かるま・もんすたー ~前世がエロ漫画家の天才少女魔導士ルドヴィカは異種姦への拘りが強すぎる。~

Flan Stein

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第十七話 エロトラップダンジョンに迷い込みたい その参

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 ルドヴィカ、エレクトラ、モードの3人がラトゥスの地下遺跡ことエロトラップダンジョンに迷い込んでから1時間が経過した。
 ダンジョンを探索中のルドヴィカとモードへと襲い掛かってくるエロトラップの数は、そろそろ片手で数えきれないほどになってきていた。


【トラップ:強制自慰床が発動しました】
「えぇっ!?♡ あっ♡ 手が勝手にぃっ♡ おまんこくちゅくちゅしちゃうぅっ♡」


 1枚だけ薄っすら色の違う床を踏んだ瞬間、その場でがに股になってオナニーを始めたルドヴィカを見て、彼女の数歩後ろを追随していたモードはすぐさま歩みを止めた。


 くちゅくちゅくちゅくちゅ♡

「んぅぅ~っ♡ 止まんないっ♡ 手が勝手に動いて止まんないよぉっ♡」
「……」
「あんっ♡ あんっ♡ あんっ…ってあれ、もう終わりぃ!? なによ、この床ちょっと効きめ弱すぎるわよ! せめてわたしがイクまでは粘りなさいよ!」


 床に施されていた魔法により強制的に自慰をさせられたルドヴィカは、自分が絶頂するまえに魔法による操作が解かれてしまうと、まだまだ物足りないと鼻息を荒くしながら怒り始める。
 ここまでの道中、柔らかい筆で全身の敏感な部分をひたすら撫でられたり、底がスライムになっている落とし穴に嵌って前後の穴をこれでもかと嬲られたりと、様々なトラップを味わったルドヴィカであったが、それ以上にとんでもない行為を日常的に行っているせいなのか、未だに一度の絶頂も果たしていなかった。
 それがよほど不服なのか、如何にも怪しげな場所があると我先にと進んでいってわざとトラップに引っかかりに行く始末であったので、ルドヴィカの後に続くモードは事前にトラップの有無を見極められてありがたくさえ思うほどであった。
 しかしこう何度も何度もあられもない痴態を見せられては、さすがのモードも胸やけ気味ではある。


「いったいこの路はどこまで続くのか…。儂そろそろ帰りたいんじゃが…」
「天下のエロトラップダンジョンが女ひとりイカせないまま帰すなんて、情けないにも程があるわよ! もっとこう、わたしの脳みそぶっ壊すぐらいのとんでもないトラップをよこしなさいよー!」
(こやつに何を言ったところで無駄よ、放置放置)


 モードが呆れかえるあまり何も言ってこないことをいいことに、ルドヴィカは変態的な欲望をありありと口にしながら更に奥へと進んでいく。
 ここまでぬるい責めが続くのであれば、尚のこと淫紋が施されなかったことが腹立たしくてならない。
 今ここにこのダンジョンの制作者がいようものなら、その場に正座させてエロとは何かを小一時間ほど説いてやったというのに。
 自身の方が規格外なだけだという事実に目を背けて、ルドヴィカは次のトラップを今か今かと待ち構えていた。


「…む? ルドヴィカ、あそこに人が倒れておるぞ」
「えっ?」


 全く別のことへと意識が向いているルドヴィカに、モードが薄暗い通路の奥を指差しながらそう指摘する。
 ようやく正常な思考回路を取り戻したルドヴィカが指摘された方へ視線を向けると、確かにそこに人影らしきものが見えた。
 急いで人影のそばへ近づいてみると、まだ年若い茶髪の女が意識を失ったまま、全裸姿でうつぶせに倒れているようだった。


「本当に人じゃない! …そういえば、行方不明の魔導士を探すのがわたしたちの役目だったっけ」
「ぬし、まさか忘れておったのか? つくづく人間とは思えないほどに非情な女じゃの」
「ひ…人聞きの悪い、ちょっと楽しんでただけでしょ。…あのー、大丈夫ですかー…?」


