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四章 イアサント共和国 筆頭国イアサント王国
11.子どもと遊ぶ(ステファヌside)
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ルチアーノは仕事するには早いと感じる。まだ疲れのようなものが見えるんだよ。それでも以前より食事量も増え、魔力の乱高下も少なくなっては来ている。自発的にも寝れる日も増えて、一人ずつならゆるゆるセックスも出来て来た。
だけどまだ子供には弱った姿を見せたくないと近づかない。母様はいつも元気だと見せたいからと寂しくて死にそうな顔をしながらそれでもと行きはしない。だからその分俺たちが会いに行っていた。
だがなあ……あいつら母様は?と聞くから来ないと言うと泣いた。父様たちではなく母様がああいい!!とギャン泣きで参ったね。俺たちが気が付かない内にどれだけかわいがっていたんだか。三つになろうというのに少し幼い感じがする我が子だけど……俺産んでないけど番の子は俺の子だ。
「ステファヌ父様?」
「あ、ああごめん。なんだ?」
「あのね、前にね母様の騎獣を見たの。ぼく乗ってみたい」
ゲッフェリクス何を言い出すのやら。
「お前たちはまだ小さいから危ないよ」
「母様なら乗せてくれるかな?」
「いや……母様もダメと言うと思うぞ」
「む~う。父様乗りたいぃ~!!乗せてぇ!」
あははとレノーは笑っている。
「戦の時にルチアーノ様が飛び立って行くのを見られたのですよ。あれなにと興味津々で私にも出して見せろと迫られまして」
「ああそれで」
当然出しませんけどねと笑った。見てしまったか、なら少しだけならいいかな。
「じゃあ見るだけだぞ?」
「ほんと?父様ありがとう!」
フェリクスとアンベールは手を繋ぎトコトコと庭に走って行った。
「はあ、困った子たちだな」
「ええ、でも王族の子とは思えぬ可愛らしさがありますよ」
「そうだな。よく笑い良く泣く」
俺も庭に出て魔石を首から外し騎獣を出した。
「うわあ!フェリクス、母様のと似てるね」
「うん!母様のはもっと……優しい感じがした!」
「そうだね!母様のは可愛かったね」
キャハハ!とぺちぺちと触って喜んでいる。
「父様!乗せて!」
「跨るだけだぞ?」
「「はい!」」
二人を抱き上げ獅子の背に乗せた。
「うわあ!高い!アンベールすごいね!」
「うん!これが空飛ぶんだね!父様ぼくもいつか出せる?」
「ああ出せるよ。お前らが乗りたいってモノを想像すればな」
二人で楽しそうだ。
「フェリクスは何が好き?」
「僕は父様と母様と同じ獅子!」
「僕はね、白いトラ!」
ええ……?なんでだよと揉め始めた。
「あのね、このないだパスカルが大きな白いトラ出して飛んでったんだよ。すごくカッコよかったんだ!父様たちより大きくてね」
「へえ……今度見せてもらおうよ!」
「うん!」
パスカル何してんだよ。メイド長が騎獣出すとかどこ行くのに使ってんだか。全く歩けよ……あれは稀に見るマッチョだ。サミュエルより身体が大きいから騎獣もまあ……大きいわな。
「見せてもらうだけにしろよ?彼は忙しいからな」
「はい!父様!」
ほら降りろと降ろそうとしたらたてがみにしがみついた。
「あ?降りろよ」
「やだ!ちょっと飛んで?」
「ダメ!」
「「いやあ!ぎゃあ!飛んでぇ!」」
ウソだろ……?
