長屋のおるき 振り袖小町

一条 瑠樹

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長屋のおるき 振り袖小町

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長家のおるき振り袖小町
一話          一条瑠樹

時は江戸時代中で御座います…徳川御三家は水戸、
尾張名古屋、紀州和歌山とこれを徳川御三家と云う時代で御座います…
私の母おるきの方のお話をして参ります
私の名前はこるきともうします。
皆様おてんばだった母おるきが振り袖小町との異名を取った母上の我儘を話したいのです。
それでは本題に入って参りましょう!

嫌じゃわらわは何故好きでは無いと云うておる!
わらわは、好きでもない人に嫁ぎたくない!
紀州徳川家の長女まだ16歳では無いか!
徳島藩 蜂須賀家には絶対嫁がぬ!
それよりも婆や紀州から抜け出し出奔する手立ては無かろうか?

しかしながら姫様お口が過ぎまする…
この縁談は姫様が知らずともお殿様が決められた縁談でございますぞ…

嫌な物は嫌じゃ!婆やはおかしいとは
思わぬのか?この婆やも姫さまをこんな育て方を無念にて御座候也て…
ナギナタやら馬に乗りたいと言われ武芸を沢山教えて参りました…姫縁談の話しは幼き頃より教えて参りました。
侍女(じじょ)のオチャコとおさちが甘やかして?いえいえこの婆やが行けないので御座います♪🙇‍♀️
ワラワはそんなことなど聞いてないわ!

オチャコとおさち並びに婆や四人にて江戸に参ろう。
いかがかなワラワは和歌山城から外に出る事すら父上から言われておる‼️
婆や如何かな?

(婆やと言ってもまだ40歳位で有る)
おるきは、本気で思うのである。
江戸で暮らしたいなどと…婆やは呆れ果ててでも18歳まではおるき振り袖小町と言われた、おてんば娘を気の向くままにしてやりたいと…

オチャコとおさちを呼んで相談することにしたので有る…

婆や事お菊の局は、おるきを不憫に思い
二人の侍女も呼んで相談するわけだが、
バレたら死ぬ覚悟を聞くためにで有る…

二人はお菊の局様参りましたと頭を下げている!
姫様を江戸で暮らす知恵は無いものかと
打ち首覚悟で聴いた。
二人はお殿様には、お菊の局様からの
手紙を欠かさぬことや、おるきの身に何かあったら困るので近くに住まわす事を条件で有ればの合意であったが、婆やは武芸には秀でているおるきには武士の護衛は要らぬ旨の話しはした…
皆おるきの為にいざとなったら死ぬ覚悟はできていると告げた…

まずは銭を集めた。その次は中々安全な長家の角の家
お殿様お話が御座います!誰じゃ?
おるき姫の婆に御座います♪
お菊の局で有るか?どうした!また、
おるきがおてんばしたのか?いいえ!
お願いが御座います♪
くるしゅう無い入れ婆や事お菊の局は
事の次第を話した!
ならぬ絶対嫁がす。ならぬ物はならぬ
お殿様身代わりを建てますゆえに🙇
蜂須賀家の最速がたまらんでなぁ!
お菊の局よ…そちに任せようではないか!ワシはしらぬ顔をキメるのに自信はあらぬ!
お館様わたくしめは、首を掻き切っての思いで姫の我儘にかけて上げたいので御座います。
お館様にはこの守り役の、お菊生命をかけております♪
わかったわかった案ずるな可愛い一人しか居らぬおるきを、まあまあ男勝りじゃノォワシの爺はお菊の父上で有る…
ワシはあんなにうつけ者と称されたが今は如何じゃ!
決して我が奢りだかぶりに在らず少しは真面目になったであろう…笑笑
お菊はワシとは八つ違いで有るこの紀州徳川御三家はおるきをそなたらに任せてみようと思う、これで異存はあるまい!
お菊これを使わす。有り難き幸せに御座いまする。
そちの父上に楽市で買うてもろうた脇差しじゃ!あとは任せた…大義である
有難うございます♪🙇

二話に続く
この作品はフィクションです。
        一条瑠樹
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