2 / 35
第一章
第2話『試験合格を幼馴染に報告する』
しおりを挟む
さすがに、ここまでくると自分自身に恐怖さえ覚える。
なんせ到着する頃には夕日を拝むことになるだろうな、と予想していたのに、未だ空は透き通る青色に染まっているのだから。
「すぅー――ふぅ――」
そして、俺は村全体を見渡せる崖の上に居る。
子供のときに登って発見したこの場所は、景色がいいだけではなく吸い込む空気が美味しく感じられるからお気に入りだった。
大人には「どこで吸う空気も一緒だろ」、としか言われなかったけど、俺には思い出の場所なんだ。
「さて、と」
どれだけ体を鍛えても、この高さから飛び降りたら無傷ではいられない――というか間違いなく骨が折れる高さけど、ちょいっと飛び降りて着地。
【聖剣】の能力でしかないのだけれど、絶対に抱く恐怖心すらも自信に変えてくるなんて、あまりにも凄い。
しかも力いっぱいに着地して地面が割れたり穴が開いたりすることもなく、ただ跳ねて着地したみたいにスッと周りに何も影響を及ぼさなかった。
ここまで人間離れしている能力を得られていたのなら、聖騎士の装備を身にまとったまま来てもよかったな。
白を基調として金の装飾が施されているから、聖騎士に成ったことを言葉よりも信用されるだろうし。
「さすがに緊張してきたな」
たぶん、村の中を歩いていても大人たちが俺を俺と認識できる人はそう居ないはず。
現に、歩き出してすぐにすれ違った人は目線すら向けなかった。
そう考えると、聖騎士の装備を身にまとっていたら注目の的になって囲まれてしまうだろうから、なかった方が正解なのかもしれない。
本当に、全てが懐かしいな。
子供の頃の記憶だから、鮮明に覚えているわけじゃないけど――あのとき感じた湿った土の匂い、風に乗って流れてくる草木の匂いはそのままだ。
そうそう、各家庭から漏れ出てくる料理の匂いは歩き回るだけでも空腹を誘われるんだよな。
「……」
懐かしい記憶に感動を覚えるも、すれ違っていく大人や子供を見ると寂しい気持ちも込み上げてくる。
実家があって、ここは故郷だというのに見たことのある大人たちは誰も俺と俺と認識していない。
それどころか目線を向けてこない辺り、完全に余所者扱いされているわけだし、村の風潮が色濃く残っていることに落胆してしまう。
自分たちの身を護るための防衛意識だということは理化できるけど、それでも、まるで人間ではない扱いを受けてしまうのは心にくるものがある。
「――」
でも、そんなことばかりじゃない。
今もなお、こうして誰もが笑ったり生活できているということは嬉しいことでもある。
辺境の地とまではいかなくても、さっきまでなぎ倒し続けていた通りに獣だけではなくモンスターも出現するような場所が近い。
「あれは――」
王国で最近試行段階に移ったという早馬か。
見た目は普通の馬と大差ないけど、体力や脚力が2倍向上しているという特性の馬が、桶に入れられた水をぴちゃぴちゃと飲んでいる。
あれが意味するのは、この村も余所者を受け入れるようになったということ。
なるほど、だからか。
冒険者か傭兵を雇ったり、定期的に訪れてもらうことによって外敵脅威を取り除いているというわけなんだな。
であれば平和が保たれているのは納得がいく。
「――」
幼馴染であるセリナが住んでいるのは、たぶん村の端に建てられた家。
さすがに新しい家に住んでいる可能性もあるけど、まずはそこへ向かう。
居なかったら村の人に聞けばいいし。
実家にも寄りたいけど、それこそ後でいい――。
「――記憶そのままだ」
いつも遊びに来たし、いつも遊びに誘われていた幼馴染が住んでいる家。
人のことを言えたわけではないけど、なんの変哲もない木造建築の平屋。
実家も同じだから、外観に関してはほとんど一緒なんだよな。
実に数年ぶりだから緊張するけど、猶予を貰っている時間はそう多くない。
意を決して扉を3回叩く。
「すみません、アレンです。いらっしゃいますか?」
とりあえず返事はない。
飛び起きて準備しているかもしれないし、待機。
でも心の準備がまだだし、正直ありがたい。
セリナ、今はどんな感じになってるのかな。
凄い美人になっているだろうから、既に結婚相手とか見つかってそうだし、だとしたらお祝いは何がいいのだろろう。
