94 / 230
起転[承]乱結Λ
5話 成り上がり者の流儀。
しおりを挟む
「――ほう?」
侍従長に取り立てられたシモン・イスカリオテの話を聞き、女帝ウルドは飲みかけのグラスをテーブルに置き片方の眉を上げた。
謁見の務めを終えた昼下がり、改装工事の続くオリヴィア宮の様子を見下ろしつつ、テラスで暫しの安らぎを得ている最中の事である。
新生派オビタル帝国とは、新たな国造りに等しい。
また、エヴァンを中心とする復活派との対立は、諸侯だけでなく、経済界、宗教界、さらには学問の世界に対して避け得ぬ踏み絵を迫っていた。
結果、新帝都フェリクスを訪れる者が急増している。
商機を求める者、安全を求める者、あるいは自身の目で新帝都と女帝を見極めようとする者等々、各人の思惑は様々だったが──。
ともあれ、多忙を極める日々となったウルドにとって、午後のこの時間は貴重な休息時間であった。
「ロスチスラフのバカ娘共が浮かれておると?」
「い、いえ――大層に歓迎されていたご様子というだけでして――」
トール・ベルニクに関わる噂や伝聞となれば、即座に女帝へ伝えるのが侍従長の重要な務めとなって久しい。
「同盟締結の露払いと聞いておったが――」
そう呟きながら、ウルドは照射モニタに映像を映し出した。
ロマネスク様式の城めいたロスチスラフの屋敷を、つい先ほどトールが訪れた様子を報ずるオソロセア領邦のメディアである。
領邦上げての歓迎式典をトールが断った為、ロスチスラフと彼の家族、そして使用人達のみで出迎える事となったのだ。
それが逆に両者の親しさを演出しているようにも見えた。
「相変わらず護衛も連れず豪気な男よの」
トールが伴っているのは首席秘書官のみである。
「剣の腕に相当な自信がおありなのかと。噂では、閣下の持たれる剣は、女神の恩寵を受けた聖剣とも――」
「むう、これかッ」
ウルドの表情が険しくなったのに気付き、シモンは即座に口を閉ざした。
背後にそろりと回り込み、彼女が睨む映像を覗き込んだ。
「なるほど、確かに己の申す通りアホ面をしておるわ」
そんな事は言っておりませんが、と怯えながらシモンは、照射モニタに映る三人の少女がはにかんだ様子で微笑む様子を見やった。
初老となった彼には、心温まる光景に感ぜられたが――。
「惚れておる、惚れておる、惚れておるわ――」
ウルドは三度呟いた後、腕を組んで暫し黙った。
この沈黙こそが、シモンは怖い。
何か良からぬ事を言い出す前兆なのである。
――荒れる――これは荒れるに違いない。今回こそは、逃げねばッ。そういえば、何でも手伝うと言う奇妙な女が居たが……ええと、連絡先は……。
だが、幸いな事に彼の懸念は現実とはならなかった。
「とはいえ――」
ウルドは、落ち着きを取り戻した声音で告げた。
「――所詮は銀冠を持たぬ小娘どもよ。相手になるはずも無し」
「さ、左様――左様でございますっ!」
ここぞとばかりに、シモンは追従をした。
「で、あろ」
トール・ベルニクは英雄であり、尚且つ誇り高きピュアオビタルである。
大オソロセアの娘だとしても、唯のオビタルでは釣り合うはずも無い。
銀冠を戴く女帝ウルドは、早々に、かような結論を導いたのである。
「下らぬ話しに現を抜かす暇など無いな。余は務めに戻る」
ははっ、とシモンは頭を垂れた。
未来永劫、仕事一筋の女帝であれば良いと女神に願いながら――。
無論、彼の願いは届かない。
◇
「では、参ろうぞ」
夕刻、ロスチスラフは独りでトールの居室を訪れていた。
翌日催される親善行事を交えた食事会とは別に、今宵はトールを屋敷の外で密かに饗すつもりなのだ。
「あ、時間ですね。はい、分かりました」
領邦領主自らの来訪に、トールは気にする風もなく応じた。
成り上がり者であるロスチスラフは、多分に市井の感覚を残している。
その点こそが生粋の貴族から軽んじられる原因なのだが、トールにすれば気負わずに付き合える相手として好ましく映った。
「じゃ、ロベニカさん。ちょっと行って来ますね」
テーブルの向かいに座っていたロベニカに告げる。
先ほどまで、二人で人事異動に関する打ち合わせをしていたのだ。
ロベニカとしては冷や汗の止まらぬ内容であり、親善行事どころではなくなっている。
「は、はい――。私は、ちょっと整理を――色々と整理を――」
そう言って、ロスチスラフへの挨拶もそこそこに部屋を後にした。
「ふむん」
首席秘書官の後ろ姿を見送った後、ロスチスラフは意味ありげな笑みをトールに向けた。
「――また奇想が浮かんだか?」
「そういう訳でもないんですが――、ちょっとロベニカさんは驚いたみたいです」
「ワハハ、それが奇想と言うものよ」
ロスチスラフは、すこぶる機嫌が良い。
