無限の世界へ ~少年が紡ぐオーロラ・レガシーの軌跡~

あおtoあき

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隠された洞窟

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クエスト「狼の巣窟」を無事にクリアし、初めてスキルを活かした戦闘に勝利したユウタは、次の冒険への期待を膨らませていた。報酬で得た銅貨や防具は、少しだけ冒険者としての実感を与えてくれる。

「次はもっと大きな冒険をしてみたい」

そう考えたユウタは、村の広場を歩き回り、次のクエストの情報を探し始めた。しかし、初心者向けのクエストばかりが目につき、満足できそうなものは見当たらない。

「簡単なのはもういいかな……」

そんなとき、広場の片隅で怪しげなフードをかぶった老人NPCが話しかけてきた。

「お主、少しばかり腕が立つようじゃな?」

突然の声に驚き、ユウタは振り返る。老人はニヤリと笑いながら近づいてきた。その名前の横には「???」と表示されている。

「わしはただの老人じゃが、冒険者を探しておる。お主、少しばかり興味があるかの?」

「興味があるかどうかって、何の話ですか?」

「この村の外れに、隠された洞窟があるという噂を知っておるか? そこには何やら特別な秘宝が眠っておるらしい。だが、危険が伴うゆえ、誰も近づかぬ場所じゃ」

「秘宝……?」

ユウタの中で好奇心が湧き上がる。隠された洞窟に秘宝。それは初心者向けのクエストとは一線を画す響きがあった。

「どうじゃ、お主? 行ってみるか?」

老人の言葉に迷うことなく「はい」を選んだユウタは、地図に新たな場所がマークされるのを確認した。それは村の北西にある森の奥深く。まだ足を踏み入れたことのない未知の領域だった。
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