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10.全部捨てて、すっきり
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4月。2年生になった。
1年生達が入部してきたが、新入部員達はちゃんと険悪な空気を読んで、空気は変わらず有希だけが孤立したままだった。
一人ぼっちなのが恥ずかしい・・という意識も、ないわけではなかった。
それよりも、新しい部員達が先入観のないときだけ自分と会話をして、徐々に部内の有希の立場を理解してくると離れていくというのが、またそれまでと違うつらさがあった。
自分は強い。自分はタフな精神を持っていると自己暗示をかける。
ひとりでも、やっていける。
逆境だけど、自分を保つことはできる。がんばれる。
でも、足首の傷は増え、徐々に深くなっていった。
5月になったある日、インターハイを目の前にしてギスギスした空気をどうにかしようと思ったのか、監督が部員全員を集めてこう言った。
「おまえら、歩み寄ろうと思わんのか?」
「えっ・・。」
あゆみよる・・?
これは、・・歩み寄れるものなの?
私に理由があったんじゃないの?
監督は、私の態度がダメだったから、信頼を取り戻すように努力しなくちゃって言ったんではなかったの?
いつかこの努力が先輩たちに届くって、言ったんじゃなかったの・・?
言葉は公平を意味していたかもしれない。むしろ有希の肩を持っているようにも見える。
でも、それまで有希に対して言っていたこととの矛盾に気づいていない。
“自分に足りないものに気づければ、自分が頑張れば”と、有希がただそれだけを求めて努力していたのに、気持ちを保っていた根柢の部分がパキリと折れた。
心が、折れた・・・と思った。
コートの横で、先輩達と半円に並んで立ちながら、有希の立っている足元がガラガラとくずれていく。
なんだったの? 結局、何が悪かったの?
自分は今までいったい何を努力していたんだろう・・。
「監督・・それじゃあ私、本当は悪くなかったんですか?今のままの私でも、受け入れてもらえるものだったんですか?みんなが、同時に努力すればよかったんですか?・・本当は私は、今まで、ただいじめられていただけだったんですか?」
・・そう言いたかったけれど、声にはならなかった。
反抗したり、逆らったりしては、チームの和を乱すのだと、この一年間でしみついていた。
監督は、地雷のスイッチを押したことに気づいていない。
有希が足首を傷つけながら、崩れそうになりながら「努力すれば認めてもらえる」と守っていた部分を壊したことに気づいていない。
・・その日、有希が自分で自分の足首につけていたいくつかの切り傷を、母親に見つけられた。もう、隠そうと思わなかったからだ。
母さんは、とても悲しんで、謝ってくれて、父親は、何にかはよくわからないけど、とても憤っていた。
それまで、有希が愚痴をこぼしても「頑張れるところまで頑張れば。」と励ましてきた両親は、「人の痛みのわからない監督なんて最低。そんな腐った部活、やめればいい。」と言った。
「ずっと我慢してたことは知っていたのに、ごめんね。」
「ううん。」
「試合を見に行ったとき、有希が打って点が入ったら誇らしかったのよ。」
「うん・・。」
「母さんがバナナの差し入れをしたから、重かったのに持たされたんだね。ごめんね。」
「・・・。」
・・それは以前、私が母さんにしゃべってしまったんだなぁ。
「あなたの親が持ってきたんだから、あなたが持ちなさいよ。」って言われたこと。
たいしたことじゃなかったのに、あんな愚痴は言わなきゃよかった。母さんにまで、嫌な思いさせちゃった。
退部届は、母さんに励まされて、自分で書いて、自分一人で出しに行った。
「インターハイの直前にレギュラーが辞める意味は、分かっているのか?」
監督からはそう言われた。
黙ってうなずいた。
監督が何を思っているのかなんて知らない。本当に引き留めたいと思っての言葉なのか、私が辞める意志を固めたことに対する非難なのか、戦力がダウンすることへの失望なのか。
監督は、私が今まで、充分まじめにやってきたってこと、知ってたのかな。
何度も相談してきたけど。先輩とも、他の部員とも、ホントはうまくやりたかったのに。
監督の言葉のせいで、辞めようって心が固まったこと、わかってんのかな。
私だって、本当は辞めたくなんかなかったんだよ。
バレーボールは好きだった。もっと楽しくプレイしたかった。
でももう、あの場所にはもう一秒もいたくない。
いる意味もない。
レギュラーのポジションも、スパイクを打つ気持ちよさも、ずっとバレーボールに費やしてきた時間も、それまで積み上げてきたものすべて、捨てても平気。