 モードの当然の指摘にバツの悪そうな表情を浮かべながら、ルドヴィカが倒れている女へと声をかける。
 しかし女は返事を返すことなく倒れ伏せたままで、まさか死んでるのかと思って脈を確認すると、脈拍が弱ってはいるものの命に別状はないようだった。
 とはいえこのまま放置するわけにはいかないので、ひとまず彼女を起こそうと考えたルドヴィカは、うつぶせになっている女を仰向けにさせた。


 ぼろんっ♡

「…ん? ぼろん?」


 何だか妙に間の抜けたオノマトペが聞こえてきたような、とルドヴィカが女の前身に視線を向ける。
 すると彼女の股座に、女の身では持たざるはずの器官が付いていることに気付いて、目を丸くしながら驚いた。


「ちょっ、おちんぽ付いてるじゃんこの人!?」
「は? なにを言うておる、とうとう本気で狂うたか?」
「人を狂人扱いする前にこれを見なさい、モード!」


 呆れを通り越して憐れみのこもった視線を向けるモードへ、ルドヴィカが問題の一物を見せつける。
 確かにルドヴィカの言う通り、倒れていた女の股座にはとてつもなく立派な男性器が付いていた。
 驚きのあまり言葉を失ったモードに対し、ルドヴィカは妙にウキウキとした様子で男性器の観察をし始める。


「見た感じ、クリトリスが肥大化してできたものみたいだけど、多分これもダンジョンのトラップのひとつってことよね!?♡ そういうトラップもあるんなら早く言ってよ、もぉ~♡ クリちんぽ生やされるとか最高じゃないの♡」
「…うぅ……」


 ルドヴィカが興奮した様子で女の股座を眺めていると、それまで意識を失っていた女が小さな呻き声をあげた。
 どうやらルドヴィカの騒がしい声を聞いて意識が浮上したらしい。


「あぇっ、うわっ、どうしよう起きる! モード、交代!」
「は? 何故に儂が…」


 それまで身勝手にも恥部の観察を続けていたルドヴィカであったが、いざ女が目覚めそうになると生来の人嫌いを発症し、モードの小さな背中の後ろへと隠れた。
 そうしているうちに女は完全に意識を取り戻し、瞼を薄く開いて辺りをきょろきょろと見回しはじめる。


「…わた…し……」
「おい、ぬしが遺跡の調査をしていたという魔導士か?」


 ルドヴィカが背に隠れたまま役に立ちそうもないので、仕方なくモードが意識を取り戻した女へと声をかける。
 その声でようやくモードがいることに気付いた女は、驚いた様子で目を見開いた。


「…おん…な…のこ……?」
「無礼者めが、儂を人間の小娘などと一緒にするでない。第一、質問をしているのは儂の…」
「…おんなのこの…におい……♡」


 苛立った様子を見せるモードに対し、意識を取り戻した女が意味ありげな笑みを浮かべる。
 すると次の瞬間、倒れ伏せていた女ががばっと起き上がったかと思うと、モードの小さな身体に覆いかぶさってきた。
 不意を突かれたモードはそのまま女に押し倒されてしまい、その背に隠れていたルドヴィカも巻き添えをくらってモードの下敷きになってしまう。


「きゃあっ!」
「ッ! 貴様、何を…!」
「あは…♡ いいにおい…♡」

 むちゅうっ♡

「んぐ!?」
「んむぅ…♡ ぁふっ…♡」


 自身の身に何が起きたのか、モードは一瞬理解ができなかった。
 呆然とするモードのことなどお構いなしに、突然モードの唇を奪った女は妖艶な笑みを浮かべながら、しっとりと潤う舌をモードの口内へと差し込んだ。


 ちゅぱ♡ちゅぱ♡ちゅぱ♡
 れろ♡れろ♡れろ♡れろ♡

「ぐぁっ…!?」
「んちゅ…♡ ぁむ…♡」
「~~~っ…!」
「ぷはぁ…♡ あまくておいし…♡」


 女の舌に歯列をなぞられ、舌を吸われ、狭い口腔を蹂躙される感触に、モードが鳥肌を浮かべて反応する。
 モードの唾液の味を堪能した女がようやく唇を離し、ふたりの舌と舌をつぅーっと糸が引いた。


