70 / 72
最終章 東京ラビリンス/最後のデリバリー?編
70:いつでも貴方のそばに……ダンジョン・イーツ
しおりを挟む
チェーンが、小気味よい音を立てて回る。
ユウキの手によって極限までチューニングされたママチャリ『デリバリー・ランサー』は、一切のロスなくレンの踏力を推進力へと変えていた。
シュパァァァッ!!
レンが漕ぐママチャリの前輪が、東京タワーの剥き出しになった鉄骨に吸い付くようにグリップする。
角度はほぼ90度。自転車で走る道ではない。仮に走れたとしても、重力に負けてしまうだろう。
しかし、レンの足取りは驚くほど軽い。
「……相変わらず、レンのスキルは常識外れね」
思わず口にするカグヤ。
スキル【絶対配送(デリバリー・ロード)】。この黄金のラインの上では、重力すらも装甲の妨げにはならない。
レンがペダルを踏めば、車体はふわりと加速し、垂直な鉄骨を滑るように駆け上がっていく。
『警告。警告。物理法則の逸脱を検知』
併走するプライムのドローンが、困惑したように明滅しながらついてくる。
『理解不能。
その自転車には推進装置がありません。重力制御装置もありません。
なぜ登れるのですか? なぜ落ちないのですか?』
レンは鼻歌交じりにペダルを回し、涼しい顔で答えた。
「理屈? そんなの知らないよ。ただ、俺の届けたいという気持ちに、答えてくれただけだ。」
ママチャリは鉄骨の側面を走り、螺旋を描きながら天を目指して加速していく。
「……レン。風が強くなってきたわ」
背中のカグヤが、レンの腰に回した腕に力を込める。
高度が上がるにつれ、吹き荒れるビル風が暴風へと変わっていた。
タワーに絡みついた植物が、風に煽られて鞭のように襲いかかってくる。
「問題ない! 風くらい俺の根性で……」
「いいえ、レンは前だけを見ていて。
……露払いは私の役目よ」
カグヤが片手を離し、優雅に指を振るった。
『氷壁・展開』
自転車の周囲に、流線型の氷の結界が展開される。
それはエアロパーツのように空気抵抗を消し去り、襲いかかる蔦を凍結させて砕き散らした。
だが、その時だった。
ギギギギギ……バキンッ!!
頭上で、鉄骨が悲鳴を上げる音が響いた。
魔界植物の浸食と、強すぎる魔素の質量に耐えきれず、上部の展望台エリアの一部が崩落したのだ。
降ってくるのは、バスほどのサイズがある巨大なコンクリート塊と、千切れた鉄骨の雨。
「――ッ! レン、危ない!」
カグヤが叫ぶ。だが、彼女の『氷壁』は風と蔦の対処で対処が遅れる。
再展開が間に合わない。
回避できるか? いや、壁面走行中の今、急な横移動は落下の危険がある。
(くそっ、間に合え……ッ!)
レンが覚悟を決めてペダルを踏み込んだ、その瞬間。
ヒュンヒュンヒュンッ!
青い残像が、レンたちの頭上に割り込んだ。
それは、今まで警告を発し続けていたプライムのドローンたちだった。
ドゴォォォォォンッ!!
数機のドローンが、自らの機体を盾にして瓦礫に突っ込んだ。
爆発音と共にドローンは粉砕されたが、その衝撃でコンクリート塊の軌道がわずかに逸れる。
巨大な鉄塊は、レンたちの数メートル横を通り過ぎ、風切り音と共に遥か下界へと落ちていった。
「……は?」
レンが呆気に取られて空を見る。
黒煙を上げて墜落していくドローンの残骸。
そして、生き残った一機のドローンが、レンの横でふらふらと飛んでいた。
『……エラー。エラー。ロジック・エラーを検知』
その機械音声は、どこか混乱しているように聞こえた。
『対象の生存確率は0.00%。本ミッションの遂行価値は皆無。
なのに、なぜ……私は貴方を守った?
