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26話
しおりを挟む私達は、じっと静かに仕事を見ていた。若葉は特に真剣に見ていた。
一着の服が出来上がった。
「カワイイ~」女性用の冒険者風の服だった。普段着て歩いてもオシャレな感じだった。
「ふぅ~出来たぞ。」父まさきが言った。
「難しいけど、出来上がったときの達成感は、いいわね~。」とよもぎが言った。
ルゥーカは、出来上がった服を見て「良くできてますね。」と褒めた。
まさきが「ルゥーカ様、本日もありがとうございました。勉強になります。妖精さんもありがとう。」
よもぎも一緒にお礼を言うと、妖精さんたちも、嬉しそうに周りを飛んでいた。
ルゥーカ「2人とも上達も早いですね。これからもたくさん、デザインを書いたり、作ったりを繰り返しすることで、どんどん上手くなりますよ。」
「よもぎは、デザインのセンスがとてもいいですよ。」
よもぎ「ありがとうございます。」
まさき「良かったな、よもぎ。」
ルゥーカ「次回来るまでに課題を出すので、やっておいて下さいね。」
「はい。」
杏果たちの所にきて「どうでしたか?見学をしてみて?」
天音・杏果「とても感動しました。もしできれば、また見学させて下さい。」
ルゥーカ「いいわよ。まさきに来る日を聞いてちょうだい。」
「ありがとうございます。」
「ルゥーカ様、いつでも良いので、私にも教えて下さい。お願いします。」真剣な顔して頼む若葉がいた。
ルゥーカは、少し考えて「わかりました。ここに来る時に、あなたも一緒に学びなさい。待つてますよ。」
若葉「ありがとうございます。」
よもぎ「若葉一緒に良い服を作ろうね。」
若葉「はい、よもぎさん、よろしくお願いします」
ルゥーカ「それでは、また会う日まで。」と言って、妖精と共に消えていった。
若葉良かったね。
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