~まるまる 町ごと ほのぼの 異世界生活～

481話

花雪は二人にどういう風だったか話した。二人は所々驚いたり、相づちをうったりして聞いていた。

「それでね。私が断ると二度会わない。旅に出るとか言われてね。どうしようか迷ったのよ。」

(脅しだよね？グロウがさぁ～旅に出るとか会わないとか無理だよね？花雪。グロウに騙されたね。今回は、グロウの作戦勝ちだね。)

「先の未来はどうかわからないけど、今は会えないのは嫌だと思ったんだ。だからね。模様が消えたのだけ見せれば、納得すると思ったんだ。考えが甘かったらしくて、グロウのエロスイッチが入ったみたい。(真っ赤になりながら)朝までいろいろされちゃって…。最後までは…してないわよ。でも。今回の事で味をしめて。どんどん大胆になってきそうで、会うのもどうしようか悩んじゃうのよね～。でもさぁ～会わないと会った時の反動が大変そうで。どうしようかな？家族がサポートしているから、逃げられそうもないし。」

「そうだよね。あそこの家族。結束力が凄いもんね。」

「彩葉と私も同じだよね。一度味をしめると～どんどんくると思うよ。グロウは特に我慢していたから、凄いと思うよ。」

「そうだよね。(会うたびにアレはキツい。)」

「一人だと不安だから、巨人族の村に行く時は三人一緒で。何かあっても、三人一緒なら乗り越えられそうだし。」

「「そうだね。」」

「それで次回は、どうする？」

「そうよね～仕事の事もあるし。バーベキュー前日の14日にしようよ。泊まりと言われてもさぁ～15日の事があるから断われるし。」

「確かに。理由があったほうがいいもんね。遅くならないうちに帰れるしね。準備があるとか。(ないけど。)」

「それと。あの家には、行かないようにしようよ。三人で行動しよう。他でのスキンシップは、恋人出し良いけど～あの家はまずいわ。」

「「うん。」」

「私が手紙で伝えておくね。」

「「よろしく。」」

三人は～ピザと果物たっぷりタルトを食べて、家に帰った。