身近にそういった人が居ないから、誰か……そう、騎士団の人たちである人生の先輩方に相談させてもらった方がいいな。
「――すみません、アレンです! お久しぶりです!」
念のためにもう一度、今度は声を大きくして問いかけてみる。
これで返事がなかったら、残念だけど諦めるしかない。
帰り時に立ち寄っても居なかったら手紙でも書こう。
立場的に私用で訪ねることはできなくなってしまうが、機会が巡れば再び顔を合わせることもできるはず。
世の中、そんなに捨てたもんじゃないと経験則で期待できる。
「――ダメ、か。残念だ」
と、振り返ったそのときだった。
「え……もしかして、アレン……?」
「セリナ……?」
食料が入った籠を両手で持っている、久しぶりでもすぐに誰かわかってしまったセリナの姿が。
そして、脱力してしまったのか籠を地面へ落とし、目に涙を浮かべながら駆け寄ってきて手を握られる。
「久しぶり……帰ってきたの? こんなに大きくなっちゃって。ちゃんと食べてるの? 本当に心配していたんだから」
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着いて、まずは深呼吸して」
「ご、ごめんなさい」
見違えたという印象はこちらも抱いている。
あのときは互いに幼かったとはいえ、身長は同じぐらいで、どちらかといえばセリナの方が好奇心旺盛だった。
「今日は冒険よ」と、数日間隔で森の中へ半ば連行されては、2人で落ちている棒きれを握って散策し回っていたっけ。
今は俺の方が大きくなっているけど、セリナはかわいさを残しながらも女性的な魅力が増している。
綺麗な艶のある髪は背中ぐらいまで伸ばしていて、女性的に成長しているところはしっかりと膨らんでいたり。
身体的特徴の中でもひときわ目を引いたのは、丸味を帯びた小さくてかわいらしい顔。
嘘偽りない感想を語るなら、物凄くかわいいし、凄くかわいいし、かわいい。
「ここに居るってことは、またこの村で一緒に生活できるの……?」
少し目に涙を浮かび上がらせて上目遣いをしているその姿、今すぐに抱きしめてあげたい気持ちが込み上げてしまう。
「ごめん、それはできない」
「え……」
「でもセリナに伝えたいことがあって戻ってきたんだ」
どれだけ辛い経験をしても、ずっと心の支えになり続けた夢であり、心の中でもずっと応援し続けてくれていたセリナに伝いたいこと。
「あのとき、全員が否定してもセリナだけが俺の夢を応援し続けてくれた。あのときは本当にありがとう。そして――俺、聖騎士に成ることができたんだ」
「え――っ!? 本当に、本当に?」
「本当さ。防具は置いてきてしまったけど、証拠として、ほらこれを見てよ」
腰に携える純白の鞘に納められた【聖剣】を、少しだけ持ち上げる。
「……」
「まだ信じられないなら、完全に人間を辞めたって思えるぐらいの――そう、素手であそこにある木を折るよ」
「――おめでとうアレン。夢が叶ったんだね」
「ああそうさ。誰よりも先にセリナに伝えたくて、任命式が終わってすぐ駆け付けたんだ」
「嬉しい、私を1番に選んでくれたのね」
「ああそうさ」
なんだか、ちょっと想像していた状況とは違うな。
理想は泣いて喜んでくれるかと思っていたけど、なんかこう、別のことを考えているような、俺を見ているようで見ていないような感じがする。
「それで、さ。セリナも年頃だし、結婚相手も居るだろうからお祝いしようかと思って」
「……」
「でもごめん。急いできたから花束1つも持ってくることができなかったから――」
「ねえアレン。私からも伝えたいことがあるの」
お、やはりこちらは予想通りの展開だ。
こんな美人さんに育ったんだから、それはそうだよな。
寂しくもあり名残惜しいけど、ここは笑って祝福の言葉を送ろう。
俺が村から飛び出さずに生活していたら、間違いなく求婚を申し出ていたぐらい綺麗だから当然だな。
「よく聞いてほしいの」
「ああ、心の準備はできている」
俺は兄でもあり弟でもあるから、結婚相手がセリナを守ることができるのか力試しするしかないな。
もしもひ弱だったら訓練してあげたいけど……自分都合で動けないから、圧力だけかけて自主的に強くなってもらおう。
「――私、実は【魔剣】なの」
「え?」