「はぁ…はぁ…♡ 貴様、いったい何を…!」

 ぐりぐりぐり♡

「!? なっ、いやっ、まさか…!」


 触れれば火傷をしてしまいそうなほどに熱い何かが下着越しに小さな割れ目に押し付けられ、モードの脳裏に最悪な想像がよぎる。
 案の定、女の股座の肉棒はギンギンに勃起しており、女は昂りきったそれをモードの膣内へとねじ込もうとしていた。


「おまんこ♡ かわいいおんなのこのおまんこ♡ 挿れたい♡ おまんこの中におちんぽ挿れたいよぉっ♡」


 女が凡そ正気ではない目で、侵入を阻止する下着へと手に掛ける。
 それだけは絶対に許してはならないと、モードは必死で女の腕の中から逃れようと暴れつつ、先程から黙ったままのルドヴィカを睨みつけた。


「ルドヴィカ!! なにを呆けておる、早くなんとかせぬか!?」
「いや、自分がするのはごめんだけど、他人の百合はなかなか眼福だなぁと思って…」
「何を訳の分からぬことを言っておる!? 今ここで竜の姿へ戻られたくなければ、この淫売をどうにかせよ!!」
「えぇっ!? まってまって、さすがに圧死は勘弁!」


 軽自動車サイズの巨体に押し潰されるのはごめんだとばかりに、ルドヴィカは慌ててモードの下から這い出ると、モードに襲い掛かる女を後ろから羽交い絞めにして止めに入る。
 だがその直後、女がくるりと向きを変えたかと思うと、ルドヴィカの顔を見てにやりと笑った。


「こっちにもおんなのこ♡♡♡」
「えっ」
「おまんこ、いただきまーすっ♡♡♡」
「きゃーーーっ!?」


 女は歪んだ笑みを浮かべると、今度はルドヴィカに挿入を迫ってきたので、ルドヴィカは慌てて抵抗した。
 魔物などの人外相手ならばともかく、陰茎が生えてるとはいえ相手は女性、というよりは立派な人間。
 魔物が喋るだけでも地雷のルドヴィカにとって、人間との性行為などは当然のことながら論外なのだ。


「いやぁぁぁっ、それだけはホントにやめてーっ! モード、助けてお願いーっ!」
「ふん、儂をすぐに助けなかった報いじゃの。第一、先程からもっと犯せだのなんだの言っていたろうに、この状況はぬしにとって本望ではないのか」
「トラップならそうだけど、人間相手は違うのよーっ! 解釈違いとかそういう次元ですら…」

 じゅぶぶぶぶぶっ♡♡♡

「ひぃぃぃぃっ!?♡♡♡」
「あっ♡ おまんこのなか♡ あったかい♡」


 モードに助けを請うている間に、これまでのトラップで十分に解された膣内が女の肉棒を受け入れてしまう。
 性器を柔らかい肉で包まれる感覚に女が舌を突き出して感じ入る中、ルドヴィカの全身を凄まじい悪寒が駆け抜けていった。
 名前も知らない女相手にたった今犯されたという事実に、どうしようもない嫌悪感を感じつつも、快楽に従順な秘肉はあさましくも女の昂ぶりにしゃぶりついてしまう。


 きゅううううううっ♡

「んお゛っ♡ しゅごい締めつけっ♡ おちんぽクるっ♡」
「ひぎぃっ!♡ あっ♡ このばかおまんこっ♡ それちがうっ♡ いつもの魔物ちんぽじゃないのにっ♡」
「やばぁ♡ 腰♡ 勝手にうごいちゃうっ♡」

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

「うぁっ!♡ いやだっ、やめてぇっ♡ 動かないでよぉっ♡」
「あ゛へっ♡ ピストンっ♡ とまんないっ♡」

 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡」
「いやぁぁーーっ♡ やらやらやらぁっ♡ もうやらぁっ♡」
「これやばいっ♡ おんなのこレイプするのクセになりそうっ♡ ズコズコきもちいぃっ♡」


 ルドヴィカが涙目になりながら必死に女を止めようとするが、女はだらだらと涎を垂らしながら身勝手に腰を振り続ける。
 この時の女にとって、ルドヴィカは自分を助けに来た存在などではなく、ただ己の肉棒を満足させるためにある肉孔でしかなかった。


 ぎゅむうっ♡♡♡

「ひきゃあっ!?♡」
「あは♡ おっぱいちっちゃくてかわいい♡」
「あぅっ♡ うるさいっ♡ きにしてるんだからいわないでよっ♡」
「きにしてるの?♡ かーわいいっ♡ おっきくするの手伝ってあげるねっ♡」

 ぎゅむっ♡ ぎゅむうっ♡

「ひうんっ♡ それやらっ♡ ぴすとんしながらおっぱいもまないれぇっ♡」
「あ゛ぅんっ♡ なんでなんでっ?♡ おっぱいもみもみしたら、おまんこすごいキュンキュンしてきたよっ♡」
「いやぁぁっ!♡ ちがうっ、ちがうのぉっ!♡ からだがかってにぃっ♡ かんじちゃうのぉぉっ!♡」


 小ぶりな乳房を揉みしだかれながら膣奥を責められ、嫌がる心とは裏腹にルドヴィカの身体は浅ましくも快楽を貪ってしまう。
 はちきれんばかりに昂る肉棒を食いちぎるかのような強い締め付けに、女の腰がビクビクッ♡と跳ねてピストン運動を更に加速させた。


 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

「ん゛お゛ぉっ♡ なんかクるっ♡ おちんぽになんか込み上げてきてるっ♡」
「いやぁぁぁっ!♡ それだけはやめてっ、おねがいだからやめてぇぇぇっ!♡」
「やだ♡♡♡ ぜったいやめない♡♡♡ お゛ぅっ、お゛お゛ぉ~~~っ!♡♡♡」

 びゅるるるっ♡びゅるっ♡びゅるっ♡

「あ゛~~~っ♡♡♡ いっぱい出たぁっ♡♡♡ ザーメンびゅくびゅくいってるっ♡♡♡」
「あっ、やら、いやぁぁ…!♡ ひっく、うぅっ…! ひどいっ、やめてっていったのに…!」
「だってぇ♡♡♡ ガマンできなかったんだもんっ♡♡♡ お゛ぅっ♡♡♡」


 静止虚しく中に出されてしまったルドヴィカが泣き出す中、女は射精の余韻のままに腰をゆるゆると動かし、尚もルドヴィカの膣内を蹂躙する。
 ところがその直後、ルドヴィカの内部を埋め尽くしていた巨大な肉棒の感触が、一瞬にして消え失せた。


「えっ…?」
「あれぇ…? おちんぽ、どこに…」
【トラップ:クリトリス肥大化が解除されました】


 どこからともなく謎の声が響き、それまで泣きじゃくっていたルドヴィカが冷静さを取り戻す。
 どうやらルドヴィカを犯した女が射精をしたことで、それまで施されていたトラップの効果、即ちクリトリスの肥大化が解除されたようだ。
 ルドヴィカの膣内へと埋められていた一物は一瞬にして消え去り、ぽっかりと開いた膣口からは白く濁った液体が垂れてきている。


【キアラの残りHP:39】
【ステータス:正常】
【絶頂回数:98回】


 謎の声によれば名前をキアラというらしい女は、肥大化されたクリトリスが正常な状態へと戻るや否や、真っ青な顔でその場に土下座した。


「ごっ…ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!」


 硬い地面に頭を擦りつけて全身全霊の謝罪をするキアラに、さすがのルドヴィカも何も言えなかった。



 * * *



「…つまりぬしは、この遺跡の調査をしていた4人の魔導士のうちのひとりで間違いないのだな」
「はい…まさか調査に入ってから一カ月も経っていたなんて…」


 ルドヴィカを犯した女の名前はキアラ・ソリッジといい、古代魔法の研究を専門とする宮廷魔導士であった。
 歳は調査隊の中で最も若い25歳、昨年に王立魔導学院を出たばかりの駆け出し魔導士であり、遺跡の調査はこれが初めての経験だったという。


