完全武装少女

けんはる

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[千本鳥居 楼]

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ー御伽夢学園ー
「さてと、どうしよう」
「どうしたんだ?夢」
「アトラス、来たのは良いけど、どうしたら良いのかなと思って」
「とりあえず、職員室に行けば良いじゃねぇか」
「アトラスは知ってるの?職員室の場所」
「知るわけないだろ、俺が」
「役立たず、ナビ機能とかついてないの」
「ついてない、俺にある機能は変身と身体能力強化と〈完全武力〉だけだ」
「あっそ、どうしよう?」
「なんで、茉伊夢を起こさなかったんだよ」
「パーティーの後、家に帰ってから直ぐに部屋に籠って、起こしに行ったら部屋の前に[徹夜したので起こさないで]って書いた紙が置かれてたから」
「そうか、なら仕方ないか」
「アトラスなら知ってると思ってたのに知らないし」
「仕方ないだろ、俺にはナビ機能がついてないんだから」
「そこの君、どうしたの?」
夢が振り向くと
黒髪の巫女が立っていた
巫女はゆっくりとこちらに近づき
夢に目線を合わせるようにしゃがみ
微笑みながら
「どうしたの?」
「職員室への行き方がわからなくて」
「そうなんだ、良かったら案内しようか?」
「良いんですか?えっと」
「あぁ、私の名前は千本鳥居せんぼんとりい やぐらよ、よろしくね♪」
「私は神楽坂 夢です、よろしくお願いします、千本鳥居先輩」
楼は立ち上がりながら
「楼でいいよ、夢ちゃんっていうか神楽坂ってもしかして茉伊夢先生の妹さん?」
「お姉ちゃんを知ってるんですか?楼先輩」
「えぇ、教えてもらったことがあるの」
「そうなんですか、でもなんで私が妹だと思ったんですか?」
「あぁ、茉伊夢先生から聞かされていたから妹が居るって」
「そうなんですか」
「じゃあ、行こうか?」
「はい」
夢達は歩き始めた
「楼先輩は何をしてたんですか?私が言うのも朝早いですけど」
「あぁ私は生徒会でね、朝のパトロールみたいなのをしてたの」
「生徒会の人なんですか、大変ですね」
楼は微笑みながら
「まぁね、大変だけど楽しいからね」
「そうなんですか」
「さぁここが職員室だよ」
職員室と書かれた札の掛かった部屋の前に着いていた
夢は頭をペコリと下げて
「案内してくれてありがとございました」
「いえいえまたねぇ、夢ちゃん」
夢が頭を上げると楼は消えていた
「あれ?もう行ったのかな?私も入ろう」
夢はノックをして職員室へと入った

[生徒会室]
鳥居の中から楼が現れると
ソファに座っていた金髪のゴスロリの少女が
「あれ?楼が能力を使うなんて珍しいね」
楼はソファに座り、机の上にあった紅茶を入れながら
「ちょっとね」
「ふーん、なんか良いことあった?」
「えっなんで?」
「嬉しそうな顔をしてたから」
顔を触りながら
「まぁね」
「ふーん」
少女は興味無さそうにスマホを触り始めた
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