そう思えた。
何を言われても、もう気持ちは揺らがない。
母親は、三者懇談の時に、「もったいないですね」と言った担任に、「惜しんでくれるのはありがたいですけど、誰が一番それを悔しいと思っているかわかって言っているんですか?もったいないとは何ですか。こっちこそ残念ですわ。」と言い返した。
母親の言ったことの意味が、担任に通じているかどうかは分からない。
でも、母さんが言った言葉で、有希自身の気持ちがすっとした。
先に辞めて行った仲間たちと同様に、自分もバレーボールをするかしないかを選べる自由があった。バレーボールは捨てたが、それを非難するものは、いない。
もう、自分を否定しなくてもよい。
クラスは楽しいし、友達もいる。今は学校が快適だ。
バレーボールを辞めて、本当に良かった・・。
― ― ― ― ― ― ―
マキノは有希ちゃんに尋ねた。
「他の部活はする予定はないの?」
「ここのバイトが楽しそうだから,今のところは考えてませんね。」
「そう。じゃあ、厳しいバレーボールはもう十分がんばったってことで、あとは楽しめることが一番だね。」
「はい。」
有希は、突然遊に向かって話を振った。
「遊さんはどんなプレイヤーだったんですか?器用そうだから、センターっぽい雰囲気ですね。」
「えっと・・オレ、あまり熱心じゃなかったからね・・。」
「高校3年間やってて、ポジション不定ですか?リベロとか?」
「いや・・今オレ、高校リタイヤ中なんだ。」
遊は、有希に元気よく尋ねられて一瞬黙り、そのあと正直に答えることにしたようだ。
触れてはいけなかったのか?と有希ちゃんはちょっと真顔になったが、遊のセリフを聞いたマキノが、すかさずニヤリとしてツッコミを入れた。
「リタイヤに“ちゅう”っていう文字をつけた意味は?」
「マキノさん。そんなに嬉しそうにつっこまないでよ。」
遊が苦笑いをした。
空気が悪くならなかったことに有希ちゃんがホッとしたのがわかった。
「だれにでもあるんじゃないの?途中で苦しくなって嫌になることぐらい。私だって会社辞めたしね。」
「マキノさんはカフェがしたかったから辞めたんでしょ?」
「カフェもしたかったけど、本気で休憩したかったんだよ。店の名前にするぐらいね。」
「お店の名前?どう言う意味ですか?」
「Repos=るぽ っていうのが、ひとやすみって言う意味なんだってさ。」
マキノではなく、遊が説明した。
マキノは、何故か満足げに補足した。
「わたしだって、底なしのエネルギーが湧いてくるわけじゃなし、疲れもするしへこたれもします。人間だもの。」
「人間ね・・。でもオレ、マキノさんって鉄人じゃないかなってたまに思うよ。」
「んなわけない。わたしなんてか弱いよ。」
玄関が開くとカランカランというベルが鳴った。
「いらっしゃいませー!!」
敏ちゃんが、歓迎する雰囲気が出ていいからと、どこかの雑貨屋さんで買って来てくれたのを玄関の戸に取りつけたのだ。
有希ちゃんが素早く注文を聞きにおしぼりとお水を持ってカウンターから出て行き、未来ちゃんはカウンターにスタンバイしお仕事タイムになった。
1年生達が入部してきたが、新入部員達はちゃんと険悪な空気を読んで、空気は変わらず有希だけが孤立したままだった。
一人ぼっちなのが恥ずかしい・・という意識も、ないわけではなかった。
それよりも、新しい部員達が先入観のないときだけ自分と会話をして、徐々に部内の有希の立場を理解してくると離れていくというのが、またそれまでと違うつらさがあった。
自分は強い。自分はタフな精神を持っていると自己暗示をかける。
ひとりでも、やっていける。
逆境だけど、自分を保つことはできる。がんばれる。
でも、足首の傷は増え、徐々に深くなっていった。
5月になったある日、インターハイを目の前にしてギスギスした空気をどうにかしようと思ったのか、監督が部員全員を集めてこう言った。
「おまえら、歩み寄ろうと思わんのか?」
「えっ・・。」
あゆみよる・・?
これは、・・歩み寄れるものなの?
私に理由があったんじゃないの?
監督は、私の態度がダメだったから、信頼を取り戻すように努力しなくちゃって言ったんではなかったの?
いつかこの努力が先輩たちに届くって、言ったんじゃなかったの・・?
言葉は公平を意味していたかもしれない。むしろ有希の肩を持っているようにも見える。
でも、それまで有希に対して言っていたこととの矛盾に気づいていない。
“自分に足りないものに気づければ、自分が頑張れば”と、有希がただそれだけを求めて努力していたのに、気持ちを保っていた根柢の部分がパキリと折れた。
心が、折れた・・・と思った。
コートの横で、先輩達と半円に並んで立ちながら、有希の立っている足元がガラガラとくずれていく。
なんだったの? 結局、何が悪かったの?