なんせ到着する頃には夕日を拝むことになるだろうな、と予想していたのに、未だ空は透き通る青色に染まっているのだから。
「すぅー――ふぅ――」
そして、俺は村全体を見渡せる崖の上に居る。
子供のときに登って発見したこの場所は、景色がいいだけではなく吸い込む空気が美味しく感じられるからお気に入りだった。
大人には「どこで吸う空気も一緒だろ」、としか言われなかったけど、俺には思い出の場所なんだ。
「さて、と」
どれだけ体を鍛えても、この高さから飛び降りたら無傷ではいられない――というか間違いなく骨が折れる高さけど、ちょいっと飛び降りて着地。
【聖剣】の能力でしかないのだけれど、絶対に抱く恐怖心すらも自信に変えてくるなんて、あまりにも凄い。
しかも力いっぱいに着地して地面が割れたり穴が開いたりすることもなく、ただ跳ねて着地したみたいにスッと周りに何も影響を及ぼさなかった。
ここまで人間離れしている能力を得られていたのなら、聖騎士の装備を身にまとったまま来てもよかったな。
白を基調として金の装飾が施されているから、聖騎士に成ったことを言葉よりも信用されるだろうし。
「さすがに緊張してきたな」
たぶん、村の中を歩いていても大人たちが俺を俺と認識できる人はそう居ないはず。
現に、歩き出してすぐにすれ違った人は目線すら向けなかった。
そう考えると、聖騎士の装備を身にまとっていたら注目の的になって囲まれてしまうだろうから、なかった方が正解なのかもしれない。
本当に、全てが懐かしいな。
子供の頃の記憶だから、鮮明に覚えているわけじゃないけど――あのとき感じた湿った土の匂い、風に乗って流れてくる草木の匂いはそのままだ。
そうそう、各家庭から漏れ出てくる料理の匂いは歩き回るだけでも空腹を誘われるんだよな。
「……」
懐かしい記憶に感動を覚えるも、すれ違っていく大人や子供を見ると寂しい気持ちも込み上げてくる。
実家があって、ここは故郷だというのに見たことのある大人たちは誰も俺と俺と認識していない。
それどころか目線を向けてこない辺り、完全に余所者扱いされているわけだし、村の風潮が色濃く残っていることに落胆してしまう。
自分たちの身を護るための防衛意識だということは理化できるけど、それでも、まるで人間ではない扱いを受けてしまうのは心にくるものがある。
「――」
でも、そんなことばかりじゃない。
今もなお、こうして誰もが笑ったり生活できているということは嬉しいことでもある。
辺境の地とまではいかなくても、さっきまでなぎ倒し続けていた通りに獣だけではなくモンスターも出現するような場所が近い。
「あれは――」
王国で最近試行段階に移ったという早馬か。
見た目は普通の馬と大差ないけど、体力や脚力が2倍向上しているという特性の馬が、桶に入れられた水をぴちゃぴちゃと飲んでいる。
あれが意味するのは、この村も余所者を受け入れるようになったということ。
なるほど、だからか。
冒険者か傭兵を雇ったり、定期的に訪れてもらうことによって外敵脅威を取り除いているというわけなんだな。
であれば平和が保たれているのは納得がいく。
「――」
幼馴染であるセリナが住んでいるのは、たぶん村の端に建てられた家。
さすがに新しい家に住んでいる可能性もあるけど、まずはそこへ向かう。
居なかったら村の人に聞けばいいし。
実家にも寄りたいけど、それこそ後でいい――。
「――記憶そのままだ」
いつも遊びに来たし、いつも遊びに誘われていた幼馴染が住んでいる家。
人のことを言えたわけではないけど、なんの変哲もない木造建築の平屋。
実家も同じだから、外観に関してはほとんど一緒なんだよな。
実に数年ぶりだから緊張するけど、猶予を貰っている時間はそう多くない。
意を決して扉を3回叩く。
「すみません、アレンです。いらっしゃいますか?」
とりあえず返事はない。
飛び起きて準備しているかもしれないし、待機。
でも心の準備がまだだし、正直ありがたい。
セリナ、今はどんな感じになってるのかな。
凄い美人になっているだろうから、既に結婚相手とか見つかってそうだし、だとしたらお祝いは何がいいのだろろう。
身近にそういった人が居ないから、誰か……そう、騎士団の人たちである人生の先輩方に相談させてもらった方がいいな。
