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西野と悠の関係
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俺、西野の事が好きなのかもしれない。
だっておかしいだろ。
悠から西野の事聞くたびにもやもや感が募る。
悠から適度に距離を置こう。
と言ってもいま目の前にいるんだけど。
「あー。ほんと俺の好きな人、可愛いし優しいし最高だわ」
またのろけ。
好きなのはわかったから。
「最近どうなの、西野さんと」
「えー?聞いちゃう?」
嫌な予感しかしない。
「やっぱいい。俺もう行くから」
西野の事が好きだからこのもやもやが消えないのかもしれない。
たしかに、西野可愛いし優しいし最高かもしれないがわざわざ俺の前で言う必要はあるのか。
でも俺ほんとに西野の事が好きなのか?
あんまり喋ったこともないのに…。
ー翌日
「悠君、お弁当作ってきたよー」
「ありがとう、西野さん」
堂々と付き合えるのはすごいわ。
ある意味尊敬する。
でもやっぱりもやもやが消えない。
なんでだろう。
苦しい。
何もしていないのに苦しさが湧き出てくる。
この場から消えたい。
「俺今日早退する」
あれ何で俺家に帰ってんだろ。
今日の俺なんかおかしい。
苦しい。
ふと後ろを振り返ると悠がいた。
「おい。ちょっと待てよ、翔」
「なんだよ、西野おいてきていいのかよ」
少しの沈黙の後、悠が口を開いた。
「ごめん。俺嘘ついて見え張ってた」
「何のことだよ。とりあえず、お前といると苦しいんだ。もう行ってくれ」
ああ。なんかむしゃくしゃしてきた。
そう考えると同時に俺の拳は悠の方にあった。
その手は、悠の顔に当たっていて顔には軽くあざができていた。
「あっ、まじでわるいっ」
俺は悠に手を出してしまってた。
「俺さ、ほんとは西野と付き合ってねえ」
え?どういうことだ。
「西野は俺の姉貴の友達で、弁当は今日持ってくるの忘れたから姉貴が俺に届けてって頼んだらしくて」
「だとしてもっ、好きな奴が可愛い、優しいだとか言ってただろ」
「それはっ、っまえの、っだっよ」
「何言ってるかわかんねーよ。おっきな声ではっきりと言ってくれ」
日本語喋ってんのか?
しっかりと言葉にしろよ。
「それはッ…」
「お前のに言ってんだよ!」
「好きな人っていうのはお前の事だし、可愛いってのも優しいってのも全部全部お前に言ってんだよ!」
え?
なんで、俺の事が好き?
「何言ってんだ…」
すると急に悠が攻めてきた。
顔と顔の隙間がほとんどなくて互いの息が当たる距離。
「苦しいなら俺が全部持って行ってやるよ。俺と付き合ってくれ」
理解が追い付かない。だけど口が勝手に動いてこういった。
「いいよ」
きずいたら俺は悠に抱き着かれて頬から涙が流れてきていた。
同時にもやもやも消えていた。
あ。やっとわかった。
俺は…
”悠が好きだったんだ”
だっておかしいだろ。
悠から西野の事聞くたびにもやもや感が募る。
悠から適度に距離を置こう。
と言ってもいま目の前にいるんだけど。
「あー。ほんと俺の好きな人、可愛いし優しいし最高だわ」
またのろけ。
好きなのはわかったから。
「最近どうなの、西野さんと」
「えー?聞いちゃう?」
嫌な予感しかしない。
「やっぱいい。俺もう行くから」
西野の事が好きだからこのもやもやが消えないのかもしれない。
たしかに、西野可愛いし優しいし最高かもしれないがわざわざ俺の前で言う必要はあるのか。
でも俺ほんとに西野の事が好きなのか?
あんまり喋ったこともないのに…。
ー翌日
「悠君、お弁当作ってきたよー」
「ありがとう、西野さん」
堂々と付き合えるのはすごいわ。
ある意味尊敬する。
でもやっぱりもやもやが消えない。
なんでだろう。
苦しい。
何もしていないのに苦しさが湧き出てくる。
この場から消えたい。
「俺今日早退する」
あれ何で俺家に帰ってんだろ。
今日の俺なんかおかしい。
苦しい。
ふと後ろを振り返ると悠がいた。
「おい。ちょっと待てよ、翔」
「なんだよ、西野おいてきていいのかよ」
少しの沈黙の後、悠が口を開いた。
「ごめん。俺嘘ついて見え張ってた」
「何のことだよ。とりあえず、お前といると苦しいんだ。もう行ってくれ」
ああ。なんかむしゃくしゃしてきた。
そう考えると同時に俺の拳は悠の方にあった。
その手は、悠の顔に当たっていて顔には軽くあざができていた。
「あっ、まじでわるいっ」
俺は悠に手を出してしまってた。
「俺さ、ほんとは西野と付き合ってねえ」
え?どういうことだ。
「西野は俺の姉貴の友達で、弁当は今日持ってくるの忘れたから姉貴が俺に届けてって頼んだらしくて」
「だとしてもっ、好きな奴が可愛い、優しいだとか言ってただろ」
「それはっ、っまえの、っだっよ」
「何言ってるかわかんねーよ。おっきな声ではっきりと言ってくれ」
日本語喋ってんのか?
しっかりと言葉にしろよ。
「それはッ…」
「お前のに言ってんだよ!」
「好きな人っていうのはお前の事だし、可愛いってのも優しいってのも全部全部お前に言ってんだよ!」
え?
なんで、俺の事が好き?
「何言ってんだ…」
すると急に悠が攻めてきた。
顔と顔の隙間がほとんどなくて互いの息が当たる距離。
「苦しいなら俺が全部持って行ってやるよ。俺と付き合ってくれ」
理解が追い付かない。だけど口が勝手に動いてこういった。
「いいよ」
きずいたら俺は悠に抱き着かれて頬から涙が流れてきていた。
同時にもやもやも消えていた。
あ。やっとわかった。
俺は…
”悠が好きだったんだ”
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