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16話 転移後すぐの細雪

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「おい、四季、町ごと転移って、お前知っていたのか?」

「今回は、知らんぞ。まだ、先の予定だったはずだ。」

しかし、町ごとかぁ~「クックク 面白いなぁ~それも細雪お前が異世界とはなぁ~。」

「笑い事じゃないぞ」怒!細雪はグチグチ文句を言っていた。

四季は適当に流し、机の上に積み重なっているファイルを見た。あ、これか、あったけど、今回ではなかったはず。

ちょっと考えてから、「ま、つきがさ町は、いつかは呼ばれる予定だったし、細雪にとっても、こっちよりも過ごしやすいだろう?きっと。」

「そうだけどさぁ~お前も協力しろよ。この町押しつけたの四季なんだからさ~。」

わかった、わかった軽く返事をしていた。

本来なら、望月にやらせれば、良かったのにさ。名字からして。ぶつぶつ。

「仕方がないだろ。望月は、教師に最適たったからな。細雪も教師が良かったか?」ニヤ

それはそれで嫌だな。「それじゃ~皆んなによろしくな~。」プチ~ンと通信が切れた。

四季は、誰を向こうに送るか考えていた。ある人物を思い出し「あ、ちょうどあの二人が良いだろ。捕まえたら送る。元勇者と元魔法使い、ちょうど細雪の下で働くにはいいだろう。」 

夏季(かき)聞いていたか、面白くなってきたなぁ~。四季は楽しそうにファイルを見てた♪

ハァ~こっちは、胃が痛いよ。



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