かるま・もんすたー ~前世がエロ漫画家の天才少女魔導士ルドヴィカは異種姦への拘りが強すぎる。~

Flan Stein

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第十九話 エロトラップダンジョンに迷い込みたい その伍

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 ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡

「あ゛~~~っ♡♡♡ おとうひゃまぁっ♡♡♡ しょこらめっ♡♡♡ しょこぐりぐりされたらすぐイッひゃうぅぅぅっ♡♡♡」

 ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡ばちゅ♡

「いぎぃぃぃっ!?♡♡♡ ちゅぶれるっ♡♡♡ わらひのおまんこのコリコリひてるとこぉっ♡♡♡ おとうひゃまのおちんぽでちゅぶされちゃうぅ~~~っ♡♡♡」


 完全に正気を失ったエレクトラのあられもない喘ぎ声に、彼女を犯す人形は何も答えない。
 しかし部屋中に漂う香の効力で、都合のいい幻覚と幻聴に支配されているエレクトラは、在りもしない父親の睦言に酔いしれて益々乱れ狂っている。
 今この瞬間にも自身に定められたHPの値がみるみるうちに低下していることなど、今のエレクトラには気づく由もない。


【エレクトラの残りHP:49】
「ん゛ほ゛おぉぉぉっ♡♡♡ ひんじゃうっ♡♡♡ おとうひゃまのおちんぽでイキ殺されひゃうよぉぉぉっ♡♡♡」
【残りHP:25】
「もういいっ♡♡♡ おとうひゃまに犯されて死ねるなら本望だもんっ♡♡♡ ころひて♡♡♡ エレクトラのこと、おちんぽでころひてぇぇぇっ♡♡♡」
【残りHP:11】


 着々とデッドラインへと近づく自身のHPに呼応するかのように、これまでに経験したことのないほどの絶頂感が次第に込み上げてくるのを感じる。
 エレクトラは父親もとい人形に力の入らない手脚でがっしりしがみつき、自ら腰を振って挿入されている無機物の陰茎を更に膣奥へといざなった。


 ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡

「お゛っ♡♡♡ クるっ♡♡♡ いままででいちばんしゅごいのクるっ♡♡♡」

 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ♡♡♡♡♡

「ア゛ァ~~~~~っ♡♡♡♡♡ イグイグイグ、イッひゃうぅ~~~っ♡♡♡♡♡」

 ガクガクガクガクッ♡♡♡♡♡
 ぶしゃあぁーーーっ♡♡♡♡♡


 エレクトラは激しい痙攣とともに、噴水のような勢いの潮をまき散らしながら絶頂して、力なくその場に崩れ落ちた。
 薄れゆく意識の中で、自身を抱いているはずの父親の顔すら朧気に映り、甘い囁き声の代わりに無機質な謎の声が聞こえてくる。


【エレクトラの残りHP:0】
【ユニット:エレクトラのダンジョン探索を終了します】


 その言葉の意味を理解することさえできず、完全に力を使い果たしたエレクトラは、そのまま意識を手放した。



 * * *



「…エレクトラ様、戻ってきませんね…。大丈夫かな…」


 ルドヴィカの転移魔法で一瞬にして遺跡の入口広場へと戻ってきたキアラは、落ち着かない様子であたりをうろうろしながら、上司でもあるエレクトラの心配をしていた。
 エレクトラとの合流を目指していた一行ではあるが、むやみやたらと遺跡の探索を進めることの危険さを思い知ったモードがエレクトラを探しに行くことを断固として拒否したため、調査を終えたエレクトラが広場まで戻ってくるのを待つことにしたのだが、待てど暮らせどエレクトラは一向に戻ってこない。
 恐らく何らかのエロトラップに引っかかっていることが容易に想像できるだけに、遺跡のトラップに対して恐怖心しかないキアラなどはエレクトラのことが心配でならなかった。
 一方、エロトラップを「ちょっと美味しいおやつ」程度にしか思っていない変態ことルドヴィカにとっては、簡単には戻ってこれないほどのトラップに引っかかっているであろうエレクトラのことが羨ましくてならなかった。


(淫紋貰えるわ、ひとりでエロトラップ地獄を堪能できるわ…。エレクトラ姉様ばっかりずるいずるい、わたしだってどちゃくそ犯されて前後不覚に陥りたい…!)
「ぬしが何を考えてるかはわからぬが、おおよそまともな思考はしておらんことが手に取るようにわかるわ」
「や、やっぱりエレクトラ様が心配です…。探しに行った方がいいのでは…」
【ユニット:エレクトラのHPが0になりました】


 その時、キアラの嫌な予感が的中したかのようなタイミングで、エレクトラの現状を告げる謎の声が響いてきた。
 エレクトラのHPが0になった―――
 それはつまり、エレクトラがこのエロトラップダンジョンの探索というミッションに対して、ゲームオーバーになったという事実を示すことに他ならない。


