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325話
しおりを挟む朝一に四季に連絡をしようとしたら、夏季が出た。
「夏季。急用だ。四季に取り次いでくれ。」
「細雪様。申し訳ございません。四季様は少しの間、私用の用事があり休みを取っております。いつ戻られるかは、なにも聞いていませんので、私にはわかりません。本当の緊急のみ連絡するように言われております。なので申し訳ありませんが、戻り次第連絡する形でよろしいでしょうか?」夏季も動揺していた。
(夏季も大変だな。本当の緊急以外に四季の邪魔をしたら、後が大変だろうしな。あまり、迷惑をかけられないな。)
「わかった。よろしく頼む。」
カチャンと通信を切った。
「四季め~(怒)ハァ~。サーラ様は大丈夫だろうか。今は、どうしょうもできないな。連絡を待つしかないか。
そういえば~今日は、天音と智風が婚姻届を提出するから、家族で来ると言っていたな。
行って待っているか。霧生行くぞ。」
「はい。」
エレベーターに乗り下に降りていった。
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