なぜ、損耗率100%の防御行動を選択した?
……理解不能。私の回路は破損しました』
AIは、計算上「無駄」なはずのレンたちを守るために、自らを犠牲にしたのだ。
その行動の理由が自分でも分からず、ドローンは戸惑っていた。
レンは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにニカッと笑った。
「おかしくなんかないさ!」
レンはペダルを漕ぎながら、ドローンに向けて親指を立てた。
「人間の心は、計算じゃないんだよ。考える前に、体が動いてしまうものなんだ。
お前らにも、少し人間の『心』が移っちまったみたいだな!」
『……心? これが……バグではなく?』
ドローンは沈黙した。
そして、再び明滅すると、今度は先導するようにレンの前へ出た。
『……前方の障害物を排除します。
行きましょう、ダンジョン・イーツ。
……この謎のミッションを、完遂させてください』
「ああ、任せておけ!」
ママチャリが更に加速する。
グングンと高度が上がるにつれ、周囲の空気が重く、ねっとりと肌にまとわりつくような感覚に変わっていく。
魔素が濃すぎるのだ。
「……変わってるな」
タワーの頂上を見上げる。
「普通は、ダンジョンに潜り、地下に行くほど魔素は濃くなる。
でも、この東京迷宮は逆だ。空へ登れば登るほど、濃くなる。
それに迷宮と言う割に、道は一本道、ただ上に上るだけ。」
当初俺は、東京迷宮の最深部は、地下深くにあるのだと考えていたが、実際には逆だったのだ。
「ええ。もともとは国が観光名所にしようとして、このご立派名前を付けたらしいわね。でも危険すぎたらしいわ」
「依頼主はこの上で何をしているのかな?」
「私たちが美味しそうに食事をしているのを眺めていて、お腹空いちゃったのかもね」
カグヤは、笑いながら冗談のように言ったが、案外間違っていないかもしれない、俺たちダンジョンイーツの依頼者の大半は腹ぺこなのだから。
「飯ってのはな……ただの栄養補給じゃないんだ。
『美味しい』って思った瞬間に……明日も生きていこうって思える……希望なんだッ!!」
レンが咆哮し、限界を超えたペダリングが、更なる加速を生む。
「行っけえええええええッ!!」
レンは黄金のラインに導かれ、垂直にそびえ立つタワーの先端――避雷針のさらに上へと飛び出した。
バシュッ!!
世界が反転する感覚。
雲を突き抜けた先は、無限に広がるかのように見える平面、本来あるはずのない空間だった。
空のようにも見え、水底のような静寂。
瓦礫も魔物もいない、ぽっかりと開けた空間。
そこには、古びたちゃぶ台が一つ、宙に浮いているように置かれている。
あたかも、昭和の茶の間が空に切り取られたような光景。
そのちゃぶ台の前で、白いワンピースを着た小さな少女が、下界を見下ろすように膝を抱えて座っていた。
彼女は、突然飛び出してきた自転車を見て、ぽかんと口を開けた。
俺はチャリを地面に着地させ、少女の目の前に歩み寄る。
息一つ切らさず、ジャケットの埃を払う。
「お待たせしました……!」
レンは背中のデリバリーバッグから、まだ湯気の立つ弁当箱を取り出し、ちゃぶ台に置いた。
「ダンジョンイーツです!
ご注文の品お持ちしました!俺たちがいつも食べている『特製コロッケ弁当お届けに上がりました!」
少女の瞳が、宝石のようにキラキラと輝いた。
彼女のお腹が、可愛らしく「ぐぅぅ~」と鳴る音が、静寂の深淵に響き渡った。
ユウキの手によって極限までチューニングされたママチャリ『デリバリー・ランサー』は、一切のロスなくレンの踏力を推進力へと変えていた。
シュパァァァッ!!