「え…エレクトラ様が…!?」
「えいちぴーが0になった…。つまりあの小娘が死んだということか?」
「そ…そんな…! エレクトラ様ほどの魔導士が、そんなことって…!」


 HPが0になった=エレクトラが死んだという解釈をしたモードとキアラがそれぞれの反応を示す中、ルドヴィカは姉の顛末に対してさほど取り乱す様子もなかった。
 というのも、エロトラップダンジョンでゲームオーバーになるということが死を意味するなどとは、ルドヴィカのエロ漫画脳からすれば考えにくいのだ。
 前世におけるエロトラップダンジョンものの定石から考えると、このダンジョンに取り込まれて未来永劫犯され続けるなり、何らかの苗床にされて死ぬまで孕み袋にされる展開のほうがあり得るだろう。
 つまり、エレクトラが死んでいる可能性はむしろ低いのである。


「…う…う…」
「はっ! す、すみません、ルドヴィカ様…。姉妹であられるルドヴィカ様の方が衝撃を受けているはずなのに、わたしばかりこんなに騒いで…」
「…う…う…うらやましいぃぃぃぃぃっ!!」


 唇を噛みしめてうつむいているルドヴィカを「姉の死に衝撃を受けているのだ」と見たキアラが必死で慰めようとしていることにも気を止めず、ルドヴィカは不謹慎極まりない本音を思いっきり吐露した。
 ルドヴィカの予想外の反応にキアラはもちろんのこと、ルドヴィカの変態性を知るモードですらポカンとせざるを得なかったが、ルドヴィカはひとり勝手に地団太を踏んでいる。


「わたしが地雷シチュ踏まされて怒り狂ってるってのに、姉様ばっかりご褒美シチュにぶち当たってずるいにも程があるわぁぁぁっ!! 第一、ダンジョン側もダンジョン側よ!!あんな高飛車ファザコン令嬢にはゲームオーバーになるまでエロトラップぶちかましといて、この天才少女魔導士ルドヴィカ様には発情クリちんぽ1本よこしてきただけ!! わたしにも触手だとか何だとか、クトゥルフ級の激グロ人外ちんぽよこしなさいよーーーッ!!」
「……」
「……」


 理解不能な怒りをまき散らすルドヴィカに、モードとキアラは「この期に及んで何を」と思いつつも口をはさむのをやめた。
 ひとしきり叫び終わったあと、ルドヴィカはようやく冷静になったのか一旦呼吸を落ち着けると、一転してキリッとした表情を浮かべながらふたりへと振り返る。


「大丈夫、姉様は死んではいないと思うわ。多分この手のダンジョンにはゲームオーバーになった者が送られる別の空間があって、姉様はそこにいると思うの。わたしは姉様を救出しに向かうから、モードとキアラはここで待ってて」
「ぬし、そのような面をしたところで取り繕うことはもはや不可能ぞ」
(は…発情クリちんぽってわたしのことだよね…。やっぱり根に持たれてる…うぅぅ…)
「と、ともかく! わたしが戻ってこなかったら、ふたりはこのダンジョンから出て王都のお父様のところに報告に行って。いつまでもここに残るのは危険だもの」


 モードの冷たい視線と、キアラの申し訳なさそうな視線に晒されながら、もう取り返しがつかない程度には変態性を明かしてしまったにも関わらずルドヴィカが真っ当な指示を繰り出した。
 実際のところはエレクトラの救出というのはついでのようなもので、自身もゲームオーバーになるまでトラップに犯されまくりたいというのが本音であるのは、もはや誰が見ても明らかなところである。
 ところがルドヴィカの本心はともかくとして、モードは何か思うことがあったようで、ルドヴィカの指示には頷かずに深々と溜息を吐いた。


「ぬしひとりに任せたところで、姉のことなど気にもせずに己の癖に走るのが手に取るように想像がつくわ。報告程度、そこの人間ひとりに任せておけばよかろう」
「えっ…モードさんまで…!?」
「口やかましい小娘は好かんが、あやつとて儂の伴侶の血を引く者。見捨てるのは忍びないからのう」
「モード…。あんた、ロリで人外でツンデレってだいぶ属性盛ってるわね…」
「訳のわからぬことを言っている暇があるならばさっさと行くぞ」


 どこまでも緊張感のないルドヴィカに呆れ返りながらも、モードがエレクトラの救出に向かおうと前へ進む。
 反りが合わない相手であろうと、最愛の伴侶リントヴルムの血族とあればその命は助けようと言うのだから、モードはつくづく一途な竜だとルドヴィカは思った。


