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6章
世界樹の苗樹
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「シチューにされてたまるか」
とローランドは笑いました。
「ローランド!どうして?怪我をしてるの?」
ハッカは急いでフォノンとローランドのそばに来ました。
「この傷、斬られたの?」
「話は後だ。まずは手当てしなくちゃ」
「そうだね。ドラゴンから貰った軟膏を塗ろう」
そう言ってハッカは袋から軟膏を取り出してローランドの傷に塗り、シャツを破いて包帯代わりに巻きました。
「それで、何があったの?」
とハッカが聞くので、フォノンはあらためてヤイリの事を話しました。ハッカはまだヤイリに会った事がありません。
「また来るかな?」
とハッカは不安気に言いました。
「奴も手負いだからな。しばらくは大丈夫だろう」
とローランドは言いました。
確かにヤイリも右手を斬られていました。
「そういえば、ユニとシンは?」
「あの二人ならこの先の町にいるはずだ」
とローランドは言いました。
ローランドの話しによると、ローランド達も昨夜一晩かけてフォーコ火山を超えて来たようです。
夜の下り道は危険ですが、フォノンとハッカが心配でユニとシンが夜を徹して急ぐ事を提案したそうです。
そして明け方、山の魔王軍の気配が騒がしくなったのを感じて、急いでモート湖まで辿り着き、町に通じる道を見つけるとローランドはユニとシンと一旦別れ、様子を見に戻って来たそうです。そこでフォノンとヤイリの姿が見え、何とか剣を交える前に間に合った、とのことでした。フォノンにとってもまさに危機一髪でした。
フォノン達は堅パンと水で簡単に昼食をすますと、先を急ぐことにしました。
もう眠気はとんでいます。
フォノンはローランドを抱っこして運ぶことにしました。ドラゴンの軟膏がいくら効き目が素晴らしくても、まだローランドは歩けませんでした。
「やあ、負うた子に助けられたな」
とローランドは言いました。
フォノンは無言で歩き続けました。
しばらく歩くと町が見えて来ました。
その町はトランクィッロと言いました。モート湖の湖畔の小さな町です。
宿も食堂を兼ねた一軒しかなく、ユニとシンとはすぐに再会できました。ユニとシンはローランドが怪我をしているのに驚き理由を尋ねました。
フォノンはヤイリとの戦いを話しました。
「あの男ね」
「魔王軍とつながりがあるって言ってたけれど、魔王軍も追ってくるかな?」
とシンとユニが不安がるので、フォノンはフォーコ火山の洞穴での出来事を話しました。
「魔王軍は武器の運搬に出払ってるし、残りもミントがやっつけたから、すぐには追って来ないと思う」
「フォノンもーすごかったーんだよー」
とハッカが言いました。
「そんなことより、お腹がすいたね」
とフォノンは照れを隠すように言いました。
「本当だわ」
とシンも同意したので、夕食をとることにしました。
夕食はポテトのサラダにモート湖特産の鱒の燻製、それにチキンの入ったシチューでした。
ローランドには別にニンジンをもらいました。
久しぶりのちゃんとした食事を堪能すると、皆眠くなってきました。
ハッカは宿の女将さんに清潔な布をもらうと、応急処置で巻いたローランドの布をはずし、ドラゴンの軟膏をもう一度塗り清潔な布を巻き直しました。
そして部屋に戻ると皆すぐに寝てしまいました。
翌朝、全員朝寝坊です。
少し細かい雨が降っていました。
フォノンが起きるともう昼前でした。
顔を洗い宿の主人にもう一泊したいと伝えて、部屋に戻るとハッカも目を覚ましていました。
ユニとシンは別の部屋です。
フォノンとハッカはローランドを抱いて、ユニとシンに声をかけて、朝食兼昼食を取ることにしました。
昼食は女将さんが、鱒の塩漬けとオニオンを挟んだサンドウィッチと果実のジュースを出してくれました。
ローランドにはまたニンジンをもらいました。
「ローランドの怪我もあるし、今日は休んで明日出発しよう」
とフォノンは提案しました。
「モレンド山脈の麓まで後どのくらいかしら」
「地図で見るとここから三日ってところかな」
「でも北の魔女の棲家ってモレンド山脈の麓ってだけしか知らないよ」