「レノーお前さあ、どんな躾けしてるんだよ」
「あはは。このわがままは親にだけなんですよ。普段はよい子で大人しいんです。三人にだけ見せるわがままなんです」
「マジか。俺はこれしか知らないから……」
「それだけ信頼されているんです。親は自分たちを無償で愛してくれていると信じているんですよ」
はは……ルチアーノの教育の賜物だな。俺は親をここまで信じることはなかった。
「仕方ねぇな!ちょっとだけだぞ!」
「やったあ!!」
獅子をしゃがませ二人の後ろに乗り庭をゆっくりと低空飛行。それでも子供たちには目線が高いようで楽しそうだ。花壇の近くを浮遊……もう浮遊だな、ゆらゆら飛んでいた。
「あっサシャ!お花ちょうだい!母様にあげるの!」
「おお!こんにちは。フェリクス様、アンベール様。いいですね、お父様に騎獣に乗せてもらって」
「うん!父様のカッコいいでしょ!」
「そうですね。ふふっはい、どうぞ」
「ありがとう」
ルチアーノと同じ感じの赤っぽいオレンジのバラ。いつも貰っているのかサシャは手際がいい。
「悪いなサシャ」
「いいえ、ルチアーノ様が元気になられるの祈っております」
「ああ、もうすぐ顔を見せるようになるさ。きっとな」
「はい。楽しみにしています」
こちらもどうぞと茎に白い細かい花がたくさん付いている物をくれた。
「これは?」
「ルチアーノ様がとても好きな花なんです。ぜひ」
「ああそうなんだ、ありがとう」
部屋の前に騎獣を寄せて二人を降ろし、またなと二人にキスしてルチアーノの所に行った。
「ルチアーノ」
「あ!ステファヌいらっしゃい。そのお花サシャ?」
「ああ、お前にって。こっちは二人から」
「ありがとう。イレールこれお願いね」
「はい」
花を受け取るとイレールは花瓶持って消えた。
「子供たちはどう?」
「あ~元気だよ。さっき騎獣に乗せて庭を散歩してきた」
「え……危なくない?」
「地面スレスレの低空飛行でだよ」
「あはは、それならね」
お前のを見たり、パスカルのを見て乗りたかったんだとと説明した。
「そうか、見てたんだ……」
「ああ、母様のと違う言ってたけどな」
「ああ、僕のはステファヌとかみたいに想像できなくて、なんとなく弱っちい感じだね」
そんな事はないぞとチュッ
「ありがと」
「夕食の後……な?」
「うん……」
それから少し話して俺は執務室に戻り仕事をした。
「アッアッ……ステファヌ……もっと……んんぅあ……」
「いいか?」
「いい……」
抱き合ってしたがるから尻掴んでぐちゅぐちゅ……あ~堪んねえ。
「ステファヌ……」
「なんだよ」
「ステファヌ……あふっ……」
「だからなんだよ」
「んふふっ愛してる」
「俺もだよ」
ゆるゆると優しく肌を合わせるようなセックス。すぐ射精するような激しいものは今は出来ないけど、夜伽とはやはり違う。俺は夜伽とのセックスがつまらなくてベトナージュのお香使って一度だけした。激しく楽しんだ後の虚しさは果てしなく……だからもう使わない。ジュスランは使わないでいるらしいけど正解だ。
「ステファヌ……ステファヌ……出ちゃうぅ」
「出せよ」
「うぐっ……ステファヌ!いやあステファヌ!一緒に!」
「クッ……もう少し……だから」
ふかふかした身体が痩せ細り、それでも少しは肉が付いてはきた。まだ足りないがぎゅうっと抱いて射精……堪んねえ。
「ハァハァステファヌ……気持ちよかった」
「俺もだよ」
「ごめんね。今までみたいには出来なくて」
「いいさ、俺元々ゆるゆるぎみだったろ?」
「でも激しいのも好きでしょう?」
「まあなあ、でもルチアーノが相手ならどんな仕方でも構わんさ」
ありがとうと唇を押し付けてきて舌を入れてくる。嬉しくて俺も……
「ハァハァ……ステファヌ」
「なんだよ」
「もっとして」
「ああ……」
キスだけで震えて……イアサントの所に通っているのも不安しかなかったが、何も変わらないどころか余計かわいくなった。俺たちが欲しいと言葉にするし色っぽさに磨きが……
「入れていいか?」
「ハァハァ……入れて」
ゆっくりと押し込んで……奥にトンと。
「うっあっ……ヤダ出ちゃうぅ……なんで……ッ」
「うねうねと……俺のちんこ忘れてねえか?」
「あうっ……忘れないよ……大好きなちんこだもの」
「俺もお前の中が好きだよ」
「んふふっステファヌ……キスして?」
ぐちゅぐちゅねろねろと………こんな幸せなセックスは久しぶりだ。
「僕は……あっアッ……もっとゆっくりとして。でちゃうからもっとステファヌと繋がってたい……」
「んふふっいいよ」
ゆっくりと出し入れして……これ焦らされてるみたいだな。
「あふっ……ステファヌのちんこ感じる……」
「俺はムズムズする感じたけど?」
「これね……ああ……急に来るからね?あん……」
なんだ急に来るって?
