?」
「うん!それくらい!!」
ジェイムズは優しく髪を撫でながら
「サクラは?」
「厨房じゃないかな?」
ジェイムズが厨房に行こうとすると
「あー、すまんすまん!久しぶりやなぁ~、ジェイムズ。」
サクラが厨房の中から出てきて
「久しぶりだなサクラ」
「あっ、適当に座ってくれ今、飲みもん出すから」
「あーあ、わかった!」
「ジェイムズこっち」
私は自分のお気に入りのソファにジェイムズを呼び
「よっこらせ、このソファメイは本当にお気に入りなんだな!」
「うん!てかジェイムズ日本語めっちゃペラペラじゃん」
「日本に5年もいれば普通に話せるよ笑
その間、アメリカの方にも何回か帰ったりもしたけどな」
「あーね!!」
そんな会話をしていると、「はい、お待たせしました。」
サクラが、メロンソーダを持ってきて
「ジェイムズ久しぶりやな!元気しとった?」
「あぁー、サクラこそ元気か?」
「おかげさまでな。」
「そうか、、、」
少しの時間他愛ない話しをして
「さて、なんでいきなり水の王、永井湊がメイに用事てなんだ?」
「さーな、ただ今日の朝ポストに手紙が入っててな、今日の昼ごろ平野愛衣と話しがあると」
「何考えてんだ....まぁー、いい、もしもの時の護衛として呼んだんだろ」
「せや、」
「....」
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