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115話 海の民の島へ⑧
しおりを挟むヤンの案内で島を見て回った。
釣りをしている者。
海の民特有の道具を使っている者。
干物作りをしている者。
懐かしい感じがした。
干物をもらい食べたら、美味しかった。あ~白いご飯がほしい。
ただ、祠らしきものがあったが、そこには触れられずに通り過ぎた。
それに、この島とは別に小さな島があり、そこには高い塔が建っていた。ヤンに聞いたら、大昔からある塔で、なんの塔か、わからないそうだ。
島の入口に戻り、小舟で海岸まで戻ってきた。
ヤンが「今日は、ありがとうございました。良い返事をお待ちしてます。それと~次回は島に直接来られますか?お2人の実力であれば、大丈夫だと思うんですか?」
ハァ~バレているか。ま、隠しても仕方がないか。
「そうだな。行く日と時間を連絡をしたら、直に島の入口にでも瞬間移動をしよう。連絡方法はどうするか?手紙だと2日かかるだろう?」
「そうですね~。」ヤンと花月が悩んでいると。
「すばる。それなら丁度いいものを持ってきたぞ。(星の形をした置物を出した)これに話しかけると繋がる。伝言も残せるぞ。」
「電話だな。」
「ほう。これは便利な品物ですなぁ~(遠野から受け取る)それでは、お気をつけて。」と小舟で帰っ行った。
録音スイッチをOFFにした。
それを見送り、どこからか現れた時雨と合流して、瞬間移動で帰った。
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