「ステファヌ……大好きステファヌ……ステファヌ……」
「ルチアーノどうしたんだよ?」
「うふん……こうしてると幸せなの」
「まあな、俺も幸せだよ」
ヌルヌルグリグリと繰り返し……うぐっ!いきなり出そう!
「ル、ルチアーノ!うっダメだ!」
「僕出る……うっ!あぐっ!」
「グッ!」
クソッ何だこれぐぅ……堪んねえ!我慢した分激しく気持ちいい!
「ステファヌ……休ませて…ハァハァ……」
「俺も少し……何だヤバい快感がしたぞ」
んふふっとルチアーノ。
「ジュスランとこうやってゆるゆるやってたらものすごく気持ちよかったんだ。だからね?」
「そうか……これ我慢の時間はムズムズするけど射精は堪んねぇな」
「でしょう?」
ゴソゴソと俺の胸に擦り付いてステファヌと愛してるって幸せそうだ。
「もう寝るか?」
「ん?ステファヌはもういいの?」
「したいけどお前が辛いのはヤダよ?」
「なら抱っこして」
「してるだろ」
「もっとぎゅうって」
「はいはい」
ステファヌ……ステファヌ……と、疲れたのか寝たな。体力はまだか。俺たちの絶倫について来れたからなあチュッ。見た目以上に体力があったと今更ながら気がついた。ごめんな……お前ばかり辛い思いさせて。
「ネトワイユ……」
俺も寝るか。だが何かおかしい気がする。ものすごく甘えて来るのがなんか変だ。エロくていいんだが、すがるような目が不安にさせる。う~ん、暇見つけて医者に聞くかな。
胸に抱き寄せて……ふあ~っルチアーノいねえから仕事も多くて俺も疲れてるかな?寝る!
だけどまだ子供には弱った姿を見せたくないと近づかない。母様はいつも元気だと見せたいからと寂しくて死にそうな顔をしながらそれでもと行きはしない。だからその分俺たちが会いに行っていた。
だがなあ……あいつら母様は?と聞くから来ないと言うと泣いた。父様たちではなく母様がああいい!!とギャン泣きで参ったね。俺たちが気が付かない内にどれだけかわいがっていたんだか。三つになろうというのに少し幼い感じがする我が子だけど……俺産んでないけど番の子は俺の子だ。
「ステファヌ父様?」
「あ、ああごめん。なんだ?」
「あのね、前にね母様の騎獣を見たの。ぼく乗ってみたい」
ゲッフェリクス何を言い出すのやら。
「お前たちはまだ小さいから危ないよ」
「母様なら乗せてくれるかな?」
「いや……母様もダメと言うと思うぞ」
「む~う。父様乗りたいぃ~!!乗せてぇ!」
あははとレノーは笑っている。
「戦の時にルチアーノ様が飛び立って行くのを見られたのですよ。あれなにと興味津々で私にも出して見せろと迫られまして」
「ああそれで」
当然出しませんけどねと笑った。見てしまったか、なら少しだけならいいかな。
「じゃあ見るだけだぞ?」
「ほんと?父様ありがとう!」
フェリクスとアンベールは手を繋ぎトコトコと庭に走って行った。
「はあ、困った子たちだな」
「ええ、でも王族の子とは思えぬ可愛らしさがありますよ」
「そうだな。よく笑い良く泣く」
俺も庭に出て魔石を首から外し騎獣を出した。
「うわあ!フェリクス、母様のと似てるね」
「うん!母様のはもっと……優しい感じがした!」
「そうだね!母様のは可愛かったね」
キャハハ!とぺちぺちと触って喜んでいる。
「父様!乗せて!」
「跨るだけだぞ?」
「「はい!」」
二人を抱き上げ獅子の背に乗せた。
「うわあ!高い!アンベールすごいね!」
「うん!これが空飛ぶんだね!父様ぼくもいつか出せる?」
「ああ出せるよ。お前らが乗りたいってモノを想像すればな」
二人で楽しそうだ。
「フェリクスは何が好き?」
