本気の宇宙戦記を書きたいが巨乳も好きなのだ 〜The saga of ΛΛ〜 巨乳戦記

砂嶋真三

文字の大きさ
188 / 230
起転承[乱]結Λ

47話 帰還。

しおりを挟む
 老将パトリック・ハイデマンが帝国の行く末に暗雲を感じ始めたのは今より十年以上遡った日からとなる。

 帝国歴2790年――。

 臣下臣民に愛された偉大な女帝イドゥンは病に倒れ、宰相を通じ退位を表明した。

 以来、太上宮に移った先帝は、先頃の快気祝いに至るまで人前に出る事は無くなっていたのである。

 代わって女帝の座を継いだのは、癇気かんき癖の噂される年端もいかないウォルデンの少女だった。

 奇しくも同年、ベルニク領邦においても悲劇が起こる。

 領主エルヴィン・ベルニクの逝去、邦笏ほうしゃくを継いだ息子トールの放蕩、そして奸臣オリヴァー・ボルツの台頭――。

 状況が良くなる見込みなど無い様に思えていた。

 ――よもや――このような日を迎えるとはな。

 最敬礼で並び立つ将校達へ軽く目礼した後、数名の近習を従え乗艦タラップを登る女帝の背を見詰め、パトリックは感慨めいたものを感じていた。

 火星方面管区艦隊の旗艦マウォルスⅣ世は、親征艦隊のあるじを自身の土手腹に招じたのである。

 全ては、女帝ウルドによる、この言葉で始まった。

「余を使え」

 オソロセア外征軍司令エカテリーナとの会談後、合従がっしょうの困難さに思いを巡らせていたパトリックは、名誉近習レイラに呼ばれ女帝の許へ再び参じる次第となった。

 跪いた彼のこうべに、ウルドは先の言葉を告げたのである。

「――」

 咄嗟には女帝の意図を汲み取れず、パトリックは黙したまま思案気な表情を浮かべた。

「あの――パトリック様」

 そこへ、名誉近習レイラが、女帝の許しを得た上で声を掛ける。

「姉妹の中では私だけなのですけれど――、父ロスチスラフの語る戦話と謀議が大層好きな子供で御座いました」

 ロスチスラフの国盗りについても、彼は娘に対し明け透けに実情を聞かせている。

 彼がくびを取った愚物と同じ轍を踏む事が無いように、という教訓だったのかもしれない。

「文武を問わず、高官方々の人物評に及んだ事も――」

 と、言葉の末を濁して、レイラはやわに笑んだ。

 ――なるほど――エカテリーナ殿の評を陛下に耳打ちされたのだな。
 ――女傑ではあろうが、合従がっしょうするには確かに難のある人物と思える。

「パトリック」

 老将の腑に落ちた様子を見て取り、再び女帝は口を開いた。

「虫も好かぬ老婆でありながら童子の仮面を被り衆目を謀る許し難き女豹が――」

 ここまでを、息もつかず一気にまくし立てた。

 余程、腹に据えかねている相手なのだろう、とパトリックは推察する。

「宮攻めなどと愚挙に及ぶ隙を生んだのも、合従がっしょうの難儀さであろ」

 邦の異なる将兵が和するには、諸侯達の弄んで来た権力争いの歴史が長すぎた。

「はい。真――真に仰せの通りに御座います」

 それは、彼自身が予てより抱いていた思いである。

 封建制の性とはいえ、諸侯達の下らぬ権力争いこそが、帝国の制度疲労を起こしていた真因なのだ。

 同じ懸念を女帝が共有していると解した老将は、気の晴れる思いから笑みそうになるのを鋼の意思で抑えた。
 彼は己の感情を軽々に表に出す事を好まない。

 かくして、パトリックは類例なき女帝の提案を実現すべく動く意を固めた。

 ――親征である。

 くだんの女帝宣下により、ベルニク、オソロセア連合による三万隻の連合艦隊は、ノルドマン領に巣食う賊的を掃う親征軍となった。

 さすがのエカテリーナ・ロマノフも、女帝が座する旗艦より発せられる下知に、あれやこれやといらぬ口を挟みはしないだろう。

 つまり、パトリック・ハイデマンは女帝の威を借りて親征軍を差配すれば良いのである。

 ――稀に見る豪気な御方だ。
 ――癇気かんき癖などと、世迷言であったな。

 と、大いに好感と畏敬の念を新たにした老将だったのだが、女帝ウルドより発せられた最後の問いには些かの疑問を残している。

「ところで、パトリック」

 謁見の間を去ろうとした彼の背をウルドが呼び止めた。

「卿の主人、うむ――その――いや、ほれ――アレの事じゃ」
「トール様――で御座いますか」

 名を忘れるはずもなかろうが、と幾分か不審の念を抱きつつパトリックは応えた。

「それよそれ。して、つかぬことを尋ねるのだがな」

 女帝ウルドは、なぜか居住まいを正して告げた。

「アレの好む――」

 ◇

「ニコライ様」

 埋伏の毒として七つ目が蒔いた種は、奇禍に在って存分に芽吹いたと言えるだろう。

 マクギガンを離反させ、親殺しの大罪で息子を狂わせた。

 結果として、依るべきあるじを喪った領邦は瞬く間に腐り、強勢なアラゴン選帝侯の犬と成り果てたのである。

 だが――、

「暫し待て」

 使用人の女に声を掛けられたニコライだったが、旅支度の手を休める事は無かった。
 彼は急ぎマクギガンを離れる必要があるのだ。

 ――名家の馬鹿息子は始末に負えん。

 現状の顛末に抱くニコライの感想である。

 逆らえぬよう弱体化させた庇護すべ子熊を捨て置き、今を煌めく牡鹿を狩る名誉を欲した浅はかさに呆れていたのだ。

 ――だが、七つ目殿が止められなかった点は気になるな……。

 逃げるベルニクなど追わず、クルノフに艦隊を留めておきさえすれば全ては上手く運んだはずなのである。

 多数の天秤衆を喪ったとはいえ、マクギガンは危地に陥らず、尚且つクルノフも手に入っただろう。

 ――あるいは、ベルニクに対する復讐に逸る天秤衆の横槍という可能性もある。
 ――レオ殿が倒れたイリアムは、あの気狂い共を御し切れていないのでは……。

「ニコライ様――お急ぎ頂きませんと――」

 自らの想念に沈む様子を見せる男に、使用人の女が再び声を掛けた。

「ああ、うむ」
「お迎えが屋敷の外に参っております」
「そうか」 
 
 錦の御旗を持つ三万隻の親征軍に、マクギガンの領邦軍が抗し得るはずがない。

 アラゴンの援軍が期待できない以上、ニコライの取るべき選択肢は一つである。

「では、私は行く」
「お気をつけて」
「何を言う」

 ニコライは珍しく笑みを浮かべながら言った。

「気を付けるべきは、お前の方だろう」

 手に持っていた荷物を床に降ろし、ニコライは両手で女の肩を掴んだ。

 彼女が持つ漆黒の瞳を覗き込み、不安と快楽の狭間を揺さぶる響きを帯びた声音で囁いた。

「マクギガンが陥ちたとて、屋敷の使用人はそのままとされるだろう」
「――はい」
「必ずや、ノルドマンの信を得よ」

 己に代わる毒を置いてゆくのだ。

「そして刻を見て――お前の毒牙で喰らい付け」

 ◇

 オビタルの都合で様々な惑星に移住させられた地表人類の多くは、さほど豊かとは言えない生活を送っている。

 地球という矮小な空間における覇者の末裔は、宇宙時代に適合した種に仕える存在へ堕していたのだ。