今日という日を楽しみにもしていたし、グノーシス船団国との取引にも心が湧く。
尚且つ、新生派オビタル帝国を支える中心人物として、その勢力拡大に奔走する楽しみも有る。
辺境で吠えるだけの虎では無くなったのだ。
だが――、
「果て無き世事は、暫し忘れよう」
誰しも休息は必要である。
「今宵は楽しもうではないか」
ロスチスラフは、目の前にいる昼行燈のような男に、夜の愉しみを教えてやるつもりであった。
◇
オソロセアの邦都には多数の歓楽街がある。
所得に見合った街を選べば誰もがそれなりに遊べる為、トスカナやケルンテン等の小領邦から訪れる者が多く観光資源となっていた。
「まあ、安全な街だ」
お忍びで来てはいるが、さすがに多数の護衛官を忍ばせている。
「ここへは良く来るんですか?」
歓楽街と言えどハイエリアに位置しており落ち着いた街並みである。
「偶に忍ぶ。思い出したい時と――、忘れたい時に来る」
「そういうものですか」
問いを重ねるのも躊躇われたので、トールは相槌を打つに止めた。
――ボクなんかより、色々と経験しているからな……。
――会社の上司が飲みに行きたがるのって、そういう事なのかな。
トールは酒をさほど嗜まないし、そもそも酒宴に興味が無かった。
かといって、漁色にも走っていない。
どういう事だ、とロスチスラフは考えている。
トールの周囲には、彼好みであるはずの美女が揃っていた。
だが、ドミトリの報告を信ずるならば、全く手を出していない。
――このままでは潰れるのではないか?
余計なお世話とも言える懸念をロスチスラフは勝手に抱いていた。
領主という孤独な立場は、領邦と領民の為を想えば溺れても狂ってもならない。
故に、あらゆる欲望と程よく付き合う必要がある。
――性欲で無いとしたら、まずは手始めに……。
ロスチスラフの目論見は、トールの秘したる欲を探る事にあった。
「ここだ。トール殿」
周囲とは趣を異にした白亜の大邸宅があった。
瀟洒な外観からは、何を目的とした建物か判然としない。
「はあ、ここですか。いや、ええと――ここは何ですか?」
「早い話しがだな――」
この辺りの感覚が、ロスチスラフという男の生い立ちなのだろう。
「――博打を楽しもうではないか」
よく言えば庶民的であり、悪く言えば、やはり成り上がり者なのである。
侍従長に取り立てられたシモン・イスカリオテの話を聞き、女帝ウルドは飲みかけのグラスをテーブルに置き片方の眉を上げた。
謁見の務めを終えた昼下がり、改装工事の続くオリヴィア宮の様子を見下ろしつつ、テラスで暫しの安らぎを得ている最中の事である。
新生派オビタル帝国とは、新たな国造りに等しい。
また、エヴァンを中心とする復活派との対立は、諸侯だけでなく、経済界、宗教界、さらには学問の世界に対して避け得ぬ踏み絵を迫っていた。
結果、新帝都フェリクスを訪れる者が急増している。
商機を求める者、安全を求める者、あるいは自身の目で新帝都と女帝を見極めようとする者等々、各人の思惑は様々だったが──。
ともあれ、多忙を極める日々となったウルドにとって、午後のこの時間は貴重な休息時間であった。
「ロスチスラフのバカ娘共が浮かれておると?」
「い、いえ――大層に歓迎されていたご様子というだけでして――」
トール・ベルニクに関わる噂や伝聞となれば、即座に女帝へ伝えるのが侍従長の重要な務めとなって久しい。
「同盟締結の露払いと聞いておったが――」
そう呟きながら、ウルドは照射モニタに映像を映し出した。
ロマネスク様式の城めいたロスチスラフの屋敷を、つい先ほどトールが訪れた様子を報ずるオソロセア領邦のメディアである。
領邦上げての歓迎式典をトールが断った為、ロスチスラフと彼の家族、そして使用人達のみで出迎える事となったのだ。
それが逆に両者の親しさを演出しているようにも見えた。
「相変わらず護衛も連れず豪気な男よの」
トールが伴っているのは首席秘書官のみである。
「剣の腕に相当な自信がおありなのかと。噂では、閣下の持たれる剣は、女神の恩寵を受けた聖剣とも――」
「むう、これかッ」
ウルドの表情が険しくなったのに気付き、シモンは即座に口を閉ざした。
背後にそろりと回り込み、彼女が睨む映像を覗き込んだ。
「なるほど、確かに己の申す通りアホ面をしておるわ」
そんな事は言っておりませんが、と怯えながらシモンは、照射モニタに映る三人の少女がはにかんだ様子で微笑む様子を見やった。
初老となった彼には、心温まる光景に感ぜられたが――。
「惚れておる、惚れておる、惚れておるわ――」
ウルドは三度呟いた後、腕を組んで暫し黙った。
この沈黙こそが、シモンは怖い。