「遺跡中に張り巡らされたトラップのせいで、なかなか調査が進まなくて…。気が付いたらみんな散り散りに…」
「しかしまあ、よくも一カ月の間も生き延びていたものよ。儂はとうに死んでおるつもりでおったが」
「それがこの遺跡、至るところに水分と栄養を補給できるポイントがあるんです。そこに辿り着くには隠し扉を見つけないといけないんですけど…」
「ふむ、単なる一本道ではないというわけか。ますます悪趣味な場所じゃのう」


 モードとキアラが遺跡に関する情報のやりとりをしている最中、ルドヴィカはモードの小さな背中に隠れながら、恨めしそうな目でキアラを覗き見ていた。
 キアラがルドヴィカを犯したのはトラップのせいで正常な状態ではなかったからであり、決して悪意や下心があったわけではないのだが、だからといって「それなら仕方ない」とはならないのが女心というものである。
 しかし普段の行いが行いなだけに、説得力のかけらもない上に身勝手にも程がある、とモードは率直に思った。


「ぬしが生きていたということは、他の3人も生きている可能性がある。仕方あるまい、本腰を入れて捜索にあたるとするか」
「あ…ありがとうございます! よかった、ようやくみんなを助けに行ける…!」
「……」
「さっきから儂の背に引っ付いてやかましいぞ、ぬし。はよう進まぬか、人間にとって時は無限ではないのだろう」
「うぅぅ…本当にごめんなさい……」


 無言で何かを訴えてくるルドヴィカに対し、申し訳なさそうにしゅんと肩を落とすキアラと、冷たくあしらって再び道を先行させるモードなのであった。


 ルドヴィカの残りHP:352
 モードの残りHP:499999982
 キアラの残りHP:39



 * * *



 一方その頃、単独行動をしているエレクトラは新たなトラップに引っかかり、その豊かな胸を吸盤状の触手に嬲られていた。


「あ゛ぁ~~~っ♡♡♡ もうゆるひてぇぇぇっ♡♡♡」


 乳輪をまるごと覆いつくすサイズの吸盤が、エレクトラの隠れたままの陥没乳首を強い力で吸い上げる。
 淫紋の効果で異常なほどに敏感になっているエレクトラの乳首は否応なしに勃ち上がってしまい、割れ目をこじ開けてむくむくと顔を出し始めた。
 普段隠れている分、強い刺激に慣れていないピンク色の乳首へと吸引の刺激が襲い掛かり、エレクトラは柔らかな巨乳をぶるんぶるんと震わせながら悶絶する。


「いやぁぁぁっ♡ こんなのしらないっ♡ わたくしのちくびじゃないぃっ♡」

 ぢゅううぅぅぅぅぅっ♡♡♡

「やぁーーーっ♡ こわいっ♡ こわいよぉっ♡ たすけて、おとうさまぁぁっ♡」


 普段の高慢さが嘘のように、エレクトラが子供じみた泣き声を上げる。
 毎晩のように自慰に耽るほど強い性欲を持ち合わせるエレクトラであるが、逆に言えば自身の拙い指使いでしか絶頂したことのない生娘でもある。
 ルドヴィカとは違い本物の快楽を知らない身体には、淫紋による感度の倍増とトラップによる多種多様な責めは、いっそ苦痛にも等しかった。


「あ゛ーーーっ♡♡♡ いぎゅうぅぅぅぅぅっ♡♡♡」

 ビクビクビクビクッ♡♡♡


 エレクトラが絶頂を果たすと、ようやく乳首を責め抜いていた吸盤が外れ、トラップが解除された。
 これまでの経験から察するに、どうやら一度でも絶頂すればそのトラップからはひとまず解放されるようだったが、次なるトラップが待ち受けているに過ぎない。
 エレクトラは絶頂の余韻に浸る乳首を刺激し過ぎないよう気を付けながら、トラップによって乱れた服を直した。


「はぁーっ…♡ はぁーっ…♡ おとうさま、みていてくださいまし…♡ エレクトラはかならず、おとうさまのおやくにたってみせます…♡」


 これまでに何回絶頂したか、これから何回絶頂するかも定かではない中、エレクトラはそれでも遺跡の奥へ進もうとしていた。


 エレクトラの残りHP:301
 絶頂回数:13回
 感度:レベルMAX
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