レンが漕ぐママチャリの前輪が、東京タワーの剥き出しになった鉄骨に吸い付くようにグリップする。
角度はほぼ90度。自転車で走る道ではない。仮に走れたとしても、重力に負けてしまうだろう。
しかし、レンの足取りは驚くほど軽い。
「……相変わらず、レンのスキルは常識外れね」
思わず口にするカグヤ。
スキル【絶対配送(デリバリー・ロード)】。この黄金のラインの上では、重力すらも装甲の妨げにはならない。
レンがペダルを踏めば、車体はふわりと加速し、垂直な鉄骨を滑るように駆け上がっていく。
『警告。警告。物理法則の逸脱を検知』
併走するプライムのドローンが、困惑したように明滅しながらついてくる。
『理解不能。
その自転車には推進装置がありません。重力制御装置もありません。
なぜ登れるのですか? なぜ落ちないのですか?』
レンは鼻歌交じりにペダルを回し、涼しい顔で答えた。
「理屈? そんなの知らないよ。ただ、俺の届けたいという気持ちに、答えてくれただけだ。」
ママチャリは鉄骨の側面を走り、螺旋を描きながら天を目指して加速していく。
「……レン。風が強くなってきたわ」
背中のカグヤが、レンの腰に回した腕に力を込める。
高度が上がるにつれ、吹き荒れるビル風が暴風へと変わっていた。
タワーに絡みついた植物が、風に煽られて鞭のように襲いかかってくる。
「問題ない! 風くらい俺の根性で……」
「いいえ、レンは前だけを見ていて。
……露払いは私の役目よ」
カグヤが片手を離し、優雅に指を振るった。
『氷壁・展開』
自転車の周囲に、流線型の氷の結界が展開される。
それはエアロパーツのように空気抵抗を消し去り、襲いかかる蔦を凍結させて砕き散らした。
だが、その時だった。
ギギギギギ……バキンッ!!
頭上で、鉄骨が悲鳴を上げる音が響いた。
魔界植物の浸食と、強すぎる魔素の質量に耐えきれず、上部の展望台エリアの一部が崩落したのだ。
降ってくるのは、バスほどのサイズがある巨大なコンクリート塊と、千切れた鉄骨の雨。
「――ッ! レン、危ない!」
カグヤが叫ぶ。だが、彼女の『氷壁』は風と蔦の対処で対処が遅れる。
再展開が間に合わない。
回避できるか? いや、壁面走行中の今、急な横移動は落下の危険がある。
(くそっ、間に合え……ッ!)
レンが覚悟を決めてペダルを踏み込んだ、その瞬間。
ヒュンヒュンヒュンッ!
青い残像が、レンたちの頭上に割り込んだ。
それは、今まで警告を発し続けていたプライムのドローンたちだった。
ドゴォォォォォンッ!!
数機のドローンが、自らの機体を盾にして瓦礫に突っ込んだ。
爆発音と共にドローンは粉砕されたが、その衝撃でコンクリート塊の軌道がわずかに逸れる。
巨大な鉄塊は、レンたちの数メートル横を通り過ぎ、風切り音と共に遥か下界へと落ちていった。
「……は?」
レンが呆気に取られて空を見る。
黒煙を上げて墜落していくドローンの残骸。
そして、生き残った一機のドローンが、レンの横でふらふらと飛んでいた。
『……エラー。エラー。ロジック・エラーを検知』
その機械音声は、どこか混乱しているように聞こえた。
『対象の生存確率は0.00%。本ミッションの遂行価値は皆無。
なのに、なぜ……私は貴方を守った?
なぜ、損耗率100%の防御行動を選択した?
