HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います

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異色の転職 熱海に舞い降りた王子様



宴会場の襖が開き・・・・ゆっくり入ってきた、黒のスーツにネクタイをした・・・・・。
若い男性・・・・///////////////

私の隣にいた悦子さんと美代子さんが、
「わーーーー!!!//////////////」

って・・・声を上げたけど、私は何も・・・声が出ない。

だって・・・、

「仁・・・君・・・////////////」

あれからちょこちょこ逢ってたし、たまにテレビ電話でも話してたし・・・。
でも・・・来るなんて・・・言ってなかった・・・/////////

仁君は私の顔を見ると、ニカッと笑って深く頭を下げ・・・中に入ってきたの。
そして、社長と大女将、サブちゃんさんと女将さんがいる上座の方に立ち、また頭を下げた。

すると、社長が
「ご紹介いたします。彼が今回うちの危機を救ってくださり、10億の寄付をしてくださった高梨仁君です。彼は元々OHの銀座本社で働いており、先月退職され今は有給休暇中ですが早々にこちらの生活に慣れたいという事で、今日・・・この町に来てくださいました」

じゅっ・・・・じゅ、じゅ、じゅ、じゅ、・・・・じゅうおくーーーーーーーーーッ?!//////////////
ななななな・・・なにそれっ・・・何そのお金ーーー!!!!!
私何も聞いてないんですけどーーー!!!////////////////


仁君はまた深く頭を下げ、ゆっくり顔を上げると・・・・。
「ご紹介にあずかりました、高梨仁と申します。何も分からない不束者ですが・・・ご指導ご鞭撻のほど・・・宜しくお願いいたします」

ハァァァァーーーーーーーー?!///////////////////

ちょっちょちょちょちょ!!!!!!
ちょっとまてぇーーーーー!!!


私は呆然とし、その後の大女将の話しもサブちゃんさんの話も女将の話しも全く入ってこず・・・ずーーーーっと・・・仁君を見てた。
すると仁君は笑って・・・女将さんたちの方を顎で合図し、『話を聞いてろ』と言いたそうな顔で私を見てきた。

え・・・・。
てか・・・仁君がここを継ぐって事は・・・


私が若女将になるって事じゃあねぇかーーーー!!!/////////////←パニックになると口が悪くなる。


朝礼が終わると、仁君は社長と大女将と三郎さんと女将と料理長と話をしながら、私の方を見て・・・。
ニカッと笑ってきたッ!!!!!////////


「すっごいよねぇ・・・・・あの車と風貌で普通ではないって思ってはいたけどさ・・・てか幸ちゃん、仁君と付き合ってるんでしょっ??だとしたら幸ちゃんが若女将!?」


・・・・・・////////

美代子さんがそう言って私の手をブンブン振ってくるけど・・・。
ぜんっぜん頭追いついてないから・・・・。


はっ・・・。
そう言えばさっき・・・ライン来てた!!!!!

急いで携帯を出しラインを見ると、
『今日行くから大事な話しよーぜ』
と・・・・・・。

・・・・・ッ?!////////////

また顔を上げ・・・女将さんたちと話をする仁君を見ていると・・・・。
仁君はまた私の方を見て・・・笑った・・・・////////







「どういう事ですかーーーーーっ?!//////////////////」
宴会場を出て、すっかり雨が止んだため、旅館の庭に仁君を連れて行き・・・私は訳が分からないまま仁君の腕を掴みそう言った・・・・。

仁君は私の方をチラッと見て・・・ニッカーと笑って、
「お前~・・ここでずっと働きたいんだろ?熱海に居たいってそう言ったよな?」

・・・・・/////////

「言ったけどーーー!!こんな急展開、誰が想像すると思っているんですかーーー!!!///////////」

しかも後継ぎだなんて!全く・・・聞いてないし!
仁君は私を上からジッと見つめ、

「さーって・・・んじゃ大事な話をするか!!!」
と、ぜんっぜん冷静。

私は興奮納まらず鼻息が荒い牛みたい!!///////////

「だ・・・大事な話って・・・今だって大事な話でしょ!!///////////」
そう言うと仁君は笑って、
「それより大事な話だよ!・・・・お前いつ俺と結婚してくれんの?」




・・・・・・。

ハッ?!///////////////
なっ・・・・なななな・・・・・なんという話のすり替え方!!!!
ずる過ぎる!!!

「だ!!・・・べっ・・・別にいつって・・・////////私はいつだってー・・・・」
私だって直ぐにでも結婚したいって思ってるけど・・・でも私がプロポーズして仁君が受け止めてくれて、仁君のご両親に会って・・・でもそれ以上の事はまだ・・・・。

仁君の顔を見ると、仁君はニコッと笑って私の頬を撫でた・・・・。

仁君・・・私・・・毎日貴方に逢いたいってそう思ってたの。
でもあまり我が儘は言っちゃダメって我慢してた。

今後の事も、本当は熱海に居たかったけどあまりそれを言い過ぎたら・・・重いかなって思って言えなかった。
なのに・・仁君は全てくみ取ってくれる。

仁君がゆっくりと近付いてきて、私はゆっくり目を瞑った。


・・・・・・・・・。

ンッ????

「なに目―瞑ってんだよバーカ!」

・・・・・・・・・。

ハッ?!////////////
えっ・・キスじゃないのっ??/////////////

「なっ・・なんなのもーーー!!!////////今仁君が近付いたんじゃないーーーー!!」
そう言って仁君の胸を叩くと、仁君は笑って
「はいはい・・・そんな怒るなって~・・・ほら、手出せって!!手ーーー!!!」

手っ???
・・・・・・・・。
また何かー・・・企んでいるんじゃ・・・・・・。
手相見てくれるとか???

「もー・・・今度は何ー????」
そう言って不貞腐れた顔で両手を出すと、仁君はゲタゲタ笑って
「何で両手だよ!!お前欲張りだなー??」
ってーーーーー/////////////////






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