347 / 525
343話 手紙①
しおりを挟む朝に細雪町長が家に来て、2通の手紙を受け取った。
差出人は~ニーナ様とラネア大商会の長モント(誰?)。
花雪と両親で読んでみた。
モントは、グロウの相手の女性の父親だった。
なぜ?父親からの手紙と思い、不審に思いながら読んでいくと、謝罪の手紙だった。
内容は~アリスの妄想の事。
グロウはアリスとなにもない。アリスは、村に帰って直ぐに婚礼を挙げる。
村から出さない。
等など細かく書かれていた。
次にニーナからの手紙には~
あの女の事は片付いたので、一度グロウに会ってほしい。
グロウがどんな状態で、毎日過ごしているなど書いてあった。
「お父さん。お母さん。読んでみてどう思う?」
「そうだな~。あの娘に関しては、本当なんだろうな。妄想であんなに自信もって言えるなんて、恐ろしいな。父親はまともそうで良かったな。」
「本当にねぇ~。グロウも厄介な娘に好かれたのね。ま、見た目もいいし、優しいから勘違いする女性も多そうよね~。(花雪しか眼中にないけど。)」
花雪が黙っていると。
「それで、花雪はどう思う?」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
18
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる