恋文~everlasting love

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2度目の同棲




その頃東京


—由美side


私は凛と別れた4日前??
12月1日に凛が船に乗ったというラインを貰って・・・それ以来連絡が付かなくて超心配。
達也君もその理由を知らず、・・・・そして、12月2日の夜・・・・涼君から達也君に連絡があり、

『蓮見が財布とスマホ入ったバックをそのまま無くした』
『現在捜索中』

と、私は居てもたってもいられず直ぐに父島に行こうと思ったが・・・あ、そっかー!!あそこ1週間に1回の船かーー・・・。
と、ガックシ!

しかしその翌日・・・・。
無事淳君と再会出来たと涼君から達也君に連絡があった。

「はぁー・・・・・・もぉ、あの子大丈夫かな?カードとか利用止めたかな?」
私はスマホを弄りながら言った。
「まぁー・・・・それは流石にやってるっしょ?てかバック無くしたのかな?それとも盗まれた?」
達也君は笑ってそう言った。

船の中で無くしたって言ってるけど・・・盗まれたのかもだよねー・・・・。
無事ならいいけどさ!

一応凛に教えられているオンラインバンクのIDとパスワードを入力し残高を確認した・・が、まぁ変わりはないか・・・。
少し安心。

「淳さんと凛さん・・・一緒に暮らすのかな?」
達也君は煙草を吸いながらそう言った。
流石に父島行って別々で暮らすはないんじゃない??あったらウケるけど!
「流石に一緒でしょー???」


てか、私と達也君は・・・・・。
あの、達也君が東京に来た日から・・・一緒に居る。
と言っても私は夜は家に帰るけど!

達也君は芝公園にあるホテルに滞在し、私は仕事を終えると少し一緒に過ごしたり・・・直ぐに帰ったり、平日休みは昼間だけ一緒に過ごしたりと・・・・結構一緒に居た。

その日も仕事が午前で終わり、平日だった為達也君が事務所に迎えに来てくれてお昼から一緒に過ごしていた。

「んー・・・・俺もこっちにマンション買っちゃおうかなー・・・・」
そう言ってベットに座っている私の腰に抱き付いてきた。
私はそんな甘えん坊な達也君大好き。

可愛い・・・・。

私は髪を撫でて、
「私と一緒に過ごすため?」
そう言って笑うと、
達也君は私のお尻に顔をすりすりして、
「んー・・・・俺がこっちにマンション買ったらー・・・由美遊びに来てくれる??」
私は達也君が好き。

それは本人にも言った。

「うん・・・・」

でも、達也君に・・・大事な話をしていなかった。
出来ないでいた・・のが本当かもしれない。

達也君の大きな手は私の腰をグイッと掴み、直ぐに私をベットに寝かせた。
「由美・・・・・」

優しく私の頬を撫でて・・・キスをしてくれる・・・。
達也君が恋しい・・いや、もう愛おしい・・・。

貴方が大好き。

でも貴方に言えてない本当の事。



—凛side


私と淳はまた権お爺ちゃんのお店に戻って早速契約書にサインをし、淳は引き落としの口座をネットで確認し・・・・OH口座から一般銀行に1億送金。

権お爺ちゃんは淳をじーっと見つめ、
「君はー・・・社長さんか何か??」
そう言って笑った。
あー・・・淳って今何なんだろう・・・。

すると淳は、
「あー・・・会社役員と・・・一応友人と共同経営ですが沖縄で代表やってます・・・後は色々・・・」
あ!!上地君と経営してるのか・・・。
なんか・・・リゾート系の店。
権お爺ちゃんは何度も深く頷いて
「ほぉーー・・・、凄いねぇ、若いのに・・・・へぇー・・・・こっちでも何かやるのかい?」
「今仕事は考えてて・・・この島にもいつまで居るか未定なので、そこまでがっつりは働かないんですが」
そう言うと、

「上原君は飲食店やった事ある?」
と、お爺ちゃんが言った。

飲食っ?!
淳は口座番号等を紙に書き、
「あー・・沖縄の店はカフェとマリンスポーツの店だったのでカフェは手伝ってましたけど・・・」
そう言うと、
「あ!!お嬢さんは?お料理は??」
えっ?!私っ???
『お料理は好きですが人に出せるほどでは』
そう書くと、お爺ちゃんはニッコリ笑って頷き
「そうかそうか、もし良ければだけどー・・・商店街の一番奥の古い喫茶店、うちの奥さんがずっとやっていたお店でね・・・・」

へっ?!

「最近年のせいもあってお店もやったり休んだりでさぁ・・・一時的に娘夫婦が手伝いに来てるんだけどそれも年内いっぱいかなってー・・・だから、ずっとでもなくていいから代わりにレシピ見て作って提供してくれる人を探してるんだ」
なんですとっ?!レシピあるのっ?!

でも私声出ないけど・・・そんな私がお店なんてできる?

淳の顔を見ると、淳も私の顔を見て

「まぁー・・・ちょっと考えさせていただいて良いですか?前向きに・・・・」
そう言って、また私の手をカウンターの下でぎゅっと握った・・・///////////


私ね、
夢だったんだよ。

淳と一緒に海が見える場所で暮らして、そんな小さな可愛いお店で一緒に働くの・・・・。
いつも傍に淳が居てくれて、海が見えて・・・

そこに皆が居てくれたら最高だなって・・・・。





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