 だが、インフィニティ・モルディブの地表人類は幸運な部類と言えた。リゾート開発がホモ・サピエンスを潤わせていたからである。

 ビーチサイドに建つアパートメントで暮らすモリスという男も、インフィニティ・モルディブの恩恵を受けている者のひとりだった。

 だが、この日のモリスは、最悪の気分で目を覚ました。

 夢うつつの微睡まどろみから、大きな音で鳴り響く警報音に起こされたのである。

「──昨日は飲み過ぎたな。何も覚えちゃいねぇ」

 海風を感じれば二日酔いも治まるかと考え、モリスは寝室の窓を開け放つ。

 空、海、ビーチ、そしてヨットハーバー。

 彼の愛する眺望が眼下に拡がっていた。

「ん――」

 だが、すぐにモリスは常と様子が異なる事に気付く。

「――誰も――いない?」

 砂浜に人影は無く、帆を掲げセーリングを愉しむヨットの姿も見えない。

「どういう事だ」

 地表人類はニューロデバイスに適合しないが、照射モニタを扱うデバイスは身に着けている。
 
 モリスが腕を軽く振ると、地元メディアの報道が映し出された。

「ま、まじかよ――」

 昨夜未明にインフィニティ・モルディブの地表管轄院は、彼の暮らす地域住民への避難命令と一般人の立ち入り禁止命令を布告していたのである。
 
 その他、百カ所以上の広い地域で、避難命令あるいは勧告が出されていた。

 理由は――、

「な、何だ、こりゃ!?」

 モリスは微振動する地面と、遠くから響いて来る地鳴りのような音に顔色を失った。

 見た事も無い速度で潮が引いている。

 その現象が津波の来る前兆という知識はモリスにも有った。

 即座に行動すべき時なのだが、彼はもう一つの異常現象に目を奪われてしまう。

「島が――」

 微量ながら有毒ガスの確認されており、地元では誰も近付こうとしない島である。

 今、その島が、ゆっくりと動いているのだ――。

「に、逃げねぇとっ!!」

 そう叫んで窓に背を向けたモリスの判断は正しかったのだが、惜しむらくは次なる絶景を見逃した点だろう。

 巨大な地下格納庫の天盤部だった島が二つに割れ、渦を巻く海水を白鯨の如く腹に飲み込んでいった。

 押し寄せる濁流を跳ね除け、地中に隠されて来た少女艦隊が浮上を開始したのだ。

 海水を滴らせながら姿を現した千隻の艦艇は、メタリックシルバーの外殻部が陽光に照らされ鈍い輝きを放っている。

 島の直上千二百フィートまで音も無く上昇した後、咆哮のような炸裂音を轟かせると瞬く間に青空の小さな黒点となった。

 かくして少女達は、母なる宇宙へ帰還したのである。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

​『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』

月神世一
SF
​【あらすじ】 ​「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」 ​ 坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。  かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。  背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。 ​ 目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。  鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。 ​ しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。  部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。 ​ (……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?) ​ 現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。  すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。  精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。 ​ これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

忘却の艦隊

KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

大東亜戦争を有利に

ゆみすけ
歴史・時代
 日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を

日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-

ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。 1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。 わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。 だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。 これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。 希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。 ※アルファポリス限定投稿

四代目 豊臣秀勝

克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。 読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。 史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。 秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。 小牧長久手で秀吉は勝てるのか? 朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか? 朝鮮征伐は行われるのか? 秀頼は生まれるのか。 秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?

処理中です...