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月 人類精神警察 ZEROOUT

人類精神警察ZEROT イデア精神科医 月

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イデアは、崇高な哲学や思想を持っている女性であった。

そして常に月とコミュニケーションを取り、自分の12個の無意識を戒めた。

それを四つに分類すると

情緒的欠損

自我の欠損

知的欠損

物質的欠損

イデアは唇が薄かった。常に意識の有る方向へ、意識を持って維持する為である。

まず、自我の欠損であれば、自己同一視をせず、まず、総合仏教を勉強した。

本当の自分などというモノは、どこにもない。しかし、自分にも得て不得手があり、自分の長所と短所を、まず、自我の生育の第一段階で、内観し学ぶと、それを具体的な行動に移した。


自分は、家庭的なことにドメスティックに陥りやすかったら、それを長所である知的優位の冷静さで補い、これらの欠点を克服した。

そして、自我の生育の第二段階で、自己と他者の段階に置いて、自分が蠍のように相手に執拗に鋭い盲点を示してくる鋭い棘のようなモノがあることを自己の中の内観で知り、あなたのこれができていない、あそこができていないなどの執着心をとるために具体的な方法を取った。それは自己と他者を同一視せず、自分の価値観と他者の価値観は違うということ、中庸を知る為の方法を自らの息子や相手に提示するようになった。

そして自我の第三形態、自我と集団では、自分が、集団や会議に対して消極的であったり、一体と成すことに抵抗感があった。そこでイデアは、対話というより、永続性な大局的な広い視野で物事を観察したり、具体的なモノを抽象度をあげてわかりやすく説明したり、また、細分化された具体的な事象や物事に対して、案件として深い関わり合いの中から、いくつもの具体的な経験から抽象度をあげた誰もが納得する節を学術的に納得のいく形で、本にしてまとめ、これを分かりやすく示した。

情緒的欠損の最初の段階で、自分を肯定する意識が、プライドとなるとき、それは破滅を招き、あるがままの努力の結晶として、残る自己肯定感を持ち、自分を愛するようにした。それは朝散歩を怠らずにするとか、一つの地道な努力であった。

第二段階のの情緒的欠損において、他人を思いやる、異性を思いやるという気持ちが、女性的な偏った見方でなされていたり、自分の職業や、年齢、肩書に置いて、建設的に一対一で、相手にシナジーをもたらすおもいやりではなく、強固な自我意識の思いやりであることを戒め、そしてジェンダーとしての価値や、恋愛をする中、同性同士の関わり合いの中で、真の和解をみいだしていく。感情的になるときは、言葉を用いて、暴言ではなく、冷静さを持って怒りをあらわにすることで真の優しさが形成されることを理解する。家庭的な自我が生育されていった。

第三段階の情緒的欠損ということで、サトラレに近い状態で、感受性を高めること、EQを高めることで、これらを網羅し、真のリーダーとしての理解者となる。

知的欠損の第一段階、I Bileveという自分の中に確固たる信念や志を持つ為に、自分の過去の生い立ちや、生き方や信条から、独自のオリジナルの志を持つようになる。

知的欠損の第二段階 自分が、集団の中心の大きな部分を示すのではなく、花を添えるだけで、物事を動かす存在感や、役職につくことで、これらを克服し、強固な、貪欲さを是正し、ほどほどを知る だいようになる

知的欠損の第三段階 自分が、I Knowの立場から、物事を動かし、組織を運営することを知る。

物質的な欠損 第一段階 未来や過去に対する漠然とした不安や、物事の不透明さや、物理的な感覚的生理的な不安を、科学的により感覚的に正合成を持つ確かな根拠を元に、安全策を取るようにしながら、幸福感や心の充足感を育てて行き、そしてそれは自然にできた。

物質的欠損の 第二段階 まだ、未知数の可能性、知らないことに関する好奇心、流行トレンドといったこまごまとしていることに抵抗感を払拭し、楽しむことに対する物質的な欠損を補う為に、お金を動かしたり、政治、経済、トレンド、芸能を知ることで、情報を食べ、インプットアウトプットする過程を覚え、スマホ一台で、お金ではない、幸福を手に入れる

物質的欠損 第三段階 自分が職人的に磨いていること、自分の天職などを見抜き、重役を任されたときに、遂行する確かな技術をあらゆる方面の経験から磨く。



これらの健康的な、欠損の補いのいずれかは、意識が内側の無意識に向けられているときには発動せず、これにより、物事がよりスムーズに経験上から患者に指南できる精神科医になった。

彼女は毎日、適度な運動を心がけ、ほどほどを意識するようになり、スマホ脳ではなかったが、スマホやPCやSNSを最大限活かせるスキルを身に着けていた。

とある日、Drマモーが、彼女の前に現れ、記憶喪失になっている彼女自身が実はプロパガンダと繋がり、そしてそれは月に関係している為、博愛の精神に基づき、この世の臣民に恐怖を破壊することを覚えさせることを提示する


それはこの世の全ては幻想のファシズムであり、人類とはまったく違った道徳的秩序を彼女にもたらすためだと、Drマモーは彼女に言い、彼女は未来の発展の為にそれを喜んで受け入れた。

イデアでの現世の悩み、それは、表向きは精神科医療に対する疑念であったが、ほんとうのところは、神社や、旅館めぐり、高級レストラン、深いマインドフルネス状態の瞑想状態を異世界に求めていた。

本当のところ、この現実はせわしなく忙しかった。

そんなところにDrマモーである占い師の原田ピサロの館を訪れたのであった。
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