「――すみません、アレンです! お久しぶりです!」
念のためにもう一度、今度は声を大きくして問いかけてみる。
これで返事がなかったら、残念だけど諦めるしかない。
帰り時に立ち寄っても居なかったら手紙でも書こう。
立場的に私用で訪ねることはできなくなってしまうが、機会が巡れば再び顔を合わせることもできるはず。
世の中、そんなに捨てたもんじゃないと経験則で期待できる。
「――ダメ、か。残念だ」
と、振り返ったそのときだった。
「え……もしかして、アレン……?」
「セリナ……?」
食料が入った籠を両手で持っている、久しぶりでもすぐに誰かわかってしまったセリナの姿が。
そして、脱力してしまったのか籠を地面へ落とし、目に涙を浮かべながら駆け寄ってきて手を握られる。
「久しぶり……帰ってきたの? こんなに大きくなっちゃって。ちゃんと食べてるの? 本当に心配していたんだから」
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着いて、まずは深呼吸して」
「ご、ごめんなさい」
見違えたという印象はこちらも抱いている。
あのときは互いに幼かったとはいえ、身長は同じぐらいで、どちらかといえばセリナの方が好奇心旺盛だった。
「今日は冒険よ」と、数日間隔で森の中へ半ば連行されては、2人で落ちている棒きれを握って散策し回っていたっけ。
今は俺の方が大きくなっているけど、セリナはかわいさを残しながらも女性的な魅力が増している。
綺麗な艶のある髪は背中ぐらいまで伸ばしていて、女性的に成長しているところはしっかりと膨らんでいたり。
身体的特徴の中でもひときわ目を引いたのは、丸味を帯びた小さくてかわいらしい顔。
嘘偽りない感想を語るなら、物凄くかわいいし、凄くかわいいし、かわいい。
「ここに居るってことは、またこの村で一緒に生活できるの……?」
少し目に涙を浮かび上がらせて上目遣いをしているその姿、今すぐに抱きしめてあげたい気持ちが込み上げてしまう。
「ごめん、それはできない」
「え……」
「でもセリナに伝えたいことがあって戻ってきたんだ」
どれだけ辛い経験をしても、ずっと心の支えになり続けた夢であり、心の中でもずっと応援し続けてくれていたセリナに伝いたいこと。
「あのとき、全員が否定してもセリナだけが俺の夢を応援し続けてくれた。あのときは本当にありがとう。そして――俺、聖騎士に成ることができたんだ」
「え――っ!? 本当に、本当に?」
「本当さ。防具は置いてきてしまったけど、証拠として、ほらこれを見てよ」
腰に携える純白の鞘に納められた【聖剣】を、少しだけ持ち上げる。
「……」
「まだ信じられないなら、完全に人間を辞めたって思えるぐらいの――そう、素手であそこにある木を折るよ」
「――おめでとうアレン。夢が叶ったんだね」
「ああそうさ。誰よりも先にセリナに伝えたくて、任命式が終わってすぐ駆け付けたんだ」
「嬉しい、私を1番に選んでくれたのね」
「ああそうさ」
なんだか、ちょっと想像していた状況とは違うな。
理想は泣いて喜んでくれるかと思っていたけど、なんかこう、別のことを考えているような、俺を見ているようで見ていないような感じがする。
「それで、さ。セリナも年頃だし、結婚相手も居るだろうからお祝いしようかと思って」
「……」
「でもごめん。急いできたから花束1つも持ってくることができなかったから――」
「ねえアレン。私からも伝えたいことがあるの」
お、やはりこちらは予想通りの展開だ。
こんな美人さんに育ったんだから、それはそうだよな。
寂しくもあり名残惜しいけど、ここは笑って祝福の言葉を送ろう。
俺が村から飛び出さずに生活していたら、間違いなく求婚を申し出ていたぐらい綺麗だから当然だな。
「よく聞いてほしいの」
「ああ、心の準備はできている」
俺は兄でもあり弟でもあるから、結婚相手がセリナを守ることができるのか力試しするしかないな。
もしもひ弱だったら訓練してあげたいけど……自分都合で動けないから、圧力だけかけて自主的に強くなってもらおう。
「――私、実は【魔剣】なの」
「え?」
2
あなたにおすすめの小説
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる