京大留学生

ユキ(偽名)

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全然Zenじゃない

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昨日は特別な日だったらしく、毎年訪れる赤い日とは違って2019年限定だったようだ。なので私はまず入場料が無料になった二条城へ行き、その後御所へ行き、最後に鞍馬の火祭りに行った。

まるで観光者だった。

まるで留学生のような一日だった。

二条城は、工事中の建物があったこと以外、とても素敵な場所だと思った。二の丸御殿の中を歩いていた時思ったのだが、床の軋む音がやたらと鳥のさえずりのように聞こえた。実家の床とは音がまるで違っていたので、どんな木材が使われているのか少し気になった。

御殿を見た後工事中の建物の方へ行って、素敵な庭園を抜け、天守閣跡というところで少し虚しい気分を味わい、清流園にたどり着いた。

人はたくさんいたのだが、そこを歩いていると、なぜかストレスが発散されたような気がした。ここでなら一句、むしろ一首詠めそうな気さえした。

風誘う 
暮れゆく秋の 片隅で
さざめき落つる 鬼灯の花

なんかそれっぽく聞こえないだろうか? 古文をもっと勉強したら短歌が書けるようになるのだろうか? 
この静かな緑に囲まれていれば、時間が止まったように進むような気がして、いつか大地と同化できそうだった。

そんなZen全開の私に、どんな因果か鞍馬でトラウマになるポテンシャルを持ち合わせた気持ちわるい出来事が起こった。

あまり嫌なことは書きたくないのだが、発散されたストレスが50倍くらいになって襲いかかってきたので、ちょっとずつどこかに漏らしていかないとダメになりそうなのだ。すでにダメであると言われればそれまでだが、書いて少しだけ楽になろうという魂胆だ。

少し楽になったのだろうか?

謎だが、もう二度と人がたくさんいるところには行きたくないような気分だ。時代祭……どうしよう……
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