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13アカシとダイチ 前半
息をするのもやっとだった。
カイとソウの二人にめちゃくちゃにされた身体は、冷たい夜風に晒されているはずなのに、芯から焼け付くように熱い。
ブルーシートの上に力なく投げ出された俺は、涙で霞む視界の中で、ずっと無言で立っていた「三番目の影」を見上げた。
普段から寡黙で無愛想なダイチ。
時たま見せる彼の優しくぎこちない笑顔にいつも癒されていた。
今のダイチにその気配はなく、はち切れそうなほど大きくなったものを携えて俺の前に立った。
力なく伏せる俺の身体を、ダイチはひょいと持ち上げる。自力では上手く立てなかったと思う。重いはずなのに、ダイチの強すぎる力の前ではあっという間に起き上がらされた。
身長差は20cmほど。
斜め上にあるダイチの瞳には、夜の闇よりもずっと深く、どす黒く濁った光。まるで、俺の骨の髄まで見透かし、余さず喰い尽くそうとするような、恐ろしいほどの飢餓感がそこにはあった。
一瞬手を離された時フラッとしたがすかさず、ダイチが俺を抱きしめて支えてくれる。
「あっ、ありがと、ダイ…んっ」
名前を言い切る前に口を塞がれた。
口の中があっという間にダイチの舌でいっぱいになる。
20cmの差を埋めるように顔を下げているせいか、舌と共にダイチの唾が大量に流れ込んでくる。
「ん、んぅ……ぷは、ダイチ…」
掠れた声で名前を呼ぶと、ダイチの分厚い胸板へ引き寄せられた。
大きく上下し彼の鼓動を感じる。
彼はずっと、カイとソウに翻弄され、情けない声を上げる俺を、ただじっと見つめていた。
その姿を見て萎えてしまったのかと思っていたが、その考えは間違っていた。
俺のお腹に当たる彼のペニスは、お臍から鳩尾あたりまでビンビンに伸びて押し当てられている。
デカすぎる存在感。俺の中にこの凶器は入るのだろうか。
「アカシ…好きだ。俺のも受け止めてくれ。」
「ダイチ…」
再び濃厚なキス。
鼻で息をしないと窒息してしまう。
段々と激しさが増していきチュパ、クチュという音が響きわたる。
口を離された時、互いの口に糸が張っていた。
「俺の、でかいから…上から乗れよ」
「えっ、上から?」
俺を抱き寄せたまま、ゆっくりとブルーシートの上に寝転ぶ。
195cmの巨体はあっという間にブルーシートのほとんどを埋め尽くす。
ダイチの上に馬乗り状態になった。お尻の間にはダイチのペニスが…
「アカシ…乗れよ」
「うん…」
初めての騎乗位。ダイチの手は俺の腰を優しく掴む。俺の手より遥かに大きくてウエストが両手で包み込まれてしまいそうだ。
入り口に導くために腰を浮かしてダイチのペニスを改めて触る。硬くて下腹部にビチっと当たっているため。少し力を入れてお尻の方へ向ける。
最後がダイチで良かったと思う。
3人の中で、1番大きく太い。
カイもソウも大きかったがダイチは2人を超える大きさを誇っていた。片手では包み込みきれない彼を、ゆっくり俺の中へ迎える。
「んぁ…でっか、おっきぃ」
「っつ、アカシ…やばい、かわいい」
2人に廻されほぐれているはずなのに、ダイチのペニスは俺の中をさらに拡張していきミチミチとゆっくり俺の中を進んでいく。
身体がデカいダイチを入れるには、M字開脚にならないと無理だ。
ダイチに向かって脚を広げた姿を見せるのはすごく恥ずかしい。しかし、それ以上にゆっくり入ってくるダイチのペニスがデカすぎて俺の意識はお尻に集中してしまう。
「あっ…あぁ、はぁ、やばい」
「すげぇ全部入った。最高に気持ちいい、アカシ」
ダイチの上にぺたんと座りこむ。脚を広げないとダイチを跨げない。尻の中の主張が強すぎて自分から動くことはできないでいた。苦しそうな俺をみて、ダイチが手を引いた。
分厚い胸板に身体が重なる。
「あっ」
「じっとしてろ、まだ動かないから」
俺の余裕がないのは見透かされていた。
太い腕を俺の背中にまわし、ぎゅっと抱きしめてくれた。
「ダイチ、苦しいよ」
「お前がかわいいのが悪い」
背中にあった腕が後頭部に移動する。
また唇を重ねて、ダイチの熱い舌が入ってくる。ダイチはキスが好きなのが分かる。
俺の口の中を探るように舌が動いて、んっ、と思わず声が出てしまう。
しばらくはキスのみで動かないでいたダイチは、口を離してゆっくりと喋り始める。
「そろそろ動くぞ…」
「うん…」
ゆっくり下から突き上げられるセックス。
グチュ、グチュ、
再び、犯される音が響き始める。
優しく、慈しむようなダイチの動きは動くたびに硬さを増していく。
「あ、んぁ…」
「大丈夫か?」
「うん…大丈夫。ごめ…動けなくて…」
「…俺が2人の分を掻き出して、全部上書きしてやる」
「えっ?」
2人には聞こえないように、耳元でダイチが囁いた。
カイとソウにぐちゃぐちゃされる無防備な俺を見て、彼の中に眠っていた雄としての執着が、目覚めてしまったようだ。
太い首筋と、彼から立ち上る異常なまでの熱気が、そのことを雄弁に語っていた。
ダイチの不器用で重すぎる愛情の気配に、俺の身体は抗うどころか、情けなくも震えながら彼を受け入れてしまっていた。
ダイチの動きが段々と大きく激しくなっていく。
筋肉の塊でできた太い腕は俺が離れないようにキツく抱きしめる。
下から突き上げられるたびに俺の身体は跳ね上がり情けなく喘ぐことしかできない。
ヂュブ、ヂュブ、ヂュブ、ヂュブ
俺の中がびしょびしょなのが隠せない。
最奥まで届くダイチのもので突かれ続けていたら、再び下腹部に集まる熱と、お尻の粘膜が膨らみ始めたのを感じた。
やばい、また逝ってしまう。
初めてなのに。
カイで逝き、ソウで潮を吹き、ダイチでも逝きそうになっている。
俺ってこんな淫乱だったの?
少しの混乱を抱きながらどんどんと感じる熱は温度を上げていく。
「はぁ…アカシ立つぞ」
「え?」
ダイチが逞しく厚みのある上半身を起き上がらせる。
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