農民は最強になりたい

山羊達磨

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第五話

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夕食

さすがに空腹には耐えられなく、扉をあけ、食堂に向かう。食堂にはクラスメイトがおり、俺を・・・・睨んでいた。今日の夕食はシチューのようだ。パンは取り放題。ラッキー。
適当に席に座り、食事を始めるその瞬間目の前に、机をバンッと叩き注目を集めた女がいた

「あんた、玲奈を泣かせたんですって」

・・・・・はぁ？何を言ってるのか分らんな。

「あんたが、玲奈を泣かせたところを目撃した人がいるのよ！」
「えぇ？」

うーーーーーーん。そんな記憶無いけどな。どうゆうことだ？

「知らんけど」
「あ、あなた、白を切るきね！」
「本当にそんな覚えがないんだが？」
「うるさい！目撃情報がいくつも、上がってんの！」
「例えば？」
「門番前の兵士だったり、騎士団長もよ！」
「へぇ～」
「あんた、幼馴染を泣かせたのよ？何にも思わないの！？」
「泣かせてないって言ってるだろうが！そもそも、俺がどこにいたか知ってるのかよ！」
「知ってるわよ！中庭でしょ！」
「自室だよ！」
「嘘よ！」

口論が続く。

「あーごちゃごちゃごちゃごちゃ、うるっせんだよ！静かに夕食の時ぐらい食べさせろよ！」
「あなたが玲奈のことを泣かすのが悪いっていってるんでしょ！？」
「だーかーらー、してないって何度言えばわかるんだよ！」

目の前の、あー、イライラで名前が思えだせん。誰だっけ。黒髪で眼鏡をかけた、The・委員長が俺の目の前に置かれた食事ごと、机を吹っ飛ばした。
ドンガラガッシャーンっという音が聞こえてくる。
さすがにキレた。

「おい、てめぇ、いい加減しろよ」
「いい加減にしているのはあなたの方でしょ！」
「うるせえ！何度言ったら分かるんだよ！俺は誰も泣かせてないっての！」
「キャッ！」

俺は怒りで回らなくなった、目の前の委員長を殴り飛ばした。

「て、てめぇ、よくも委員長を！」
「なに、やってるのよ！」

周りが俺に怒声を浴びせ突っ込んでくる。

「チッ」

俺はいつしか作ったあの木刀を取り出し、突っ込んでくるクラスメイトを薙ぎ倒す。
食堂であるにも関わらず、魔法を連発する者、懐の剣を抜き、斬りかかってくる者。俺はすべて薙ぎ倒す。
冷静になったころには食堂は食べ物や机などの破片で散乱していた。
ありもしない、罪を俺に被せた奴らは、俺を見て、壁の端っこで怖がる者、薙ぎ倒され、気絶する者など様々だ。

「はぁ、馬鹿馬鹿しい」

俺は取り放題のパンと飲み放題のビンいり牛乳を合わせて、五個ずつもち、自室に戻った

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自室に戻った俺は、パンと牛乳だけといった寂しい夕食をとった。
とりあえず、プラントBOXから今日買い物をした、物を出し、輝のところに行く。
コンコンっと扉を叩く。
「誰だい？」
「ハヤトだ」
「・・・・・君の顔を見たくもない」

明らかな拒絶だった。

「今日、買い物した荷物、扉の前に置いておく」
「・・・・・・」

荷物を置いた、俺は、その場から去る。
自室にまた戻り、プラントBOXに金、服、マンドラゴラなどをすべて入れ、明日に備える。

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