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422話
しおりを挟む宴が終了し、受付辺りに集合した。
3人娘は、疲れていた。
「お姉ちゃん達。大丈夫?心配していたんだよ。」
「「「なんか。疲れたわ」」」
それから3人の愚痴が始まった
「好みの男性でも、初対面であんなにグイグイくるものどうなのかしらね。」
「そうよね。少し~いやだいぶ引くわね。女慣れしていて、嫌な感じだしね。」
「イケメンだけど~なんかね。自分は格好いいと思っているよね。」
「花雪はどうだった?」
「気になっていたけどね。実際に会って話をすると、グロウと違う怖い感じがしたわ。
もう。近寄りたくないわね。」
「「同感よ。」」
あの時間内で、お姉ちゃん達にここまで嫌がられるなんて~ある意味凄いわ。
「あ。そういえば。迎えに行くと言われたけど、嫌ね。それにあの口ぶりだと、会ったら身の危険だわ。」
「「私も言われたわよ。」」
「え~どうしようか?会ったら逃げられないよ。」
「まずは、ファスト様に事情を話そうよ。」
「うん。そうしよう。」
「深雪。後でね。」
3人はファストがいる方に、歩いて行った。
「お姉ちゃん。」と心配している深雪に律は「ファスト様に相談すをすれば大丈夫だよ。」
「うん。そうだね。」
「朝月さん。十真。あの~
俺達ちょっと~」言いにくそうにしていると。
朝月が「遅くならないように」
「律。頑張れよ。」
「おう。深雪行こう。」
「朝月さん。十真。また明日ね。」と言ってから律とエレベーターに乗った。
律がエレベーターの屋上ボタンを押した。
「屋上があるんだね。どんな風なんだろうね。楽しみ♪」
ワクワクしていた。
「そうだな。」と平然を装いながら、律の心臓はバクバクしていた。
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