自分は今までいったい何を努力していたんだろう・・。
「監督・・それじゃあ私、本当は悪くなかったんですか?今のままの私でも、受け入れてもらえるものだったんですか?みんなが、同時に努力すればよかったんですか?・・本当は私は、今まで、ただいじめられていただけだったんですか?」
・・そう言いたかったけれど、声にはならなかった。
反抗したり、逆らったりしては、チームの和を乱すのだと、この一年間でしみついていた。
監督は、地雷のスイッチを押したことに気づいていない。
有希が足首を傷つけながら、崩れそうになりながら「努力すれば認めてもらえる」と守っていた部分を壊したことに気づいていない。
・・その日、有希が自分で自分の足首につけていたいくつかの切り傷を、母親に見つけられた。もう、隠そうと思わなかったからだ。
母さんは、とても悲しんで、謝ってくれて、父親は、何にかはよくわからないけど、とても憤っていた。
それまで、有希が愚痴をこぼしても「頑張れるところまで頑張れば。」と励ましてきた両親は、「人の痛みのわからない監督なんて最低。そんな腐った部活、やめればいい。」と言った。
「ずっと我慢してたことは知っていたのに、ごめんね。」
「ううん。」
「試合を見に行ったとき、有希が打って点が入ったら誇らしかったのよ。」
「うん・・。」
「母さんがバナナの差し入れをしたから、重かったのに持たされたんだね。ごめんね。」
「・・・。」
・・それは以前、私が母さんにしゃべってしまったんだなぁ。
「あなたの親が持ってきたんだから、あなたが持ちなさいよ。」って言われたこと。
たいしたことじゃなかったのに、あんな愚痴は言わなきゃよかった。母さんにまで、嫌な思いさせちゃった。
退部届は、母さんに励まされて、自分で書いて、自分一人で出しに行った。
「インターハイの直前にレギュラーが辞める意味は、分かっているのか?」
監督からはそう言われた。
黙ってうなずいた。
監督が何を思っているのかなんて知らない。本当に引き留めたいと思っての言葉なのか、私が辞める意志を固めたことに対する非難なのか、戦力がダウンすることへの失望なのか。
監督は、私が今まで、充分まじめにやってきたってこと、知ってたのかな。
何度も相談してきたけど。先輩とも、他の部員とも、ホントはうまくやりたかったのに。
監督の言葉のせいで、辞めようって心が固まったこと、わかってんのかな。
私だって、本当は辞めたくなんかなかったんだよ。
バレーボールは好きだった。もっと楽しくプレイしたかった。
でももう、あの場所にはもう一秒もいたくない。
いる意味もない。
レギュラーのポジションも、スパイクを打つ気持ちよさも、ずっとバレーボールに費やしてきた時間も、それまで積み上げてきたものすべて、捨てても平気。
そう思えた。
何を言われても、もう気持ちは揺らがない。
母親は、三者懇談の時に、「もったいないですね」と言った担任に、「惜しんでくれるのはありがたいですけど、誰が一番それを悔しいと思っているかわかって言っているんですか?もったいないとは何ですか。こっちこそ残念ですわ。」と言い返した。
母親の言ったことの意味が、担任に通じているかどうかは分からない。
でも、母さんが言った言葉で、有希自身の気持ちがすっとした。
先に辞めて行った仲間たちと同様に、自分もバレーボールをするかしないかを選べる自由があった。バレーボールは捨てたが、それを非難するものは、いない。
もう、自分を否定しなくてもよい。
クラスは楽しいし、友達もいる。今は学校が快適だ。
バレーボールを辞めて、本当に良かった・・。
― ― ― ― ― ― ―
マキノは有希ちゃんに尋ねた。
「他の部活はする予定はないの?」
「ここのバイトが楽しそうだから,今のところは考えてませんね。」
「そう。じゃあ、厳しいバレーボールはもう十分がんばったってことで、あとは楽しめることが一番だね。」
「はい。」
有希は、突然遊に向かって話を振った。
「遊さんはどんなプレイヤーだったんですか?器用そうだから、センターっぽい雰囲気ですね。」
「えっと・・オレ、あまり熱心じゃなかったからね・・。」
「高校3年間やってて、ポジション不定ですか?リベロとか?」
「いや・・今オレ、高校リタイヤ中なんだ。」
遊は、有希に元気よく尋ねられて一瞬黙り、そのあと正直に答えることにしたようだ。
触れてはいけなかったのか?と有希ちゃんはちょっと真顔になったが、遊のセリフを聞いたマキノが、すかさずニヤリとしてツッコミを入れた。
「リタイヤに“ちゅう”っていう文字をつけた意味は?」
「マキノさん。そんなに嬉しそうにつっこまないでよ。」
遊が苦笑いをした。
空気が悪くならなかったことに有希ちゃんがホッとしたのがわかった。
「だれにでもあるんじゃないの?途中で苦しくなって嫌になることぐらい。私だって会社辞めたしね。」
「マキノさんはカフェがしたかったから辞めたんでしょ?」
「カフェもしたかったけど、本気で休憩したかったんだよ。店の名前にするぐらいね。」
「お店の名前?どう言う意味ですか?」
「Repos=るぽ っていうのが、ひとやすみって言う意味なんだってさ。」
マキノではなく、遊が説明した。
マキノは、何故か満足げに補足した。
「わたしだって、底なしのエネルギーが湧いてくるわけじゃなし、疲れもするしへこたれもします。人間だもの。」
「人間ね・・。でもオレ、マキノさんって鉄人じゃないかなってたまに思うよ。」
「んなわけない。わたしなんてか弱いよ。」
玄関が開くとカランカランというベルが鳴った。
「いらっしゃいませー!!」
敏ちゃんが、歓迎する雰囲気が出ていいからと、どこかの雑貨屋さんで買って来てくれたのを玄関の戸に取りつけたのだ。
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