「して、どのようにしてあの小娘を救いに行くつもりだ」
「決まってるじゃないの。わざとトラップに引っかかって、一回わたしたちのHPを0にするのよ」
「ふむ、成程。……って、何じゃと!?」
「言ったでしょ、姉様は多分ゲームオーバーになった者が送られる別の空間にいる可能性が高いって。そこに行くためにはわたしたちも一旦ゲームオーバーになる必要があるわ。このダンジョンにおいてHPを減らすためにはトラップに引っかかるしかないだろうし、だったらわざとエロい目に遭っていくしかないでしょ」
「……」
「ほら、あんたがそういう反応するだろうと思ったから、気を遣ってここに残るよう言ったんじゃないの。わたしひとりでも大丈夫だから、やっぱりキアラさんと一緒に残ったら?」
「…一度言ったことを覆すなど竜の誇りが許さぬ…。許さぬとはいえ、うぐぅっ…!」


 モードが竜の誇りとエロい目に遭いたくないという私情を天秤にかけているのを尻目に、ルドヴィカは如何に自身がエロトラップを楽しむかのみを考えていた。



 * * *



 結局のところ己の変態性に忠実なルドヴィカと、葛藤の末に己の誇り高さに負けたモードによって、エレクトラの救出作戦が実行されることになった。
 しかしまだ見ぬリントヴルムの転生体に操を立てているモードとしては、いかなる理由があろうとも膣内への挿入は許せないとのことで、対策として“下半身のみ竜形態に戻して性器を鱗で防御する”という荒業に出たので、現在のモードはいわゆるラミアのような形態となっている。
 これはこれでエロい目に遭うにはもってこいの形態な気がする、などとルドヴィカは思ったが、よほど名案だと思ったのか得意げな様子のモードに免じて何も言わずにおいた。


「それじゃあ、いくわよっ♡」


 これで大手を振ってトラップを楽しめる、と言わんばかりの笑顔を浮かべながら、ルドヴィカはわざとトラップのスイッチであろう色の違う床を踏みつける。
 すると突如として壁から機械のコードのような触手が出てきて、ルドヴィカとモードの手足を拘束した。
 続いて先端に電マのような丸い物体が付いている触手が伸びてきたかと思うと、振動するそれをルドヴィカとモードの胸や陰部へと宛がってくる。
 前世ではオナニーの相棒でもあった電マの慣れ親しんだ感覚に、一瞬にしてルドヴィカの性感のスイッチが入った。


 ぶぶぶぶぶぶぶ…♡

「んぁっ♡ 電マのぶるぶる久しぶりっ♡ これすごい好きなのぉっ♡」


 一方モードはというと、下半身を固い鱗で守ってはいるものの振動がダイレクトに伝わってきて、じわじわ苛むような快感が下腹へと伝わった。
 更にはそこだけ人間形態の上半身、引いては胸部を電マの強い振動で揺さぶられ、平たい胸全体と小さな乳首にびりびりと痺れるような感覚が広がっていく。


「っ…! こ、このっ…! くっ…!」

 ぶぶぶぶぶぶぶ…♡

「~っ…! お、覚えているがいい…! 全てが終わった暁にはこのような下卑た遺跡、消し炭にしてくれる…!」


 羞恥と快感、そして怒りでモードの顔が真っ赤に染まっていく。
 するとそんなモードを更に煽り立てるかのように、電マの振動が不規則に、更に強弱をつけるように変化してきた。


 ぶぶぶぶぶっ!♡

「んぁっ…! い…いきなり強くするなぁっ…!」

 ぶぶ…ぶぶぶ…♡

「ひっ…こ…今度は弱く…。はぁ…ぁ…」

 ぶぶぶぶぶぶぶぶっ!♡

「~~~っ…! ぁっ、うあぁっ…♡」


 必死で歯を食いしばって快感に耐えるものの、どんどんモードの喘ぎ声に甘い色が混じりはじめた。
 モードの感じ方が奥ゆかしい一方、喘ぎ声を我慢することなど全くしないルドヴィカはみっともないオホ声をあげながら、腰と胸をかくかく動かして自ら電マの振動を享受しようと動いている。


「んお゛ぉっ♡ もっとぉ♡ もっとぶるぶる強くしてぇっ♡」

 ぶぶぶぶぶぶぶぶっ!♡

「お゛ぁ~っ♡♡♡ きもちいぃっ♡♡♡ 乳首とクリ取れちゃうぅぅぅっ♡♡♡」


 振動によってピンと尖った乳首とクリトリスを更なる強い振動で責められ、それぞれの性感帯へと燃えるような快感が伝わってきた。
 ふたりがトラップによって快感を得れば得るほど、HPが徐々に低下していってゲームオーバーへと近づいていく。


【ルドヴィカの残りHP:352】
【モードの残りHP:499999922】
「んなっ…!? わ、儂のえいちぴーがまったく減っておらぬではないか!」
「そりゃそうよっ、あんた古代竜とだけあって破格のHPなんだからっ♡ あぁんっ、そこイイよぉっ♡ もっと電マぐりぐりしてぇっ♡」
「ぐぬぅっ…! あの小娘なぞのために、このような辱めを繰り返さねばならぬなど…! ぅあっ、ひあぁ…!♡」


 ルドヴィカとモードがゲームオーバーになるまでの道はまだまだ遠く、エロトラップによる快楽責めはまだまだ続く。
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