……理解不能。私の回路は破損しました』
AIは、計算上「無駄」なはずのレンたちを守るために、自らを犠牲にしたのだ。
その行動の理由が自分でも分からず、ドローンは戸惑っていた。
レンは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにニカッと笑った。
「おかしくなんかないさ!」
レンはペダルを漕ぎながら、ドローンに向けて親指を立てた。
「人間の心は、計算じゃないんだよ。考える前に、体が動いてしまうものなんだ。
お前らにも、少し人間の『心』が移っちまったみたいだな!」
『……心? これが……バグではなく?』
ドローンは沈黙した。
そして、再び明滅すると、今度は先導するようにレンの前へ出た。
『……前方の障害物を排除します。
行きましょう、ダンジョン・イーツ。
……この謎のミッションを、完遂させてください』
「ああ、任せておけ!」
ママチャリが更に加速する。
グングンと高度が上がるにつれ、周囲の空気が重く、ねっとりと肌にまとわりつくような感覚に変わっていく。
魔素が濃すぎるのだ。
「……変わってるな」
タワーの頂上を見上げる。
「普通は、ダンジョンに潜り、地下に行くほど魔素は濃くなる。
でも、この東京迷宮は逆だ。空へ登れば登るほど、濃くなる。
それに迷宮と言う割に、道は一本道、ただ上に上るだけ。」
当初俺は、東京迷宮の最深部は、地下深くにあるのだと考えていたが、実際には逆だったのだ。
「ええ。もともとは国が観光名所にしようとして、このご立派名前を付けたらしいわね。でも危険すぎたらしいわ」
「依頼主はこの上で何をしているのかな?」
「私たちが美味しそうに食事をしているのを眺めていて、お腹空いちゃったのかもね」
カグヤは、笑いながら冗談のように言ったが、案外間違っていないかもしれない、俺たちダンジョンイーツの依頼者の大半は腹ぺこなのだから。
「飯ってのはな……ただの栄養補給じゃないんだ。
『美味しい』って思った瞬間に……明日も生きていこうって思える……希望なんだッ!!」
レンが咆哮し、限界を超えたペダリングが、更なる加速を生む。
「行っけえええええええッ!!」
レンは黄金のラインに導かれ、垂直にそびえ立つタワーの先端――避雷針のさらに上へと飛び出した。
バシュッ!!
世界が反転する感覚。
雲を突き抜けた先は、無限に広がるかのように見える平面、本来あるはずのない空間だった。
空のようにも見え、水底のような静寂。
瓦礫も魔物もいない、ぽっかりと開けた空間。
そこには、古びたちゃぶ台が一つ、宙に浮いているように置かれている。
あたかも、昭和の茶の間が空に切り取られたような光景。
そのちゃぶ台の前で、白いワンピースを着た小さな少女が、下界を見下ろすように膝を抱えて座っていた。
彼女は、突然飛び出してきた自転車を見て、ぽかんと口を開けた。
俺はチャリを地面に着地させ、少女の目の前に歩み寄る。
息一つ切らさず、ジャケットの埃を払う。
「お待たせしました……!」
レンは背中のデリバリーバッグから、まだ湯気の立つ弁当箱を取り出し、ちゃぶ台に置いた。
「ダンジョンイーツです!
ご注文の品お持ちしました!俺たちがいつも食べている『特製コロッケ弁当お届けに上がりました!」
少女の瞳が、宝石のようにキラキラと輝いた。
彼女のお腹が、可愛らしく「ぐぅぅ~」と鳴る音が、静寂の深淵に響き渡った。
38
あなたにおすすめの小説
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
異世界に迷い込んだ盾職おっさんは『使えない』といわれ町ぐるみで追放されましたが、現在女の子の保護者になってます。
古嶺こいし
ファンタジー
異世界に神隠しに遭い、そのまま10年以上過ごした主人公、北城辰也はある日突然パーティーメンバーから『盾しか能がないおっさんは使えない』という理由で突然解雇されてしまう。勝手に冒険者資格も剥奪され、しかも家まで壊されて居場所を完全に失ってしまった。
頼りもない孤独な主人公はこれからどうしようと海辺で黄昏ていると、海に女の子が浮かんでいるのを発見する。
「うおおおおお!!??」
慌てて救助したことによって、北城辰也の物語が幕を開けたのだった。
基本出来上がり投稿となります!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる