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2章
マグナ大森林part3
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【チャーム】をかけられた盗賊の悪漢の目は焦点が合っていない。
フローラの人に対する初の【チャーム】はうまくいったようだ。
情報を根掘り葉掘り聞いていくとどうやらクエストに関係しているかもしれないことが分かった。
こいつらの根城は二つある。森を馬車の通り道を隔てた北と南に作ってあるそうだ。仕切っているリーダーはルトと呼ばれる狼人のようだ。一つは里を襲撃するために造られた砦があるとのこと。襲ったのは砦に配属された人員らしい。そしてもう一つはミネストロ池にあるそう。こちらはミネストロ池に在った隠れ洞窟を根城にしているとのこと。定期的に人員の配置が換わるそうでそうやって二つに分けた戦力の把握をしているのだとか。そろそろ里も限界なのではというのが盗賊たちの見解のようで戦力を最低限ミネストロ池に残し一斉に攻める計画が持ち上がっているらしい。
カミラはその話を聞いてサーっと、血の気がひいてしまう。
「大丈夫! 私たちがカミラさん達も里も守ってみせるから!」フローラは微笑みながら励ましの言葉をかける。
大人相手に子どものフローラが励ましている姿は、普通逆だろう。ニーナは、ツッコミをいれたくなるがぐっと堪える。
カミラも自分の娘息子と大して変わらないであろう少女に元気づけてもらっている立場が可笑しくなったのだろう。ふふっと笑みを漏らしながら感謝する。
取り敢えず斥候にアシシとイシシに砦の場所を探ってもらっているので、明日明後日には場所は割り出せるだろう。
ほんとは【チャーム】を掛け続けて居場所を案内させたいところだが、フローラ自身が探るとしても大して時間差はないだろう。それにすでに【チャーム】をかけているので場所の特定をするまでの短期間の連続使用で、このヒューマンの男に耐性がついても困るためだ。幻惑魔法はかかっている状態の相手には掛けやすくなる特性があるが、解けるとその魔法に対する耐性値も上がってしまう。もちろん個人差があるため一向に耐性が付かないものもいるので一概には言えないので、心配するに越したことはない、との判断だ。
話を聞き終えたので、ニーナが納刀してある大蛇で首に峰打ちをかまし、昏倒させる。
捕まえることのできた盗賊は里の皆にどうするか判断を任せるのがフローラの方針のようだ。
フローラは話が一段落付いたようなので傷ついたモンスター達に【ヒーリング】をかけて回る。
軽い切り傷や打撲などみるみる癒えていくのが分かる。どうやらちゃんと魔法は発動しているみたいね。と心の中で呟く。
日が落ち、夜を迎え、カミラ達親子は荷台で休息を取ってもらっている。
周囲の安全のためにここからはフローラ達の警護のためにバックベアの熊吉も【フロー】を使い、呼び出している。
食事をすませ、残飯をココドラのこころに与えている。【ストック】しておけば成長に必要な魔力をフローラの負担にならない程度に吸収して勝手に成長するようなのだが、ほぼ毎日であるが、原則夕食の余りが出たときはこころを呼び出してはこうやって食事を与えているのだ。
2週間しか経っていないが、手の平サイズだったココロも今では倍近くはなったのではないだろうか。体長40-50程には成長している。また後肢2本でしっかり立ち動き回ることも出来るようになったようだ。
成長著しい子どもが可愛くてしょうがないようで今は日課になっている。戦闘にはまだ出すわけにはいかないので食事を終えると名残惜しそうにココロはフローラに顔を摺り寄せてくる。すっと頬を撫でてやり、【ストック】をかけてフローラ達も寝る支度を始めた。
フローラの人に対する初の【チャーム】はうまくいったようだ。
情報を根掘り葉掘り聞いていくとどうやらクエストに関係しているかもしれないことが分かった。
こいつらの根城は二つある。森を馬車の通り道を隔てた北と南に作ってあるそうだ。仕切っているリーダーはルトと呼ばれる狼人のようだ。一つは里を襲撃するために造られた砦があるとのこと。襲ったのは砦に配属された人員らしい。そしてもう一つはミネストロ池にあるそう。こちらはミネストロ池に在った隠れ洞窟を根城にしているとのこと。定期的に人員の配置が換わるそうでそうやって二つに分けた戦力の把握をしているのだとか。そろそろ里も限界なのではというのが盗賊たちの見解のようで戦力を最低限ミネストロ池に残し一斉に攻める計画が持ち上がっているらしい。
カミラはその話を聞いてサーっと、血の気がひいてしまう。
「大丈夫! 私たちがカミラさん達も里も守ってみせるから!」フローラは微笑みながら励ましの言葉をかける。
大人相手に子どものフローラが励ましている姿は、普通逆だろう。ニーナは、ツッコミをいれたくなるがぐっと堪える。
カミラも自分の娘息子と大して変わらないであろう少女に元気づけてもらっている立場が可笑しくなったのだろう。ふふっと笑みを漏らしながら感謝する。
取り敢えず斥候にアシシとイシシに砦の場所を探ってもらっているので、明日明後日には場所は割り出せるだろう。
ほんとは【チャーム】を掛け続けて居場所を案内させたいところだが、フローラ自身が探るとしても大して時間差はないだろう。それにすでに【チャーム】をかけているので場所の特定をするまでの短期間の連続使用で、このヒューマンの男に耐性がついても困るためだ。幻惑魔法はかかっている状態の相手には掛けやすくなる特性があるが、解けるとその魔法に対する耐性値も上がってしまう。もちろん個人差があるため一向に耐性が付かないものもいるので一概には言えないので、心配するに越したことはない、との判断だ。
話を聞き終えたので、ニーナが納刀してある大蛇で首に峰打ちをかまし、昏倒させる。
捕まえることのできた盗賊は里の皆にどうするか判断を任せるのがフローラの方針のようだ。
フローラは話が一段落付いたようなので傷ついたモンスター達に【ヒーリング】をかけて回る。
軽い切り傷や打撲などみるみる癒えていくのが分かる。どうやらちゃんと魔法は発動しているみたいね。と心の中で呟く。
日が落ち、夜を迎え、カミラ達親子は荷台で休息を取ってもらっている。
周囲の安全のためにここからはフローラ達の警護のためにバックベアの熊吉も【フロー】を使い、呼び出している。
食事をすませ、残飯をココドラのこころに与えている。【ストック】しておけば成長に必要な魔力をフローラの負担にならない程度に吸収して勝手に成長するようなのだが、ほぼ毎日であるが、原則夕食の余りが出たときはこころを呼び出してはこうやって食事を与えているのだ。
2週間しか経っていないが、手の平サイズだったココロも今では倍近くはなったのではないだろうか。体長40-50程には成長している。また後肢2本でしっかり立ち動き回ることも出来るようになったようだ。
成長著しい子どもが可愛くてしょうがないようで今は日課になっている。戦闘にはまだ出すわけにはいかないので食事を終えると名残惜しそうにココロはフローラに顔を摺り寄せてくる。すっと頬を撫でてやり、【ストック】をかけてフローラ達も寝る支度を始めた。
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