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440話
しおりを挟む町に帰ってきた。(朝月から昨日連絡がきていた。)細雪が出迎えた。
ファストがバス風から降り、それに続いてみんなが降りた。
そして解散をしたが、花雪が「細雪町長。急で申し訳ありませんが、相談にのってもらいたい事があるんですが。良いでしょうか?それと~(こっちがメインで。)花月さんと遠野さんにもお願いします。」
細雪はファストを見て
「わかった。ひとまず家に帰って荷物を置いてから、応接室に来てくれ。受付には伝えておくから。」
「わかりました。」と3人は急いで帰っていった。
それを見ながら「ファスト。朝月から少し聞いたが、詳しく教えてくれ。」
「わかりました。」ファストが疲れた顔をしていた。
ファストと朝月が歩き出そうとすると、目をキラキラさせた細雪がいた。
朝月は、またなにかやらかしそうだと「細雪様。」と声をかけると。
「ファストも朝月も疲れているだろ。実はな~とうとう瞬間移動ができるようになったんだ。すごいだろう。やはり、ダンジョン巡りが良かったのかもな。レベル?がアップした気がするよ。今から優しい私が、一瞬で連れて行ってあげるぞ。瞬間移動」と叫んだ。
「細雪様。ただ使いたいだけでしょう!!」
応接室に着いた。
細雪は満足そうに。
朝月はぶつぶつと。
ファストは…。
応接室には、花月と遠野が待っていた。
2人はファストがいて、驚いていた。
「お久しぶりですね。今日は、どうしたんですか?」
(また。問題が起きたんだな。
ハァ~今回はなんだ。)
「はは。その顔は~また問題が起きたと思っていますね。」
(ば、ばれている。)
「その通りです。」
「今回は、俺の弟と花雪がな。(言いにくそうに)運命の番なんです。」
「「ハァ~運命の番?」」
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