何か良からぬ事を言い出す前兆なのである。
――荒れる――これは荒れるに違いない。今回こそは、逃げねばッ。そういえば、何でも手伝うと言う奇妙な女が居たが……ええと、連絡先は……。
だが、幸いな事に彼の懸念は現実とはならなかった。
「とはいえ――」
ウルドは、落ち着きを取り戻した声音で告げた。
「――所詮は銀冠を持たぬ小娘どもよ。相手になるはずも無し」
「さ、左様――左様でございますっ!」
ここぞとばかりに、シモンは追従をした。
「で、あろ」
トール・ベルニクは英雄であり、尚且つ誇り高きピュアオビタルである。
大オソロセアの娘だとしても、唯のオビタルでは釣り合うはずも無い。
銀冠を戴く女帝ウルドは、早々に、かような結論を導いたのである。
「下らぬ話しに現を抜かす暇など無いな。余は務めに戻る」
ははっ、とシモンは頭を垂れた。
未来永劫、仕事一筋の女帝であれば良いと女神に願いながら――。
無論、彼の願いは届かない。
◇
「では、参ろうぞ」
夕刻、ロスチスラフは独りでトールの居室を訪れていた。
翌日催される親善行事を交えた食事会とは別に、今宵はトールを屋敷の外で密かに饗すつもりなのだ。
「あ、時間ですね。はい、分かりました」
領邦領主自らの来訪に、トールは気にする風もなく応じた。
成り上がり者であるロスチスラフは、多分に市井の感覚を残している。
その点こそが生粋の貴族から軽んじられる原因なのだが、トールにすれば気負わずに付き合える相手として好ましく映った。
「じゃ、ロベニカさん。ちょっと行って来ますね」
テーブルの向かいに座っていたロベニカに告げる。
先ほどまで、二人で人事異動に関する打ち合わせをしていたのだ。
ロベニカとしては冷や汗の止まらぬ内容であり、親善行事どころではなくなっている。
「は、はい――。私は、ちょっと整理を――色々と整理を――」
そう言って、ロスチスラフへの挨拶もそこそこに部屋を後にした。
「ふむん」
首席秘書官の後ろ姿を見送った後、ロスチスラフは意味ありげな笑みをトールに向けた。
「――また奇想が浮かんだか?」
「そういう訳でもないんですが――、ちょっとロベニカさんは驚いたみたいです」
「ワハハ、それが奇想と言うものよ」
ロスチスラフは、すこぶる機嫌が良い。
今日という日を楽しみにもしていたし、グノーシス船団国との取引にも心が湧く。
尚且つ、新生派オビタル帝国を支える中心人物として、その勢力拡大に奔走する楽しみも有る。
辺境で吠えるだけの虎では無くなったのだ。
だが――、
「果て無き世事は、暫し忘れよう」
誰しも休息は必要である。
「今宵は楽しもうではないか」
ロスチスラフは、目の前にいる昼行燈のような男に、夜の愉しみを教えてやるつもりであった。
◇
オソロセアの邦都には多数の歓楽街がある。
所得に見合った街を選べば誰もがそれなりに遊べる為、トスカナやケルンテン等の小領邦から訪れる者が多く観光資源となっていた。
「まあ、安全な街だ」
お忍びで来てはいるが、さすがに多数の護衛官を忍ばせている。
「ここへは良く来るんですか?」
歓楽街と言えどハイエリアに位置しており落ち着いた街並みである。
「偶に忍ぶ。思い出したい時と――、忘れたい時に来る」
「そういうものですか」
問いを重ねるのも躊躇われたので、トールは相槌を打つに止めた。
――ボクなんかより、色々と経験しているからな……。
――会社の上司が飲みに行きたがるのって、そういう事なのかな。
トールは酒をさほど嗜まないし、そもそも酒宴に興味が無かった。
かといって、漁色にも走っていない。
どういう事だ、とロスチスラフは考えている。
トールの周囲には、彼好みであるはずの美女が揃っていた。
だが、ドミトリの報告を信ずるならば、全く手を出していない。
――このままでは潰れるのではないか?
余計なお世話とも言える懸念をロスチスラフは勝手に抱いていた。
領主という孤独な立場は、領邦と領民の為を想えば溺れても狂ってもならない。
故に、あらゆる欲望と程よく付き合う必要がある。
――性欲で無いとしたら、まずは手始めに……。
ロスチスラフの目論見は、トールの秘したる欲を探る事にあった。
「ここだ。トール殿」
周囲とは趣を異にした白亜の大邸宅があった。
瀟洒な外観からは、何を目的とした建物か判然としない。
「はあ、ここですか。いや、ええと――ここは何ですか?」
「早い話しがだな――」
この辺りの感覚が、ロスチスラフという男の生い立ちなのだろう。
「――博打を楽しもうではないか」
よく言えば庶民的であり、悪く言えば、やはり成り上がり者なのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる