SECRET 前編

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貴方が愛した場所

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2時間ほどで那覇に到着。
私たちは預けていた荷物を受け取り、涼は移動しながら電話をかけた。

「もしもーーし!!今着いた!!・・・・あーー・・はいはい!」
その電話は、直ぐに終わり・・・・涼は電話を切って・・・笑った。

「友達もう来てるって!!行こう・・・・」
荷物片手に・・・反対側の手で私の手を握った。
「うん・・・・///////」

空港からはレンタカーとかかと思っていたら、涼のお友達が迎えに来てくれると・・・涼が教えてくれた。
凄く・・・良い奴だから安心してって・・・。

そう言った。


一緒に空港を出ると、風が気持ちよかった。
沖縄・・・・。


「結城こっち・・」
涼は私のスーツケースも引きながら・・・歩き出した・・。
「うん・・」

涼は歩きながら、
「今回は・・・俺のマンションでいい??」
俺のマンション?!
どういう事????

こっちはこっちで借りてるマンションとかがあるってことか・・・。
ロータリーの奥まで行くと、すっごく・・・大きな車と、その横でタバコを吸うモヒカン頭の・・・・。
メチャクチャ厳つい男性。

脚を止めると、

「あれあれ!!見た目あんなんだけど、凄い良い奴なんだ。1歳下なんだけどー・・・」

凄い良い奴?!
今のところ、良い奴感0%。

がっちりした筋肉質な腕に、サポーターを巻いているが・・・明らかにあれは・・・刺青だろう。
Tシャツの首元から、涼と同様にびっしり入ってると思われる刺青。

真黒に焼けた肌に・・・刺青に・・・モヒカン頭。
サングラス・・・・。

売人か、・・・・何処かの事務所の人か・・・クラブで何か悪いことをしている人の頭とか・・・。
にしか見えないんですが・・・・。


「結城???」
はっ・・・・!
涼は何てことない顔で私を引っ張って歩いて行く。
涼??
涼は見慣れてるの??
涼のお友達って・・・結構・・・・。
凄く・・・。

強面ですよ?
と、思ったが言えず・・・・。

近付いていくと、かなり・・・。

強烈で、デカい・・・・・。
絶対ーーーーーー・・・・。
怖い人でしょ・・・・。

どうしよう・・・・。
実は涼も怖い人だった??

イヤイヤ、そんな筈は・・・・。
んじゃぁ、このモヒカンが・・・
頭なのーーー???

すると、モヒカンが私たちをチラッと見て煙草を消した。

「ひぃっ!!!!」
思わず、声を出してしまった・・・・・。
背筋が凍るってこんな感じなのかもしれない・・・・。

涼は笑って・・・。
「結城??どうしたの?」

って!!
あ・・・・・。
アンタ、
この状況で、どうしたの?って・・・・・・。

すると、
190以上ありそうな身長でダンサーの様な風貌で・・・真黒。
刺青三昧。極めつけはモヒカンのマフィアのボスみたいな大男は・・・・。

ゆっくり私達に近づいてきた。

涼とその人は手を掲げ・・・その手を顔の上あたりで合わせると、
こりゃまた、ギャングの挨拶の様な・・・

ハグ。

えっ?
私間違えた??
涼っ??
涼もやっぱ・・・・・・


そう思って、引き気味の私・・・・。モヒカンは・・・・、私をじっと見て・・・・・。

ヒィィッ!!!!!!!!
サッと涼の後ろに隠れ息を止めた。

きっと殴られる!海に沈められる!!!!!
ボッコボッコに・・・されるんだ。
私ーーーーーーーー。


すると、
「きゃぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!超可愛い超可愛いッ!!!!!!!」


・・・・・・え・・・・・・。
何この声・・・・・・・。

「あーーーー・・・お前声デカい」
涼が笑ってそのモヒカンの肩を小突いた。
え?え?え?えーーーーーーーー?????

「もぉーーー!!だってさだってさーーーっ////!!この前テレビでスクープされてーーーあれって絶対涼さんだよねっ!!!てーーー皆で言ってたのぉぉーー!!!」

嘘でしょ???
え??
イッコーさん??
え?え?ぇえええ・・・・・。

私の期待をかなり裏切ってる感じ・・・このモヒカンは分かってるのだろうか。
アンタ・・・。
その風貌で・・・その声???


涼の後ろからチラッと顔を出すと、

そのモヒカンは顎の下に両手をつけ・・・・イッコーが良くやるポーズで・・・・。
「かぁぁぁぁわぁぁぁいいーーーーーーッ!!!!/////」
サングラスを頭に刺し、目を潤ませ言った。

え・・・夢か幻かッ・・・・・・・。

目を擦り涼を見ると、
涼はその反応にゲタゲタ笑って・・・。

「コイツ、オカマだから!!!」





・・・・・・・・・・・。
モヒカンさんの名前は・・・。
蒼太君。

涼の高校時代の後輩。
「で?で?で????二人は付き合ってるわけぇ???」
車に乗ると、何故か運転は涼。
私は助手席に座って蒼太君は後部席でビールを飲んでいる。
「あのさ・・・お前何で酒飲んでるわけ?」

涼は笑ってそう言った。
「さっき買ったのーーー!!飲酒運転はー、まずいじゃなーい???だからー!!!んで??・・・2人は付き合ってるの???」

だみ声で・・・。
かなり強烈。

「俺の仕事の関係でー・・・まだ正式にはーー・・・」
涼は馴れてる感じで車を運転した。
正式には・・・まだ・・・。
「そっかー・・でも仕方ないよねー・・・で??結ちゃんはそれ分かってるのぉぉ???」

なんか一々面白いな・・・、蒼太君。

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