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2章
ゴールドーン山 下り
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下りの道を、ニーナを先頭に進んでいる。登りよりも下りの方が早めに足が運んでいる。下りの方が、傾斜が傾らかで歩きやすいのもあるが、天候が快晴で、追い風であることなども起因しているのだろう。
1時間ほど下ったところだろうか、騎士団らしき統率のとれたパーティが戦闘をしている。
体の2/3にほど覆う盾を片手で持った重装備のタンカーが氷の結晶のような魔物達の体当たりを防いでいる。
「【エンチャント・火炎】」 と、後衛の魔術師が唱えると、盾が赤みを帯び、体当たりした魔物は、じゅっ、と音を立てて次々と蒸発したようだ。
80めるちほど離れた距離だがお互いのパーティは存在を把握し合う。
「この辺りの山道を巡回しているゴールドーン騎士団だ。冒険者の方々よ、都市へ参られるのかな?」
「ええ、ライオネルからゴールドーン都市に行く途中よ。巡回ご苦労さまです」
「ご苦労さまです!」
顔が騎士風の男?は兜で全面が隠れているため、性別はなんとなく声で判断した。ニーナさんが騎士に受け答えしたのと労いの言葉をかけたのを横で聞いていたので、フローラも労いの言葉を掛ける。
どうやら、辺りのモンスターは騎士団が退治してくれていたようでフローラ達が安全に下れたのは彼らの貢献によるものが大きいのだろう。満面の笑みを彼らに向ける。
「・・・ご、ごほん。ここら一帯のフロストミリアムは片付けた。安全に都市部まで行けるはずだ。我々はまだ巡回が残っている故、付き添えぬがもしチカラが必要とあらば我々は上にいるから助けを呼ぶといい」
そう言うと、鼻の下を伸ばした小人族の魔導師のお尻をパシンと叩き、前進していった。
どうやら、フローラの【愛神の加護】に当てられかけたのだろう。
【愛神の加護】・・・魅了。幻惑魔法の無効。魔法スキルの熟練度が早熟する。魔法使用の際の魔法力消費を80%カット。
フローラのパッシブスキルが発動したことはあかちゃ、ゆきじを除き、誰も気づいてはいない。単純に美少女達にデレてしまったのだと重戦士の喝に、恥ずかしくなる魔導師。気を保っていたのは受け答えをしていたパーティリーダーの方のみだったが。一瞬の受け答えの間、というか沈黙があったのは見て見ぬふりをして・・・。
控えめに見ても、ニーナもフローラも美女・美少女に属する人種だ。しょうがないと言えばしょうがないのだが、こうも露骨にデレている様子に少しニーナは引いているようだった。
フローラは自分への好意は疎いようで、何も思ってないみたい。
早々に巡回しにいった騎士団を見送り、さくさくと下山していくフローラ達であった。
1時間ほど下ったところだろうか、騎士団らしき統率のとれたパーティが戦闘をしている。
体の2/3にほど覆う盾を片手で持った重装備のタンカーが氷の結晶のような魔物達の体当たりを防いでいる。
「【エンチャント・火炎】」 と、後衛の魔術師が唱えると、盾が赤みを帯び、体当たりした魔物は、じゅっ、と音を立てて次々と蒸発したようだ。
80めるちほど離れた距離だがお互いのパーティは存在を把握し合う。
「この辺りの山道を巡回しているゴールドーン騎士団だ。冒険者の方々よ、都市へ参られるのかな?」
「ええ、ライオネルからゴールドーン都市に行く途中よ。巡回ご苦労さまです」
「ご苦労さまです!」
顔が騎士風の男?は兜で全面が隠れているため、性別はなんとなく声で判断した。ニーナさんが騎士に受け答えしたのと労いの言葉をかけたのを横で聞いていたので、フローラも労いの言葉を掛ける。
どうやら、辺りのモンスターは騎士団が退治してくれていたようでフローラ達が安全に下れたのは彼らの貢献によるものが大きいのだろう。満面の笑みを彼らに向ける。
「・・・ご、ごほん。ここら一帯のフロストミリアムは片付けた。安全に都市部まで行けるはずだ。我々はまだ巡回が残っている故、付き添えぬがもしチカラが必要とあらば我々は上にいるから助けを呼ぶといい」
そう言うと、鼻の下を伸ばした小人族の魔導師のお尻をパシンと叩き、前進していった。
どうやら、フローラの【愛神の加護】に当てられかけたのだろう。
【愛神の加護】・・・魅了。幻惑魔法の無効。魔法スキルの熟練度が早熟する。魔法使用の際の魔法力消費を80%カット。
フローラのパッシブスキルが発動したことはあかちゃ、ゆきじを除き、誰も気づいてはいない。単純に美少女達にデレてしまったのだと重戦士の喝に、恥ずかしくなる魔導師。気を保っていたのは受け答えをしていたパーティリーダーの方のみだったが。一瞬の受け答えの間、というか沈黙があったのは見て見ぬふりをして・・・。
控えめに見ても、ニーナもフローラも美女・美少女に属する人種だ。しょうがないと言えばしょうがないのだが、こうも露骨にデレている様子に少しニーナは引いているようだった。
フローラは自分への好意は疎いようで、何も思ってないみたい。
早々に巡回しにいった騎士団を見送り、さくさくと下山していくフローラ達であった。
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