恋文~everlasting love

文字の大きさ
27 / 151
クリスマス





凛と出逢って13年目のクリスマス。
その間何度かは逢えなかった年もあったが、今年はこの小笠原父島で一緒に過ごす。


東京


—祐司side


何なんだ。
アイツは・・・・・。

12月半ば、淳から1通のラインが来た。

『ベットマットレス クィーンサイズ・ベットフレーム・炊飯器・冷蔵庫・電子レンジ・トースター・洗濯乾燥機・掃除機・ダイニングテーブル・テレビ・テレビ台下記住所に宜しく』

なんだこれは・・・・・。
アイツは俺を便利屋さんだと思っているのではないか?

しかし、飯田社長との仲も良好。
まぁいいか・・・。
時間がある達也に頼んでおくか。

マットレスはー・・・っと・・・・。
俺は自分の携帯からある人物へ電話を掛けた。

『あー・・・祐司君??』
「どうも、ご無沙汰しております。富士社長!」
『どうされました?祐司君からお電話だなんて・・・・』
「ちょっとお願いがありまして・・・・・」

昔からうちの社内マットレスは、寝具の老舗『富士リビング』さんにお願いをしている。
『後でメールを送りますのでその住所にうちで使ってるマットレスとベットフレーム、夏用羽毛のダブルとカバー類を一式送ってくださいますか?支払いはいつもの引き落としで』
「あー・・・承知しました!いつもありがとうございます!」
『大変申し訳ないのですが急ぎでお願いしてもいいでしょうか?』
「はい、大丈夫です。在庫は有りますから直ぐにお出ししますね」


そして、富士リビング外商部営業課


—野瀬side

「はい、外商営業補佐、野瀬です」
私は富士リビングの営業補佐野瀬です。
デスクの電話が鳴り直ぐに取ると、
『あー・・野瀬ちゃん??悪いんだけど今メールした商品直ぐに下記住所の上原淳様宛に送っていただけるかな?』

上原・・・・。
淳。

私はその名前を聞いて、PCのキーボードをたたく指を止めた。
メールを確認すると、確かに富士社長から今さっきメールが1件。

マットレス、ベット、カバー類、夏用羽毛全てを・・・小笠原の父島?

「承知しました、父島は中1日かかりますが宜しいでしょうか?」
『構わないよ、私からOH様に連絡を入れておくよ・・・あ、これねOH様のご依頼だから粗相のないようにね』
OH・・・・。

ふーん・・・・。

「承知しました、直ぐに手配いたします」
(※こちらはおまけページです♡少し先の公開にはなりますが、今後公開いたします『イケメンの向こう側』をお楽しみに)



そして、

小笠原父島 12月25日

—淳side

今日やっと全ての家具が揃う。
まだあの家にあるのは寝床だけ・・・・。
でも、それさえあればと思い寝具が届いた時からもう既にあの家で暮らしている俺と凛。

「おっもぉーーーーー・・・・・」
宏太は知り合いから軽トラを借りて来てくれて、俺と2人で船から降ろされた家電をどんどん乗せた。
凛はその中にある小さな段ボールを手に取って嬉しそうに抱えた。

宏太には凛と家を決めたあの日の夜、まち子も誘って街内の焼き肉屋で4人で飯を食って凛を改めて紹介。

「でもさぁー・・・お前の彼女が凛ちゃんだとは思わなかったぜー・・・・」
宏太には本当の事を話し、今後も色々協力してもらう事に。
3人で家に荷物を運び家具全てを搬入。

「あーー・・・・このベット気持ちいいーーー・・・ねぇー、凛ちゃん今夜俺とここで寝ようよーー!!」
相変わらず・・・・。
クソ軽い宏太。

これでもOH時代は結構人気が高く、稼ぎ頭だった・・・はずなのに。

「おい、お前もう帰れ!今日仕事だろ?」
そう言って枕を投げると、
「えーーー!!俺もここで凛ちゃんとイチャイチャするーーー」

何なんだよコイツ!
俺だって、こっちに来てからキス迄しかしてね~んだよ!!!/////////








感想 1

あなたにおすすめの小説

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end** ◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です! https://estar.jp/novels/26513389

カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~

伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華 結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空 幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。 割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。 思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。 二人の結婚生活は一体どうなる?

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

手を伸ばした先にいるのは誰ですか~愛しくて切なくて…憎らしいほど愛してる~【完結】

まぁ
恋愛
ワイン、ホテルの企画業務など大人の仕事、そして大人に切り離せない恋愛と… 「Ninagawa Queen's Hotel」 若きホテル王 蜷川朱鷺  妹     蜷川美鳥 人気美容家 佐井友理奈 「オークワイナリー」 国内ワイナリー最大手創業者一族 柏木龍之介 血縁関係のない兄妹と、その周辺の何角関係…? 華やかな人々が繰り広げる、フィクションです。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

王宮の万能メイド、偏屈魔術師を餌付けする

葉山あおい
恋愛
王宮で働く勤続八年のメイド、エレナ・フォスター。仕事は完璧だが愛想がない彼女は、いつしか「鉄の女」と呼ばれ恐れられていた。 そんな彼女に下された辞令は、王宮の敷地内にありながら「魔窟」と呼ばれる『北の塔』の専属メイドになること。そこの主である宮廷魔術師団長・シルヴィス・クローデルは、稀代の天才ながら極度の人嫌い&生活能力ゼロの偏屈男だった! ゴミ屋敷と化した塔をピカピカに掃除し、栄養失調寸前の彼に絶品の手料理を振る舞うエレナ。黄金色のオムレツ、とろける煮込みハンバーグ、特製カツサンド……。美味しいご飯で餌付けされた魔術師様は、次第にエレナへの独占欲を露わにし始めて――? 意地悪な聖女や侯爵夫人のいびりも、完璧なスキルで華麗に返り討ち。平民出身のメイドが、身分差を乗り越えて幸せな花嫁になるまでの、美味しくて甘いシンデレラストーリー。

「職場では隙のない完璧な先輩が、家ではゆるニットで甘えてくる。それでも彼女は、まだ俺の恋人じゃない」

まさき
恋愛
会社では完璧で、誰も近づけない先輩。 そんな彼女と、俺は同じ部屋で暮らしている。 「…おかえり」 ゆるニット姿の彼女は、家でだけ甘い声を出す。 近い。甘い。それでも―― 「ちゃんと付き合ってから」 彼女は知っている。自分が好きになりすぎることを。 嫌われるのが怖くて、迷惑になるのが怖くて。 だから一歩手前で、いつも笑って止まる。 最初から好きなくせに、言えない彼女と。 気づいているのに、待っている俺の話。