ヤマアラシのジレンマ

宇流

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そんなこんなで1ヶ月の訳あり住み込み生活は過ぎ
もう少しで恭介にとって最後の夏休みが過ぎようとしていた。
ガチャ
「ただいまー!!!」
「おかえり」
「ねぇ!先生!!これみて!!」
バイト終わり玄関を開けてすぐ
恭介は満面の笑みで2枚のチケットを広げる
「なにこれ?」
「〇〇のチケットー!」
「どうしたの?」
「常連のお客さんがさー彼女にふられたらしくて
捨てようと思ってたらしいんだけどやっぱりもったいないから俺にくれるって!!」
「ヘ~良かったじゃん笑」
「だから先生一緒に行こうよ!」
「…は?」
「だーかーら!ここ!一緒に行こ??」
「いや、流石に外で生徒と出歩くのは無理だよ」
「今時〇〇の遊園地に来てる高校生なんか居ないって!」
「現に今高校生の君が行きたがってる事に関しては」
「それはイレギュラーじゃん??」
「…」
「ほらぁ~お願い」
そして恭介はまたいつものキュルキュルお目目でお願いする。
「お願いって…君ねぇ」
「あぁ~俺今年の夏はバイトバイトでなんも充実した事してねーから最後ぐらいって思ってたのになぁ~」
「うぅ。」
「やっぱ無理かぁ。悲しい悲しい夏休みだなぁ~」
「分かった!行けばいいんでしょ!?」
春の言葉を聞いて恭介はニヤリと笑みを溢す
「早速なんだけどこれ明後日だから!」
「本当に早速だね」
「俺もうちょー楽しみ!!」
「何を期待してるのか知んないけど俺は付いてくだけだからね」
「分かってるわかってる!」
こうして夏休み最終日はるは恭介と〇〇の
遊園地について行くことになった。
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