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ケーキ屋
2話
しおりを挟む私達3人はあの日。
私達が住んでいる最寄り駅の一つ先の駅に、徒歩15分の場所に人気のケーキ屋があるとネットで見つけた。
店内でも食べれるスペースが、あるみたいだ。
メニューを見て、あまりにも美味しそうだったのと。
グルメ有名人も絶賛していたので、学校が休みの日に行く事にした。
10時からオープンなので、早めに待ち合わせをした。
3人で何を食べようか、混んでいたら買って誰かの家で食べようとか、おしゃべりしながらお店に向かった。
しかし。
ドアの前には~定休日の札が、ぶら下がっていた。
3人が「「「え~!そんなぁ~(悲)定休日って書いてあったっけ?」」」とショックを受けていると、ドアが開いて中から男性が出てきた。
目が合うと「すみません。今日の朝に急に定休日になりまして。ホームページには、先程載せたのですが。遅くなってしまって。早くから来ていただいたのに、申し訳ありません。」と男性は謝った。
「残念ですけど、また来ますね。」「また。来ます。」
「失礼します。」と来た道を帰ろうとした。
「残念だね。」「また来ようよ。」「何度も確認して来たほうが…良さそうだね。」
そんな時。
「もしよかったら、協力をしてもらえませんか?新作を試食して簡単なアンケートに、答えてもらえませんか?若い女性の意見を参考にしたくて、協力してもらえる女性をちょうど募集しようとしていたんですよ。どうでしょうか?」
「え!いいんですか?私達3人で。」
「新作を食べれるなんて~うれしいですが。」
「ええ。これもなにかの縁ですし、お願いします。」
「わかりました。」
「「よろしくお願いします」」
「それは良かった。あ。自己紹介は、まだでしたね。私はここのオーナーの吉田と申します。さぁ~準備しますので、店内へどうぞ。」爽やかな笑顔で吉田は3人を案内した。
3人は顔を真っ赤にしながら
「「「はい。」」」と吉田の後に付いて行った。
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