「有名人だから近くまで行けば知ってる人がいるさ。きっとすぐ見つかるよ」
もうカルマートの森を出て二十三日経っていました。
宿の女将が食器の片付けがてらに話しかけてくれました。
「お前さん方どちらまで行くんだい?」
「モレンド山脈の麓の北の魔女のところまで」
「何だい?北の魔女の棲家だって?」
と女将さんはぞっとしない感じで言いました。
「噂じゃ、大きな大きな樹に住んでるって話だよ。でも不思議なことにその樹はあったりなかったり、見えたり見えなかったりするらしいのさ。化かされないように気をつけるこったね」
「ありがとう。気をつけるよ」
と言ってフォノン達はいったん部屋に戻りました。
旅の準備をしなければなりません。
雨は止んでいます。
皆で気分転換もかねて町に出ました。
村の店を回り食料と燃料とロープを買いました。
靴も暖かいブーツを揃えました。
ローランドはびっこをひきながら、歩けるまで快方しました。さすがはドラゴンの軟膏です。
ですがハッカは気づいていました。ドラゴンの軟膏はどんな切り傷でもたちどころに治す効能があります。
ヤイリの刀は妖刀ということでしたので、その影響が出ているようです。それでも普通よりも治りは早いのでこまめに傷口に軟膏を塗って布を巻き直します。
夜ご飯になりました。
今夜は、牛肉と野菜の串焼きに、豆とベーコンのスープ、チーズにパンとにんじんというメニューでした。
晩御飯を平らげると眠くなってきました。
明日に備え皆ぐっすり眠りました。
翌朝、早朝は湖面に霧が降りていましたが、天気は良くなりそうです。
新しいブーツを履き、フォノン達は出発しました。ローランドとミントは仔馬の背に乗っています。
モレンド山脈までの道は比較的平坦で、フォノン達の他にも旅人が何人か歩いていました。
野営を二日繰り返すと小さな村に着きました。
フォノン達は村の大きな農家に泊めてもらえることになりました。
「北の魔女の棲家に行きたいんだけれど。どこへ行けばいいですか?」
と主人に聞くと主人は首を振ってこう言いました。
「北の魔女はこちらに用事がある時しか姿を見せない。探すのは無理だ」
女将さんはヒントをくれました。
「けれどモレンド山脈の麓の森で見かけた事があると聞くよ」
「ありがとう。明日、森に行ってみます」
そう言ってフォノン達は農家で休み、次の日の朝、森へ向かって出発するのでした。
その森はカランドの森と言われ、古い森でした。
フォノンは動物や小鳥に挨拶をして北の魔女の棲家を聞きます。「右の方にだよ」「いや左だ」みんな言ってることがバラバラでどこにあるのかわかりません。
ハッカは森を歩き回ります。
森には大きな樹も多く、植物が生い茂っています。
呼吸するだけで濃い生命の力を感じます。
「この森は古いだけあって精霊が多く集まってるし、モレンド山脈からの神気もたっぷり受けるので植物が大きく成長するんだな。世界樹の苗樹の植樹にもよさそうだ」
そこでハッカはハッと気がつきました。
ドラゴンから貰った古代仗で地面を突きます。
トントトーン、トントン、トントトーン。
不思議なリズムです。
トントトーン、トントン、トントトーン
トントトーン、トントン、トントトーン。
ハッカの体が揺れ始めました。
そのうちハッカの体も透けたり元に戻ったり
トン。と杖を突き呪文を唱えます。
「姿を現せ」
するとそこにあった草木の姿が徐々に薄れて消えていきました。
草木が消えた後に現れたのは、大きな大きな大きなとても大きな樹が現れました。カルマートの森のグラーヴェの樹の何十倍もの大きさです。
「世界樹の苗樹だね。この杖も世界樹の梢で作られているから感じ取ることが出来た。」
とハッカは言いました。
「ここがきっと北の魔女の棲家だ」
「世界樹って何?」
「世界樹っていうのは、一言で言うとこの世界を支えている大きな大きな樹のことだよ。この世界そのものと言っても良い。世界樹はもっと高次の世界にあるから目にすることは出来ない。この樹はきっとその苗樹の一つだと思う。まだとっても小さくて普通の樹のように大地の養分をとって成長しているから、現世にでも相を合わせてこんな風に出現できるのだと思う。」
「これでとっても小さいの?」
とシンも目を丸くして言いました。
「そうだね。人で言ったら小指爪の先よりもっと小さいくらい」
「ほえー」
と皆樹の上を見上げました。
「でも、どうやって中に入るんだろう」
とローランドは笑いました。
「ローランド!どうして?怪我をしてるの?」
ハッカは急いでフォノンとローランドのそばに来ました。
「この傷、斬られたの?」
「話は後だ。まずは手当てしなくちゃ」
「そうだね。ドラゴンから貰った軟膏を塗ろう」
そう言ってハッカは袋から軟膏を取り出してローランドの傷に塗り、シャツを破いて包帯代わりに巻きました。
「それで、何があったの?」
とハッカが聞くので、フォノンはあらためてヤイリの事を話しました。ハッカはまだヤイリに会った事がありません。
「また来るかな?」
とハッカは不安気に言いました。
「奴も手負いだからな。しばらくは大丈夫だろう」
とローランドは言いました。
確かにヤイリも右手を斬られていました。
「そういえば、ユニとシンは?」
「あの二人ならこの先の町にいるはずだ」
とローランドは言いました。
ローランドの話しによると、ローランド達も昨夜一晩かけてフォーコ火山を超えて来たようです。
夜の下り道は危険ですが、フォノンとハッカが心配でユニとシンが夜を徹して急ぐ事を提案したそうです。
そして明け方、山の魔王軍の気配が騒がしくなったのを感じて、急いでモート湖まで辿り着き、町に通じる道を見つけるとローランドはユニとシンと一旦別れ、様子を見に戻って来たそうです。そこでフォノンとヤイリの姿が見え、何とか剣を交える前に間に合った、とのことでした。フォノンにとってもまさに危機一髪でした。
フォノン達は堅パンと水で簡単に昼食をすますと、先を急ぐことにしました。
もう眠気はとんでいます。
フォノンはローランドを抱っこして運ぶことにしました。ドラゴンの軟膏がいくら効き目が素晴らしくても、まだローランドは歩けませんでした。
「やあ、負うた子に助けられたな」
とローランドは言いました。
フォノンは無言で歩き続けました。
しばらく歩くと町が見えて来ました。
その町はトランクィッロと言いました。モート湖の湖畔の小さな町です。
宿も食堂を兼ねた一軒しかなく、ユニとシンとはすぐに再会できました。ユニとシンはローランドが怪我をしているのに驚き理由を尋ねました。
フォノンはヤイリとの戦いを話しました。
「あの男ね」
「魔王軍とつながりがあるって言ってたけれど、魔王軍も追ってくるかな?」
とシンとユニが不安がるので、フォノンはフォーコ火山の洞穴での出来事を話しました。
「魔王軍は武器の運搬に出払ってるし、残りもミントがやっつけたから、すぐには追って来ないと思う」
「フォノンもーすごかったーんだよー」
とハッカが言いました。
「そんなことより、お腹がすいたね」
とフォノンは照れを隠すように言いました。
「本当だわ」
とシンも同意したので、夕食をとることにしました。
夕食はポテトのサラダにモート湖特産の鱒の燻製、それにチキンの入ったシチューでした。
ローランドには別にニンジンをもらいました。
久しぶりのちゃんとした食事を堪能すると、皆眠くなってきました。
ハッカは宿の女将さんに清潔な布をもらうと、応急処置で巻いたローランドの布をはずし、ドラゴンの軟膏をもう一度塗り清潔な布を巻き直しました。
そして部屋に戻ると皆すぐに寝てしまいました。
翌朝、全員朝寝坊です。
少し細かい雨が降っていました。
フォノンが起きるともう昼前でした。
顔を洗い宿の主人にもう一泊したいと伝えて、部屋に戻るとハッカも目を覚ましていました。
ユニとシンは別の部屋です。
フォノンとハッカはローランドを抱いて、ユニとシンに声をかけて、朝食兼昼食を取ることにしました。
昼食は女将さんが、鱒の塩漬けとオニオンを挟んだサンドウィッチと果実のジュースを出してくれました。
ローランドにはまたニンジンをもらいました。
「ローランドの怪我もあるし、今日は休んで明日出発しよう」
とフォノンは提案しました。
「モレンド山脈の麓まで後どのくらいかしら」
「地図で見るとここから三日ってところかな」
「でも北の魔女の棲家ってモレンド山脈の麓ってだけしか知らないよ」
「有名人だから近くまで行けば知ってる人がいるさ。きっとすぐ見つかるよ」
もうカルマートの森を出て二十三日経っていました。
宿の女将が食器の片付けがてらに話しかけてくれました。
「お前さん方どちらまで行くんだい?」
「モレンド山脈の麓の北の魔女のところまで」
「何だい?北の魔女の棲家だって?」
と女将さんはぞっとしない感じで言いました。
「噂じゃ、大きな大きな樹に住んでるって話だよ。でも不思議なことにその樹はあったりなかったり、見えたり見えなかったりするらしいのさ。化かされないように気をつけるこったね」
「ありがとう。気をつけるよ」
と言ってフォノン達はいったん部屋に戻りました。
旅の準備をしなければなりません。
雨は止んでいます。
皆で気分転換もかねて町に出ました。
村の店を回り食料と燃料とロープを買いました。
靴も暖かいブーツを揃えました。
ローランドはびっこをひきながら、歩けるまで快方しました。さすがはドラゴンの軟膏です。
ですがハッカは気づいていました。ドラゴンの軟膏はどんな切り傷でもたちどころに治す効能があります。
ヤイリの刀は妖刀ということでしたので、その影響が出ているようです。それでも普通よりも治りは早いのでこまめに傷口に軟膏を塗って布を巻き直します。
夜ご飯になりました。
今夜は、牛肉と野菜の串焼きに、豆とベーコンのスープ、チーズにパンとにんじんというメニューでした。
晩御飯を平らげると眠くなってきました。
明日に備え皆ぐっすり眠りました。
翌朝、早朝は湖面に霧が降りていましたが、天気は良くなりそうです。
新しいブーツを履き、フォノン達は出発しました。ローランドとミントは仔馬の背に乗っています。
モレンド山脈までの道は比較的平坦で、フォノン達の他にも旅人が何人か歩いていました。
野営を二日繰り返すと小さな村に着きました。
フォノン達は村の大きな農家に泊めてもらえることになりました。
「北の魔女の棲家に行きたいんだけれど。どこへ行けばいいですか?」
と主人に聞くと主人は首を振ってこう言いました。
「北の魔女はこちらに用事がある時しか姿を見せない。探すのは無理だ」
女将さんはヒントをくれました。
「けれどモレンド山脈の麓の森で見かけた事があると聞くよ」
「ありがとう。明日、森に行ってみます」
そう言ってフォノン達は農家で休み、次の日の朝、森へ向かって出発するのでした。
その森はカランドの森と言われ、古い森でした。
フォノンは動物や小鳥に挨拶をして北の魔女の棲家を聞きます。「右の方にだよ」「いや左だ」みんな言ってることがバラバラでどこにあるのかわかりません。
ハッカは森を歩き回ります。
森には大きな樹も多く、植物が生い茂っています。
呼吸するだけで濃い生命の力を感じます。
「この森は古いだけあって精霊が多く集まってるし、モレンド山脈からの神気もたっぷり受けるので植物が大きく成長するんだな。世界樹の苗樹の植樹にもよさそうだ」
そこでハッカはハッと気がつきました。
ドラゴンから貰った古代仗で地面を突きます。
トントトーン、トントン、トントトーン。
不思議なリズムです。
トントトーン、トントン、トントトーン
トントトーン、トントン、トントトーン。
ハッカの体が揺れ始めました。
そのうちハッカの体も透けたり元に戻ったり
トン。と杖を突き呪文を唱えます。
「姿を現せ」
するとそこにあった草木の姿が徐々に薄れて消えていきました。
草木が消えた後に現れたのは、大きな大きな大きなとても大きな樹が現れました。カルマートの森のグラーヴェの樹の何十倍もの大きさです。
「世界樹の苗樹だね。この杖も世界樹の梢で作られているから感じ取ることが出来た。」
とハッカは言いました。
「ここがきっと北の魔女の棲家だ」
「世界樹って何?」
「世界樹っていうのは、一言で言うとこの世界を支えている大きな大きな樹のことだよ。この世界そのものと言っても良い。世界樹はもっと高次の世界にあるから目にすることは出来ない。この樹はきっとその苗樹の一つだと思う。まだとっても小さくて普通の樹のように大地の養分をとって成長しているから、現世にでも相を合わせてこんな風に出現できるのだと思う。」
「これでとっても小さいの?」
とシンも目を丸くして言いました。
「そうだね。人で言ったら小指爪の先よりもっと小さいくらい」
「ほえー」
と皆樹の上を見上げました。
「でも、どうやって中に入るんだろう」
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