「僕は父様と母様と同じ獅子!」
「僕はね、白いトラ!」
ええ……?なんでだよと揉め始めた。
「あのね、このないだパスカルが大きな白いトラ出して飛んでったんだよ。すごくカッコよかったんだ!父様たちより大きくてね」
「へえ……今度見せてもらおうよ!」
「うん!」
パスカル何してんだよ。メイド長が騎獣出すとかどこ行くのに使ってんだか。全く歩けよ……あれは稀に見るマッチョだ。サミュエルより身体が大きいから騎獣もまあ……大きいわな。
「見せてもらうだけにしろよ?彼は忙しいからな」
「はい!父様!」
ほら降りろと降ろそうとしたらたてがみにしがみついた。
「あ?降りろよ」
「やだ!ちょっと飛んで?」
「ダメ!」
「「いやあ!ぎゃあ!飛んでぇ!」」
ウソだろ……?
「レノーお前さあ、どんな躾けしてるんだよ」
「あはは。このわがままは親にだけなんですよ。普段はよい子で大人しいんです。三人にだけ見せるわがままなんです」
「マジか。俺はこれしか知らないから……」
「それだけ信頼されているんです。親は自分たちを無償で愛してくれていると信じているんですよ」
はは……ルチアーノの教育の賜物だな。俺は親をここまで信じることはなかった。
「仕方ねぇな!ちょっとだけだぞ!」
「やったあ!!」
獅子をしゃがませ二人の後ろに乗り庭をゆっくりと低空飛行。それでも子供たちには目線が高いようで楽しそうだ。花壇の近くを浮遊……もう浮遊だな、ゆらゆら飛んでいた。
「あっサシャ!お花ちょうだい!母様にあげるの!」
「おお!こんにちは。フェリクス様、アンベール様。いいですね、お父様に騎獣に乗せてもらって」
「うん!父様のカッコいいでしょ!」
「そうですね。ふふっはい、どうぞ」
「ありがとう」
ルチアーノと同じ感じの赤っぽいオレンジのバラ。いつも貰っているのかサシャは手際がいい。
「悪いなサシャ」
「いいえ、ルチアーノ様が元気になられるの祈っております」
「ああ、もうすぐ顔を見せるようになるさ。きっとな」
「はい。楽しみにしています」
こちらもどうぞと茎に白い細かい花がたくさん付いている物をくれた。
「これは?」
「ルチアーノ様がとても好きな花なんです。ぜひ」
「ああそうなんだ、ありがとう」
部屋の前に騎獣を寄せて二人を降ろし、またなと二人にキスしてルチアーノの所に行った。
「ルチアーノ」
「あ!ステファヌいらっしゃい。そのお花サシャ?」
「ああ、お前にって。こっちは二人から」
「ありがとう。イレールこれお願いね」
「はい」
花を受け取るとイレールは花瓶持って消えた。
「子供たちはどう?」
「あ~元気だよ。さっき騎獣に乗せて庭を散歩してきた」
「え……危なくない?」
「地面スレスレの低空飛行でだよ」
「あはは、それならね」
お前のを見たり、パスカルのを見て乗りたかったんだとと説明した。
「そうか、見てたんだ……」
「ああ、母様のと違う言ってたけどな」
「ああ、僕のはステファヌとかみたいに想像できなくて、なんとなく弱っちい感じだね」
そんな事はないぞとチュッ
「ありがと」
「夕食の後……な?」
「うん……」
それから少し話して俺は執務室に戻り仕事をした。
「アッアッ……ステファヌ……もっと……んんぅあ……」
「いいか?」
「いい……」
抱き合ってしたがるから尻掴んでぐちゅぐちゅ……あ~堪んねえ。
「ステファヌ……」
「なんだよ」
「ステファヌ……あふっ……」
「だからなんだよ」
「んふふっ愛してる」
「俺もだよ」
ゆるゆると優しく肌を合わせるようなセックス。すぐ射精するような激しいものは今は出来ないけど、夜伽とはやはり違う。俺は夜伽とのセックスがつまらなくてベトナージュのお香使って一度だけした。激しく楽しんだ後の虚しさは果てしなく……だからもう使わない。ジュスランは使わないでいるらしいけど正解だ。
「ステファヌ……ステファヌ……出ちゃうぅ」
「出せよ」
「うぐっ……ステファヌ!いやあステファヌ!一緒に!」
「クッ……もう少し……だから」
ふかふかした身体が痩せ細り、それでも少しは肉が付いてはきた。まだ足りないがぎゅうっと抱いて射精……堪んねえ。
「ハァハァステファヌ……気持ちよかった」
「俺もだよ」
「ごめんね。今までみたいには出来なくて」
「いいさ、俺元々ゆるゆるぎみだったろ?」
「でも激しいのも好きでしょう?」
「まあなあ、でもルチアーノが相手ならどんな仕方でも構わんさ」
ありがとうと唇を押し付けてきて舌を入れてくる。嬉しくて俺も……
「ハァハァ……ステファヌ」
「なんだよ」
「もっとして」
「ああ……」
キスだけで震えて……イアサントの所に通っているのも不安しかなかったが、何も変わらないどころか余計かわいくなった。俺たちが欲しいと言葉にするし色っぽさに磨きが……
「入れていいか?」
「ハァハァ……入れて」
ゆっくりと押し込んで……奥にトンと。
「うっあっ……ヤダ出ちゃうぅ……なんで……ッ」
「うねうねと……俺のちんこ忘れてねえか?」
「あうっ……忘れないよ……大好きなちんこだもの」
「俺もお前の中が好きだよ」
「んふふっステファヌ……キスして?」
ぐちゅぐちゅねろねろと………こんな幸せなセックスは久しぶりだ。
「僕は……あっアッ……もっとゆっくりとして。でちゃうからもっとステファヌと繋がってたい……」
「んふふっいいよ」
ゆっくりと出し入れして……これ焦らされてるみたいだな。
「あふっ……ステファヌのちんこ感じる……」
「俺はムズムズする感じたけど?」
「これね……ああ……急に来るからね?あん……」
なんだ急に来るって?
「ステファヌ……大好きステファヌ……ステファヌ……」
「ルチアーノどうしたんだよ?」
「うふん……こうしてると幸せなの」
「まあな、俺も幸せだよ」
ヌルヌルグリグリと繰り返し……うぐっ!いきなり出そう!
「ル、ルチアーノ!うっダメだ!」
「僕出る……うっ!あぐっ!」
「グッ!」
クソッ何だこれぐぅ……堪んねえ!我慢した分激しく気持ちいい!
「ステファヌ……休ませて…ハァハァ……」
「俺も少し……何だヤバい快感がしたぞ」
んふふっとルチアーノ。
「ジュスランとこうやってゆるゆるやってたらものすごく気持ちよかったんだ。だからね?」
「そうか……これ我慢の時間はムズムズするけど射精は堪んねぇな」
「でしょう?」
ゴソゴソと俺の胸に擦り付いてステファヌと愛してるって幸せそうだ。
「もう寝るか?」
「ん?ステファヌはもういいの?」
「したいけどお前が辛いのはヤダよ?」
「なら抱っこして」
「してるだろ」
「もっとぎゅうって」
「はいはい」
ステファヌ……ステファヌ……と、疲れたのか寝たな。体力はまだか。俺たちの絶倫について来れたからなあチュッ。見た目以上に体力があったと今更ながら気がついた。ごめんな……お前ばかり辛い思いさせて。
「ネトワイユ……」
俺も寝るか。だが何かおかしい気がする。ものすごく甘えて来るのがなんか変だ。エロくていいんだが、すがるような目が不安にさせる。う~ん、暇見つけて医者に聞くかな。
胸に抱き寄せて……ふあ~っルチアーノいねえから仕事も多くて俺も疲れてるかな?寝る!
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