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464話
しおりを挟む花雪が巨人族の村に戻ってくると、一花と彩葉がやって来て。
「どうだった?」
「上手くいったの?」
花雪は嬉しそうに「見て見て」と模様があった場所を見せると。
「「あ。なくなっている。良かったね~♪」」
「うん。これで安心だよ。あとね~。」と軽く三人の話をして
から「グロウに報告してくるね。」
「「いってらっしゃい。」」
グロウの部屋に入り。いつも通りグロウの手を握りながら。
「グロウただいま。無事。模様が消えたよ。ふふ。グロウがあの模様を見たら~どうしたかしらね。」ボソッと言った瞬間。
手を引っ張られ、ベッドに引きこまれた。
花雪は、何が起こったのかわからなかった。
しかし。逞しい胸に抱き締められ上の方を向くと、グロウの顔があった。
そして「そんな模様を見たら、おかしくなっていたよ。」と口づけされた。
「グロウ。良かった(涙)意識が戻ったのね。あ。早くみんなに教えないと。」とグロウから離れようとしたが、再度抱き締められ「もう少し経ってからでも、良いだろう?久しぶりの花雪だ。花雪を感じたい。」と深い口づけをされた。
花雪も嫌がらなかったので、調子にのったグロウは~たくさん堪能をした。
流石にやり過ぎたらしく、ぐったりした花雪を横抱きしながみんながいる場所へ行った。
ニーナは「グロウ。良かったわ。」とチラッと花雪を見る。
バドは「心配したんだぞ。それにでかしたな。」とチラッと花雪を見る。
ダードンは「グロウ良かったな。しかも。お前のおかげだ。」とチラッと彩葉を見る。
ザーラドは「あまり無理はするなよ。そして。お前のおかげだ。」とチラッと一花を見る。
「みんな。心配かけたな。ま?そのおかげで~こういう事だ。」と横抱きされている花雪を見る。
「そうだな。」
「良かった。良かった。」
「なにがそうなのよぉ~。」
「「そうよ。そうよ。」」
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