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278話
しおりを挟むアリスが使用人と部屋を出た後
「オヤジ。あの女どうにかならないか?あいつのせいで俺は~花雪に~。」
「あの娘。いつかなにかやらかすと思っていたんだ。だから、使用人に調べさせてにいたんだが、間に合わなかったな。まさか、お前の結婚を台無しにするとはな。」
「グロウ。あの娘に近づくのはやめなさい。きっと。あなたを手に入れるために、罠を張るわよ。」
「母さん。本当?」
「私の勘よ。そうねぇ~媚薬や睡眠薬を使って、既成事実をして結婚にしそうね。」
「それは嫌だよ。あんな女を嫁にしたくない。」
「私もよ。」「わしもだ。」
「どうやって追い出す?簡単にはいきそうにないぞ。」
「そうねぇ~まずは、あちらの両親に娘の事を話し、迎えに来てもらいましょう。それもプレゼント付きでね。
どうやって連絡とろうかしら??そうだわ。さくら様に頼んで、王様から手紙を出してもらえるか聞いてみるわ。」
「頼む。」「お願いするよ。」
「早く花雪に誤解をとかないと。」
「グロウ。今行っても駄目よ。きっと…会ってもらえないわ。」
「それなら~どうしろと。」
「まずは、あの娘をどうにかしましょう。」
「「あ~そうだ。」」
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